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先週の土曜日に「浦賀ドック」へ行ってきました。

以前見学に行ったスタッフの田中から話を聞いていて

一度行ってみたいと思っていたことが、実現しました。

2010_0515AA

「ドックって何するところかご存知ですか~?」

う~ん、このスペースに船が納まることはイメージできるのですが、

何をするところかと聞かれますと・・・・・

「答えは、メンテナンスをするところです。

よくここで造っていると思っている人が多いんですが違います。」

なるほど~。この辺の境界線は意識していませんでした。

「人間ドックのドックもここから来ているんです。」

なるほど~。イメージしやすい説明です。

2010_0515AV

ドックの深さはおよそ10m。

階段状の部分に立って、船底に付着した海藻や貝類などを

剥したり、塗装を補修したりするそうです。

2010_0515AX

このドックの造りはレンガ積みになっています。

レンガ積みのドックは珍しく、殆んど現存していないそうです。

その積み方は、フランス積み。

(本来はフランドル積みが正解。いつの間にか

イギリス積みに対してフランス積みになってしまったようです。)

フランス積みは古い時代のものが多く

今では貴重な積み方のようです。

そういえば、あまり見かけたことがないような気がします。

今日はこの辺りで、長くなってしまいましたので、

明日につづくにしたいと思います。