こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】  こんな感じに過ごしています  「 横須賀の街 」

【2】   家づくり雑記帖 「水のトラブル対応  」

【3】 家づくりのことば   「 片開き戸 」

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【1】  こんな感じに過ごしています  「 横須賀の街 」

こんにちは 野上です。

前回 義理の祖母の100歳のお誕生日をお祝いした日曜日。葉山町から車で20分ほどの所にある横須賀の米海軍横須賀基地では 日米親善よこすかスプリングフェスタという 基地の一部を一般公開するイベントが行われていました。(アメリカンテイストたっぷりのステージイベントなど各種プログラムが催されるほか、アメリカン屋台の出店などがあります。)

この事は前日「旦那さんってアメリカ好きって言っていたよね?」と 基地の中でしか購入する事の出来ない(日本でまだ出店していないアメリカのピザ店の)ピザを「食べたい 食べたい。」とつぶやいている主人を久保が覚えていて 立ち入りを禁止されている基地に 年に2回だけ入る事が許されるチャンスの1日(開放日)を教えてくれたのです。

その事を主人に告げると 婆ちゃんのお祝いの後に行ってみようと言う事になりました。 車を走らせ横須賀中央の駅前通りに差しかかると 基地の方向から駅へ向かう人の波が押し寄せていました。中には憧れのピザの箱を抱える人もいて 主人の気持ちが高なる隣りで私は なんとなく嫌な予感がしていました。時間は夕方4時に近く これだけの人達が駅に向かっていると言う事は 明らかに門は閉まっているように思われたのです。

そして 予感は的中してしまいました。門の横の看板には 開催時間9時~16時(入場15時)と書いてあり 入る事はできない状態になっていました。私は「また今度~」と軽く諦めがつきましたが 主人はもう少しの差だったと ピザの箱を3個も抱えた人を見つけて かなり落ち込んでしまいました。 このまま手ぶらで葉山に帰るのもちょっと可哀想にも思えてきたので 基地より三浦方面に進んだ横須賀市平成町という港町に いくつか大きめの商業施設があるのでそこへ行こうと誘ってみると 仕方がない・・と渋々車を移動させました。しばらく行くと 見た事のない建物が目に入ってきました。

建物の周りには 沢山のノボリが立っていて「マグロ」とか「新鮮やさい」などの文字がいくつか書いてありました。そして建物の中へと沢山の人が移動していて 私達もそこへついて行く事にしました。

専用の駐車場に車を停めると 建物正面に「YOKOSUKA PORT MARKET 旬産旬消」という看板が掛けられていました。 そこは最近よく見かける地元で採れた野菜や肉・魚などを扱った総合販売所のようです。 中に入ると 横須賀港の近くと言う事なのか 三浦周辺の魚屋さんが出店しているブースが多く設けられて他には 横須賀のお土産(海軍カレーなど)を扱うお店や人気のパン屋さん 新鮮な野菜のブースなどもありました。 お店も品物も沢山あって目移りしてしまいましたが 私が一番心魅かれたのは 牧場で採れる牛乳で作るソフトクリームが人気の関口牧場さんが出店した「ジェラートファクトリー」です。 長坂と言う所にある牧場では ソフトクリームだけですが(と言っても種類はとても豊富で 月ごとに違う味が楽しめます)ここではミルクソフトクリームと色とりどりの12種類のジェラートが用意されていました。

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少し気温も高くなってきた頃で 私同様に沢山の人がその色合いに心魅かれて 長い列を作っていました。 ジェラートには トマトにキャベツなんていう変わりダネもありましたが 私は無難にブラッドオレンジジュースとベルギーチョコの2種類を選びました。お味の方は あっさりとした甘みで 美味しく頂きました。 ピザは食べられませんでしたが 思いがけない所で美味しいジェラートを頂く事が出来て なんとか主人の気分も回復する事ができました。

今度は 野菜を使ったジェラートにチャレンジしてみようと思います。 そして 2回目の開放日 夏に行われる「横須賀フレンドシップディ」は遅刻しないで行ってみようと思います。

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【2】 家づくり雑記帖 「 水のトラブル 」

こんにちは設計の田中です。

今年は、ずっとコーチをしていた少年サッカーの子供達が小学校を卒業し、また、次の子供達との出会いもあったりして、4月を例年以上に新しい気持ちで迎えて過ごさせてもらっています。 さて、今日は前々回のメルマガで書いた、引き渡しの際にクライアントに説明させて頂いている事シリーズの第二弾で、「水のトラブル対応」についてご案内したいと思います。

最近では水道の蛇口から噴水のように吹き出す水漏れは、殆ど耳にすることもありませんが、長く生活していますと、バルブの根元から水が漏れたり、壁やカウンターの取り付け部から水が染み出して来たり、蛇口の先からポタポタと水がタレてきたりする場合があります。 毎日動かす水道の蛇口ですので、いつしか内部のゴムパッキンが劣化してしまいます。水漏れの殆どの原因がこれに当たります。

もし、水漏れが起きて水道屋さんが来るまでの間や、蛇口やゴムパッキンを自分で交換したい場合は、止水栓と呼んでいるバルブで一時的に水を止める事が出来ます。 キッチンキャビネットや洗面台の下の扉を開けて中を見て頂くと、給水管に取り付けられた止水栓が水用に一個、お湯が出る場合はお湯用にも一個あり、見た目でも水用かお湯用か解るようになっています。その止水栓を閉めると蛇口の水やお湯を止める事が出来ます。 トイレの便器で水が止まらなくなった場合でも同じ様に止水栓で一時的に水を止める事が出来ます。 トイレの止水栓の場合はマイナスドライバーで回すタイプの止水栓で、便器の後部の壁や床から出ている細い給水管に取り付けてあります。 また、お風呂や洗濯器用の蛇口の様に壁から出ている場合は、普段回すバルブとは別にマイナスドライバーで止水出来る機能が付いている場合があります。

もし、止水栓が古くなって動かないような場合や、止水栓自体が見当たらない場合は、建物の外にある水量メーターBOXの中にある元栓で止める事も出来ます。

閉めた止水栓を元の状態に戻す場合は、まず止めていた蛇口のバルブを全開にし、止水栓を少しずつ開けて水量を調整していきます。 お好みの水量になったら復旧終了です。 水道メーターBOXの中の元栓で止水した場合は、元栓バルブを全開まで回して下さい。

ポイントは、キッチンキャビネットや洗面台の下にある止水栓は、一時的に水を止める役割と、その蛇口の水量を調整する役割があるという事です。 ご自分の家の何処に止水栓が付いているかを確認するついでに、水の勢いが強すぎると日ごろ思っている方や節水したい方は、お好みの水量に調整してみるのは如何でしょうか。

設計:久保歩美・田中伸二 松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのことば

私(野上)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今の言葉は何だろう?」と思う建築用語がたくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ 片開き戸

ここ数回に渡り様々な引き戸を紹介してきました。 その中で建具の動き方(開く方向)の比較対象として前後に開閉する建具を「ドア又は扉」と言って 横にスライドして動く建具だけを「戸」だと、私は思って書いていたのですが・・なんと、ドアは日本語表記では戸だと言う事を、この「片開き戸」と言うことばを見つけて、知ってしまいました。よくよく考えれば「DOOR」・・日本語ではないのに、また勝手に種類分けをしていたのです。

さて、片開き戸とは玄関や部屋の開口部の一方に回転軸を設けて、一枚の戸で前後に開閉する建具のことです。つまり、日常的によく利用するドアのことを片開き戸と言います。

ドアは前後に開閉する動作スペースを確保しなくてはいけないので、狭い所には引き戸が有効的だと書きましたが、片開き戸は開口部分に戸が納まるので、その分壁面は有効利用する事ができます。 ですから、間取りやどんな生活をするかなどを考え、それぞれの特徴に合った建具を選ぶことがベストだと言う事がわかりました。特徴を知るまでは、なんとなく「好み」でとか、部屋の~様式で選んでるんじゃないかと思っていたのです。

そして、狭いスペースでも戸を工夫する事によって、使いやすい開き戸があると久保に教えてもらいましたので、次回紹介したいと思います。

○ 片開き戸 = 開口部が1枚の戸で構成される場合の、戸の一端を鉛直回転軸とし、内側または外側のいずれか一方に開閉するような建具の開閉方式。

開閉方式が片開きである戸。(建築学用語辞典 岩波書店)

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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