こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   片付け好きの頭の中 「実家の片付け」

【2】   家づくり雑記帖 「日本の林業と森林破壊-1」

【3】   家づくりのいろは「造作家具―洗面ミラーキャビネット5―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「実家の片付け」

こんにちは、片付け好きの久保です。今日は実家の片付けについてです。
今月初めに父が入院してしまいました。その結果、もう家で生活することは難しいと入院先の病院の先生よりお話がありました。既に母は施設で寝たきりの生活を始めて3年以上が経っており、ほんの少しの衣類以外、必要としない生活ですし、少しずつ実家の片付けを始めることにしました。
最初は、キッチンの片付けから、衛生的であるべき場所ですので、気持ちが割り切り易く、手が付けやすいと思います。実家は男所帯でしたので、調味料類を含めた期限切れの食品をまずは、どんどん処分します。食べられるモノだけを残し、飲み残しの薬やサプリメント、お茶なども同様に処分しました。

また、頂いて使っていない割りばしや保存容器、レジ袋なども必要以上に大切に保存していますので、厳選し残りは思い切って処分します。短い時間でしたが、これだけでも随分とスッキリとしました。

両親共に家での生活は難しくなったとはいえ、まだまだ長生きしてくれそうですので、それぞれの思いのあるものを処分することは忍ばれます。片付けを進めていく先には、判断が難しくなっていくことが出てくると思います。ゆっくり少しずつ、進めていければと思っています。

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【2】 家づくり雑記帖 「日本の林業と森林破壊-1」

こんにちは設計の田中です。
今日は、また日本の森林や林業のお話しです。これまで、森林と災害との関わりや環境との関わり、日本と世界の森林の現状、日本の森林の貴重性など色々な視点で森林について書いて来ました。今日は、話を林業に移して「日本の林業と森林破壊」を書いて行きたいと思います。

日本の林業家は、古代では杣工(そまく)と呼ばれていたそうです。国の所有する杣(そま)という山から、都やお寺を建造する為の木を伐り出し、山から運び出していました。杣工は大工と同じように職種でもあり、職人そのものを意味する言葉だったようで、別に杣夫(そまふ)杣人(そまびと)とか近世では省略され「杣」とだけで呼んだりもしていたそうです。
この杣工、林業は、大昔から日本の発展を常に支えてきた反面、それは森林破壊の繰り返しでもありました。

日本では、古代から山資源の本格的利用が始まったそうです。先ずは肥料や薬の為に木を切り出しました。676年、飛鳥川の氾濫が頻繁に起きていた事もあり、上流において、世界最古と言われる森林伐採禁止令が天武天皇によって発令されました。
しかし、その後も森林の伐採は続きました。度重なる遷都や大小様々な寺社建設で都の周辺の森林が、製塩で瀬戸内海近辺の森林が、製鉄で中国山地の森林が荒廃していきました。
中世になると、人口の増加、職業の増加が進んだこともあり、森林伐採が更に進みますが、室町時代にスギ、ヒノキの植林も行われるようになったそうです。戦国時代になると、お城や城下町の建設、武器の製造、鉱山の開発の為に森林資源の需要が増々高まりましたが、植林も同時に推し進められたようです。それでも森林減少は止まらず、江戸時代初期、とうとう当時の技術で木を切り出せる山はハゲ山と化してしまったそうです。しかも同時に洪水も頻発した為、遂に幕府は森林保全、盗伐の取締り、植林、造林に本格的に取り掛かるようになり、江戸後期には森林も回復していったそうです。
この森林回復の大きな要因には、奥地の山々は健康を維持した状態だったことや、日照条件の良さ、豊富な雨量があった為と考えられているそうです。

しかし、明治になると、再び森林破壊が始まってしまいます。
次回、産業革命以後の林業と森林破壊について書いて行きたいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのいろは「造作家具―洗面ミラーキャビネット5―」

こんにちは、千葉です。
運動会シーズンですね。秋晴れは、爽やかで気持ちがいいです。もうすぐ、保育園での最後の運動会なのですが、息子は風邪をこじらせてしまい、参加できるかどうか心配です。子どもが体調を崩すと、日々元気に過ごせることは、本当にありがたいことだと身にしみて感じます。

今日の「家づくりのいろは」は、洗面ミラーキャビネットについて勉強していきたいと思います。
洗面ミラーキャビネットも、これまで勉強してきたように、造作家具にすると、大きさや形状を生活スタイルに合わせて、自由に選ぶことが出来ます。
松匠創美の場合、いつも木の温かみある質感とミラーの清潔感が活かせるようなデザインを心がけ、扉の形状は片開き、両開き、三面鏡、引き違い戸、下から上へ跳ね上げる扉などがあります。

ミラーキャビネットまた収納は、鏡の裏以外にも、オープン棚として、ミラーの左右や下部に設ける事が出来ます。洗面廻りのものなどは大きさや形も様々で、収納の高さや奥行きなどは家づくりをされる方の持ち物によって決めることができます。最近使用される方が多くなってきた電動歯ブラシは、背が高いだけでなく充電が必要なものの為、特に始めから検討しておいた方が良いものの一つのようです。

事務所兼モデルルームの洗面ミラーキャビネットも造作されています。是非見学にいらして下さい。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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