こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   片付け好きの頭の中 「仮と本気」

【2】   家づくり雑記帖 「日本の人工林」

【3】   家づくりのいろは「造作家具―洗面化粧台―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「仮と本気」

こんにちは、片付け好きの久保です。この夏、東京では、観測史上初めて、5日連続の猛暑日を記録したとのこと、松匠創美でも今年は珍しく、既にひと夏分の6日間もエアコンが稼働しています。
そんな暑い夏ですが、今日は仮の片付けと本気の片付けについてです。これまで何度か触れていますが、片付け好きとしましては、片づける余地がない完璧な空間は魅力的ではなく、寧ろ居心地の悪さのようなものを感じます。そのためいつも完璧に整理整頓されている必要性を感じていません。そのため日々行っているのは、仮の片付けです。

仮の片付けとは、日々容易に元の場所に戻せるモノは元へ戻し、それ以外のモノで、少し手間をかけて仕舞わなくてはならないモノや住所が決まっていないモノは、およその目安でまとめておくことです。すると次第にモノが集まりゴチャゴチャとしてきます。このタイミングが片付け時です。本気で片づけましょう。

本気の片づけでは、なぜコレはここにあるのか、使用した時期や所在が決まっているのかなど集まってきた経緯を検証しながら、要不用の判断をします。必要と判断されたモノについては片づけられなかった理由などから、これまでの所在地を見直し、適切な場所へ納めます。各収納でこれを繰り返し行います。夏休みは本気の片付けに良い機会です。1箇所手始めに行ってみるのはいかがでしょう。

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【2】       家づくり雑記帖 「日本の人工林」

こんにちは設計の田中です。

前回は、森林の減少について書かせて頂きました。日本に於いてはここ数十年の間、森林が減少していない反面、国内の人工林から得られる資源を活かしきれていないのが実状です。という事で、今日は「日本の人工林」について書いてみたいと思います。

人工林とは、一般に人の手によって植林され管理されている森林です。
日本国内で人工林というと、建築の構造材や仕上げ材、その他さまざまに利用する為の木材の生産、木の畑としての森林をさす場合が多いです。
木の畑として植樹された木が、良質大径材としての収穫時期を向かえるのは樹齢50年以上と言われています。この樹齢になってくるとCO2の吸収量が減っています。良質材になる木を伐採することで、CO2の吸収量の多い成長期で働き盛りの若い木に世代交代させていくことも、管理する重要な意味があるのです。

日本の人工林の場合は、戦後に植えられたものが多く、現在、ちょうど樹齢46年から50年の収穫期を向かえています。輸入木材を多く利用していて木材自給率が25パーセント前後と低い日本は、収穫期を向かえた木は年々増えていく一方で、最近、全人工林の50パーセントを超えてしまいました。
また、木が収穫期を向かえたという事は、森林資源の蓄積量が増えたと考える事が出来ます。1年間の森林資源の蓄積量の増加は、現在の国産材利用量の4倍の量で、輸入材を含めた全木材利用量と同じ量なのです。

しかし、バブル景気の時期に輸入木材に価格競争に負け、林業が衰退した今、人工林の手入れ遅れ、管理が行き届かなくなり、放置される事が心配されています。
もしも、人工林を管理していくのに打つ手が無く、見捨てられた場合は、ただの高齢の人工林となり、自ら再生することもなく朽ちていき、土も朽ちてしまいます。山が再生するのには数千年とも言われています。

今、国内の人工林で生産された木材を使う事は、日本の森林面積を維持する事に直結していて、地球温暖化対策や地域の活性化などの大きな意味を持っているのです。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】家づくりのいろは「造作家具―洗面化粧台―」

こんにちは、千葉です。
暑い、暑い夏休み。でも子どもたちは、めげることなく海へ行って、真っ黒になって遊んでいます。子どものパワーはすごいですね。暑さに負けてしまいそうな私にもそのパワーを少し分けて欲しいくらいです。

今日の「家づくりのいろは」では、造作家具の「洗面化粧台」について勉強していきたいと思います。
ボールが素敵な陶器などで造られている洗面カウウンターを目にされたことがあるでしょうか?ここ数年、ご自分のお好みの陶器をカウンターにはめ込む洗面台が多くなってきているそうです。
洗面廻りは、手洗い、歯磨きや顔を洗う場所、お化粧をする場所など、家族みんなが使うところです。我が家も子どもが5人いるので、洗面ボールは2つあります。それでも朝は、混雑しますが・・・
どのように使いたいかで、ボールの大きさ、形、素材などが変わってきます。もちろんその廻りのカウンターも大きさ、高さ、素材が重要です。そして、洗面カウンターのある場所には、鏡がほとんどの場合ついていますが、これも大きさや形が様々です。
松匠創美でも、造作洗面カウンターを造らせて頂いています。天板の素材は、木や大理石で、洗面ボールはお客さのお好みで選んで頂き、鏡の部分は、ミラーキャビネットとして、三面鏡や引き違いなどの収納を兼ねたものにしたり、シンプルに一枚物の鏡を取り付けたりと様々です。そして、洗面廻りにタイルを貼る場合は、選ばれるタイルによって、ぐっと雰囲気が変わってきます。

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次回は、今まで施工させて頂いてきた、造作洗面カウンターについて、詳しく勉強していきたいと思います。

事務所兼モデルルームも是非見学にいらして下さい。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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