先週末の金曜日と土曜日は、

コンクリートの打設に立ち会うために現場へ行って来ました。

お天気にも恵まれ、紫外線が最も強いと言われるこの時期に

早速、こんがりと日焼けしてしまいましたが、

作業は順調に進み、無事、終えることが出来ました。

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通常、鉄筋コンクリートは鉄筋が酸化(空気に触れること)によって

腐食することを防ぐために、鉄筋をコンクリートで覆う厚さが

基礎の部位ごとに決められています。

ベースの鉄筋の場合には、かぶり厚さ(隙間)を確保するために

上の写真にありますような

コンクリートの立方体(ピンコロ石)を挟んでおいて

コンクリートを打設したとき、地面と鉄筋の間にしっかりと

生コンがまわる様にします。

この時使用するピンコロ石が今回はいつもと違っていて、

それは、2台目の生コン車が到着するまでの打継の間に

こんな風に造られていました。

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大きな氷を作る型のような容器に

生コンをコテでしっかりと詰めて固めます。

翌日、また打継の間の時間を利用して、

型から取り外しますと、こんな感じで出来上がりです。

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これで、だいたい、一棟分くらいで、次の現場で使用するそうです。

出来上がったピンコロ石のサイズは、

5センチ、6センチ、7センチの隙間に対応できるそうです。

今回は、6センチのかぶり厚さを確保してもらいました。