こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   片付け好きの頭の中 「本棚」

【2】 家づくり雑記帖 「三菱一号館の復元-施工編」

【2】   家づくりのいろは 「屋根―板金屋根(金属屋根)―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「本棚」

こんにちは、片付け好きの久保です。関東辺りでは、今週後半から梅雨の走りの予報ですが、6月8日(日)には、鎌倉でブックカーニバルinカマクラ2014が行われます。古本市やおはなし会、大人の朗読会に本の作り手さんによる本談会など由比ガ浜通りがブックストリートとなるそうです。お天気は心配ですが、本好きの方は、足を運ばれてはいかがでしょうか。

さて今回は、ブックカーニバルに絡めて本の収納についてです。家づくりの際に行うクライアントさんへのインタビューでは、コレクションなどお手持ちのモノの中でたくさんお持ちのモノはないか必ず伺うようにしています。するとその際に上がることが多いのがこの『本』です。

本の収納にもいろいろありまして、蔵書をいつも眺めていられるように壁一面の本棚だったり、とにかくたくさん収蔵できるようにと閉架式書庫をご希望されたり、お子さんの絵本などは期間が限定的ですが、お子さんが自分で出し入れがしやすい場所に本棚を設けたいですし、様々です。

本棚には、その人の思考を少しだけ覗くような楽しさがあります。
以前は私もたくさんの本を所有しており、遊びに来て下さる方が本棚を眺めているのが楽しいと言ってくれた時にうれしい気持ちになったこともあります。

本の収納を考える時には、自分の思考が現れることを意識するのも良いと思います。
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【2】 家づくり雑記帖 「三菱一号館の復元-施工編」

こんにちは、設計の田中です。
今日は、復元された三菱一号館の話の2回目です。前回で書いた復元計画では、新築で明治期の建築を復元する事の設計の苦労を書きましたが、施工についても沢山の困難があったようです。今回はそんな施工のお話です。

三菱一号館の復元では、明治期の赤煉瓦建築の姿をできるだけ忠実に復元することを目指していましたので、構造や工法、材料を当時の設計図や実測図、資料写真、保存されていた仕上部材や装飾部材を元に再現していかなければなりませんでした。ですが、100年以上昔の建築材料と同じ産地、同じ形状の材を三菱一号館で必要な量だけ調達する事は現実的に難しい事でした。

建物の構造でもあり仕上材料でもある赤煉瓦は、先ず保存されていた煉瓦を元に当時の職人が1個1個していた製造方法、焼成する窯の種類などの解明を行いました。ところが、現在では国内に同じ種類の窯は稼働されていなく、国内の主流の窯では、炉内温度が高すぎる等の理由で当時の煉瓦にある木製型枠の木目が浮き出た素材感が表現できなかったようです。そこで、製造工場の選定を海外にも広げ、再現できそうな中国の工場で煉瓦を造る事を決めたそうです。10万枚必要な屋根の天然スレート材も同じく国内で調達する事が出来ませんでした。当時の雄勝産材の品質に近い素材を世界中から探し、スペイン鉱山の天然スレートを当時のサイズに加工して輸入する事にしたそうです。窓廻りや外装、内部階段や床に使う石材の調達は国内で出来ましたが、加工は中国の専用工場の職人によって行われる事になりました。しかし、これら海外調達や加工工程では、材料の寸法精度、品質精度を理解してもらうのにも大変な苦労があったようです。
一方、国内で再現する事が出来たものもあります。窓ガラスは、現在のガラスには無い歪みのある味わい深いものにする為に、取り壊された先代の新丸ビルのガラスを転用する事で再現し、木造の小屋組みは宮大工によって当時と同じ寸法、長さ、接合部の加工など目には見えない部分も再現され、木製装飾や彫刻は、当時の現物からレプリカを造り、それを元に細部に至るまで意匠を再現しました。

明治に建った日本で最初のオフィスビルの三菱一号館の建築は大きなチャレンジだったと思いますが、今回の再建も大きなチャレンジだったと思います。実は、煉瓦を積み上げる施工技術もまた既に途絶えてしまっているものの一つでしたが、試作、研究や施工訓練の結果再現されました。今思うと、三菱一号館は沢山の苦労が味わいとして、とても現れていたんだなと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方http://bit.ly/1jGaFJU

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【3】 家づくりのいろは 「屋根―板金屋根(金属屋根)―」

こんにちは、千葉です。
先日、葉山の三ケ岡という山に散歩がてら登ってきました。靄がかかり真っ白で海は全く見えないくらいでしたが、とても幻想的でした。早朝の散歩はとても気持ちが良く、気分もリフレッシュできました。皆様もいかがですか?

今日の「家づくりのいろは」は、前回の樋からのつながりで、住宅の屋根について勉強してみたいと思います。屋根と言っても、色々な素材があり、皆さんもご存じの瓦屋根、よく目に入ってくる化粧スレート屋根、そして板金屋根(金属屋根)の大きく分類すると、この3つになるようです。板金屋根と聞くと、昔ながらのトタン屋根を思い浮かべる方も多いと思いますが、サビのよく出てしまう亜鉛メッキ鋼板から出来ていたトタン屋根ではなく、ステンレス、銅板、そして最近主流になってきた、ガルバリウム鋼板という優れた素材の鋼板が出来て、トタン屋根はほとんど使われなくなったようです。
では、ガルバリウム鋼板とはどんなものかというと、鋼板を基材としてアルミニウムと亜鉛で覆ったメッキ鋼板のことを言います。

板金屋根の特徴としては、軽量であるため地震対策に適している。加工しやすく施工性が良いことから複雑な屋根形状も出来て、葺き方のバリエーションが多いことが挙げられます。中でもガルバリウム鋼板は高い耐久性、防食性から多用されるようになったようです。
葺き方のバリエーションとしてどんなものがあるのかというと、「瓦棒葺きの芯木あり」、「瓦棒葺きの芯木なし」、「立ハゼ葺き」、「平葺き(一文字葺き)」などがあります。中でも、瓦棒葺きの芯木なしの葺き方は水の浸入が少なく、雨仕舞に優れているそうです。

松匠創美では、ガルバリウム鋼板で施工させて頂いている家が多く、コスト面、耐久性、メンテナンス、重量などの点において、安心してお薦め出来る素材と考えております。
先日、竣工したばかりの、「大きな屋根の家」もガルバリウム鋼板、瓦棒葺き芯木なしの屋根です。写真を観て頂くとわかると思いますが、目にしたことがある屋根ではないでしょうか?車窓から、眺めてみると面白いかもしれません。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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