こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木で注文住宅を建てている工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
新型コロナウィルスの拡散が止まらない状況の中、オリンピックの開催まで本当に心配になってきました。今回のメルマガは、外国人観光客のニーズやオリンピックの影響もあって日本でも需要が増えている「民泊(住宅宿泊事業)について書いてみたいと思います。

「民泊」とは、一戸建ての住宅やマンションの全部、又は一部を利用して宿泊サービスをすることです。「民泊」という言葉は、法律上の言葉ではないのですが、政府も各省庁も「民泊」という言葉を使っています。

日本各地で、空き家問題や、宿泊施設の不足状況があることから、民泊サービスの活用が、その対策の一つと考えられています。法律も3年前に整理され、松匠創美の周りでも、民泊の話が聞かれるようになってきました。また、空き部屋を短期で貸したい人と、世界各国の宿泊希望者がインターネットを通じてつながる事で、ここ数年、世界各国で民泊サービスの人気が急速に高まっています。

一般の人が始められる民泊は、年間の提供日数に制限があります。提供日数は年間180日以内で、その範囲で営業する場合は、住宅宿泊事業法の届け出を行うことで始められます。
年間180日を超えてサービスを提供すると、「簡易宿泊所」または、国家戦略としての「特区民泊」に該当しまい、手続きも複雑になります。住宅宿泊事業法では、2か月ごとに定期報告を行うことで、提供日数が年間180日以内で営業しているかをチェックされることになっています。

実は、今から30年以上昔の、リゾートブームの頃に人気があった貸別荘も、今でいう民泊のひとつです。法整備がされていなかった当時は、国内利用者が多かった事、管理業者が運営していた事などによってトラブルも少なかったようですが、比較的簡単に始められる事から人気が高まり、衛生問題、地域住民とのトラブルや、無届の施設など、新たな問題も出てきました。
数年前に整備された住宅宿泊事業法では、衛生問題対策として換気、除湿、定期的な清掃等について。近隣住民とのトラブル対策として宿泊者への説明義務、苦情対応の義務が、定められています。また、実際に営業する場合は、寝具の交換や、ごみ捨てを民泊提供者がしなければなりません。そういったサービスを管理業務委託することも可能なため、その住宅に不在であっても(遠方に住んでいても)営業することが可能です。

観光地近くの民泊は特に需要が高まっているようで、昭和に建てられた和室のある空き家は、特に外国人や若者に人気があるそうです。
スクラップアンドビルドの回避にもなるし、日本の文化も伝えられて、松匠創美としてもお勧めしたいと思っています。

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