こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】 こんな感じに過ごしています

「ニット作家 渡部まみさん(Short Finger)」

【2】 家づくり雑記帖 「プレカット」

【3】 家づくりのいろは 「木-ツガ-」

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【1】 こんな感じに過ごしています

「ニット作家 渡部まさん(Short Finger)」

こんにちは 野上です。

先週の土曜日は温暖な気候が自慢の葉山でも 雪が降りました。降りました・・と言うより“吹雪いた”が正しく 朝方から猛烈な横風が北から吹き荒み 昼ごろには30cmも積もるほどでした。数十年に一度あるかないかの荒れ模様でしたが 冬季オリンピックの開会式や競技を窓の外の雪景色と共に まるで現地にいる様な臨場感たっぷりな状況で鑑賞する事ができました。

そんな寒い今年の冬 葉山周辺で(私の友人達だけかもしれませんが) ニットの手編みブームが起こっています。帽子や手袋に 犬用のセーターまでとバリエーションは様々で 勿論私も・・・と言いたいのですが マフラーでさえ編めない性質な私は 葉山在住のニットデザイナーであり作家の 渡部まみさんにお願いして 帽子とレッグウォーマーをこの冬編んで頂きました。

ニット

まみさんはお店を構えていませんが 葉山の美容室「Jauna」さんや 鎌倉のデリカテッセン「LONG TRACK FOODS」さんなどで一部商品を取り扱っていたり 「Shrot Fingar」というブランド名でオンラインショップも開いています。 その仕上がりのクオリティーは 良い意味でとても手編みとは思えないほど高く 注文をしてから数日で編みあげてしまうと言う早業にも驚かされてしまいます。 「葉山=のんびり」と言う定説を覆す仕事ぶりは 異質な存在かもしれません・・・なんて少々大袈裟ですが 学生の頃編み物の宿題を母親に押し付けるほど不器用な私にとって まみさんは尊敬する友人でもあります。

さて話は少し戻りますが 冬季オリンピックのスノーボード“スロープスタイル”の競技中 フィンランドの男性コーチが 選手が今まさに飛び出そうとしているスタート地点の脇で 白いマフラーを編む姿を目撃しとても驚きました。やはり編み物ブームは葉山だけの事ではないのかも?しれませんね。

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【2】家づくり雑記帖 「 プレカット 」

こんにちは、設計の田中です。
先日、木造住宅検定3級講習会とその検定を受けてきました。
木造住宅検定には、意匠設計者向けの設計検定と構造設計やプレカット架構設計者が対象の架構検定の二種類があります。
僕は通常業務の中で設計検定の内容は大まか理解していた為、架構検定を受けたのですが、その会場で世界一と言われる日本のプレカット業界の凄さを垣間見たので、今日は「プレカット」についてご紹介したいと思います。

元々日本の木造住宅の建て方は、大工が自分の作業小屋等で予め柱の長さ、梁の大きさ、「ほぞ」「仕口」という接合部分の加工を済ませておき、その加工して下準備した柱、梁材を現場で一気に屋根まで組み立ててしまう工法で建てていました。
現在ではこの下準備の作業をパソコンと加工機を擁した工場で行っていて一般にプレカットと呼ばれています。

プレカットはいつ頃から日本で始まったものなのか調べては見たものの、はっきりした資料は見つかりませんでした。一説によるとドイツからの輸入技術であるらしい事。1979年創業のドイツのフンデラー社がプレカット機を世界に広めたと言う事。林野庁の資料では年代不明ですが愛知県の業者が林野庁に相談を持ちかけた事が切っ掛けだった。という事がわかったくらいでした。

木造住宅在来工法においてのプレカットのシェア率は、昭和60年頃で3パーセント程度でしたが、30年が経ち現在では80パーセントを超えているそうです。その背景には、働き盛りの大工の就労率の低下と同時に60歳以上の大工の割合数の増加、住宅のローコスト化が挙げられるようです。
不景気とは言え毎年40万戸前後の木造住宅が在来工法で建てられていたのでシェア率が上がっていくプレカット業界は成長業界でした。年々プレカット工場自体は増え続け競争も激しくなる為、機械やプレカットソフトの性能以外にも、現場でゴミが出ない、特殊加工対応、構造計画、構造計算まで引き受け、どんどんサービスが向上していきました。
また、日本の、特に関東の住宅の建て憎さは特別なものが有ります。試行錯誤の末に完成した複雑な住宅の設計図面の80パーセントが工事の為にプレカット工場に送られて来ても対応しなくてはならない為に技術も向上していきました。

実は、梁の架け方を決める架構設計では、良いものも、そうでないものも含め、10人いたら10通りの架構設計が同じ平面図から出来ると言われています。
冒頭に書いた木造住宅検定では、意匠設計者よりもプレカット架構設計者の方が多く参加しており、検定でもサラサラと問題を解いていました。

彼らの技術のお陰で沢山の方が助かっています。その半面で大工や設計者の技術が衰えない様にしていかないとと改めて感じてしまいました。

設計:久保歩美・田中伸二 松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのいろは 「木 -ツガ-」

こんにちは、千葉です。

皆様、大雪でケガなどされなかったでしょうか?我が家の5人の子どもたちは、雪遊びを満喫し、私は洗濯物に追われました。

今日の「家づくりのいろは」は、「栂(ツガ)」について勉強してみたいと思います。 「ツガ」は近年では国産のものは少なく、一般に流通されているツガは、ほとんど「米ツガ(ベイツガ)」と言って輸入されたもののようです。北米西岸に生育するベイツガは樹高70メートルに達する大木で、建材として使われているそうです。 「ツガ」の特徴としては、針葉樹の中では堅く、節が少なく、木目は概ね直通で明瞭のようです。乾燥が容易で、昔からネズミの被害に遭わない材と言われていたそうです。 語源が色々あり、「木が曲る」という意味の「とが」から「つが」に変化したというもの、「つがう木(組み合わせる木)」の意味からというもの、また、長短の葉が次々につくことから「継ぐ」の意味からきたという説など様々な由来があるようです。 「松匠創美の家づくり」の「良質な素材」にも紹介してありますので、合わせてご覧下さい。

このような特徴の「ツガ」を、松匠創美では、窓枠や巾木などライン状に見える部分に使用しています。それは、ツガのように木目が細かく、節が目立たない材の方が、見た目もとてもきれいですし、空間に馴染み、すっきりとまとまります。また、スギを柱や梁に使う松匠創美の家には、ツガのピンク系の色が良く合うようです。始めはピンク系の白っぽい色が、経年変化とともに、飴色になっていくのも素敵です。

窓枠ツガ写真 ちば

この「栂」ですが、秋篠宮文仁親王のお印といって、日本の皇族が身の回りの品などに用いる徽章(きしょう)・シンボルマークになっているそうです。

本日も最後までお読み下さりありがとうございました。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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