松匠創美では、住み継ぐ家を建てるために素材の一つ一つを大切に選んでいます。
その家に住む人が心地よく、使い込むと愛着がわき、地球にも負担を掛けない、
そんな良質な素材を、選びます。

素材選び

永く愛せる良質な素材

私たちは時と共に劣化するだけの素材をではなく、少しの手間で永く愛せる素材を使いたいと考えています。

たとえば無垢のスギを床に張る。スギ材は木材の中では柔らかい樹種ですので、子供がおもちゃで叩いたり、大型犬が走り回ったりすると、凹んだり、削れたり、傷だらけになります。ただ、それが気になるのは最初だけ、すぐに馴染んで気にならなくなります。深く刻まれたシワやシミがあっても、くしゃくしゃの笑顔の素敵なおばあちゃんみたいに、時を重ねて味わいが増す素材です。

無垢の木には、私たちを守ってくれる優しさがあります。手や足が触れたときのぬくもりや、あたりのやわらかさは云うまでもなく、吸湿性は過乾燥やジメジメ感を和らげ、断熱性は暑さ寒さを緩和し、弾力性で骨組みとして粘って耐え、耐火性は燃えても炭化しそれ以上燃え進まないなどの性能を持ち、それでいて加工もしやすく、リサイクルや廃棄するときに環境負荷が低いなど素晴らしい能力を備えています。

左官材料も同様に、温かみ、調湿性、耐火性などの性能があり、木材にはない自由な表情を表現することが可能な素材です。極力添加剤を含まず、石灰や土、砂、自然繊維などと組み合わせた自然素材だけのものを選んでいます。

クロスは貼替が必要で短命なイメージですが、壁紙にも天然の繊維や紙で出来ていて、将来塗装を塗り重ねられるものがあります。これらは永く使える壁紙の一つです。

セルローズの断熱材は天然木質繊維である新聞古紙と麻を吹き付けるもので、防音・調湿・省エネ性能に優れていますし、木との相性がとても良い素材です。

塗料は、なるべく使わないですが、添加剤の少ないオイルなどを使用しています。お肌もすっぴんとは言っても基礎化粧品やハンドクリームは使っている方も多いと思います。そんな感覚で、お手入れしていただける素材を選んでいます。