今年も、耐力壁ジャパンカップが開催されました。

10月の8、9日に予選、10日に決勝が行われました。

そこで、3連休最後の10日月曜日に決勝を観戦に、

静岡県富士宮市にある、日本建築専門学校まで行って来ました。

決勝のこの日は、予選を勝ち抜いた8体によるトーナメントです。

最初の対戦は、東京都市大学 大橋研究室の壁です。

「幸」と言う文字になっていることが特徴です。

2011_1010AA

対する壁は、会場になっていました日本建築専門学校の壁です。

授業で1/10模型をつくって対戦して、

最終的に勝ち抜いた壁2体を複合したそうです。

耐力壁でも、窓として使えることが特徴です。

2011_1010AB

初戦はどちらも金物を使っていない壁同士の対決です。

結果は、日本建築専門学校の壁の足元が破断して、

東京都市大学 大橋研究室の勝ちでした。

2011_1010AJ

破断したのは、下の写真の雇いホゾです。

2011_1010AK

柱と土台を緊結する場合、一般的には金物を使用するのですが、

このような木を使った接合方法もあります。

つづく・・・。