こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】  こんな感じに過ごしています「 アートスペース CENTRO 」

【2】  家づくり雑記帖  「施工事例-大黒柱のある家 」
(※申し訳ございません。こちらはメールマガジンの記事になります。WEB検索からお越しの方は、お手数ですが、こちらからご覧いただけますと幸いです。)
【3】  家づくりのいろは  「 木  -カラマツ- 」

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【1】  こんな感じに過ごしています

「 アートスペース CENTRO 」

こんにちは 野上です。

葉山御用邸のはす向かい側。「5豆」の愛称で町の人に人気の焙煎珈琲専門店「THE FIVE☆BEANS」さん経営のアートスペース「CENTRO」で行われた 古道具屋「Wakka」さんと洋服ブランド「gordon」さんの展示販売イベントに行って来ました。

セントロ

どちらも葉山にお店やアトリエを構えていて ワッカさんは以前ご紹介させて頂きましたが ゴードンさんは今回初めて商品を見せてもらいました。

パリで8年間の修業経験を持った男性デザイナーさんの造る洋服は シンプルながらエレガントにもカジュアルにも着こなせる物が多く 自然の多い葉山の雰囲気にもピッタリだと思いました。 試着させてもらったロングコートは しっかりとした造りなので見た目からズッシリくるかと思いましたが イタリアから取り寄せた毛糸で造られた生地が 驚くほど軽く保温性にも優れていて そのまま着て帰りたくなるほどでした。 私が何気に着て来たカジュアルな服装も そのコートを羽織るだけで 素敵な装いに思えたので驚きでした。 そんな商品を1点づつ見ていると 流行に流されず末永く大切に着て欲しいと言う造り手の思いも伝わってきて いつか購入できるよう頑張ろうと思いました。

ワッカさんが各地から集めてきた古い和のお皿たちと ゴードンさんのハンドメイドの洋服に ほんのりと珈琲の香りが漂う空間は お互いに喧嘩せず いつもそこにあるような不思議と居心地のいい時間を与えてくれました。「いっその事このままお店にしても楽しいのに」と勝手に思いながら 散歩がてらそれぞれのお店にまた行きたいなと思っています。

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【2】  家づくり雑記帖  「 大黒柱のある家 」

こんにちは設計の田中です。
今日は松匠創美の建てた家をご紹介したいと思います。
今年の7月に竣工した「大黒柱のある家」という家で、久保もブログで書いていますので合わせて読んで頂けると嬉しいです。
松匠創美ブログはこちら

今回クライアントからご依頼頂いたのは、ご本人が子供時代を過ごし、これまでご両親がお住まいになっていた家が古くなってしまったため、一緒に暮らせるような家に建て替えたいということでした。
その敷地は台形の形状で南と東の2面が道路に面し、ゆるやかな北斜面の始まりに位置しています。
南側は6m道路に接道し、東側は4m道路を挟んで畑や公園があり、北側の隣地は2m位下がっているため2階からの眺めが良く、西側は段差のない隣地で建物が接近して建っています。

クライアントからのご要望は、1人1人が趣味や家での仕事がある為、大人4人にそれぞれの個室と、加えて客間にもなる和室が欲しいこと。フラット35Sに適合した耐震性と断熱性であること。そして、大黒柱のある家にして欲しいとのことがありました。

周辺環境から駐車スペースを2台分確保する必要があり、建物へのアプローチは、南側の庭を通り抜けることにしました。建物に入ると奥行2間(3640ミリ)間口1間(1820ミリ)の土間空間になっています。玄関を広い土間空間にしたのは自転車競技をしているクライアントの自転車を置く為です。
玄関から引戸を開けると直ぐにLDKです。リビングの横が客間を兼ねた和室になっていて合わせると22帖の広さになります。古い建物からお父様が丁寧に取外された既存の本棚の材料を再利用し、足りない部分には新しい材料を組み合わせて本棚を造りつけました。普段は書斎、ある時は客間、将来は寝室にする事も可能です。
大黒柱はこの和室の角で家の中心に配置をさせて頂きましたのでリビングからも和室からも、また2階のホールでも存在感を示しています。
2階は、大黒柱のあるホールを囲んで4つの個室を設けました。いわゆる田の字型プランですので、方位によって採光や景観やプライバシーが違う為、各個室がそれぞれ明るくなるように、窓の位置を工夫して計画しました。同じように、2階の中心にある階段とホールも暗くならないようにとハイサイド窓を設け、安定した明るさを確保できるようにしました。

クライアントは2度目の新築だったそうです。
1度目の教訓を活かして良い家をと言う思いで松匠創美を選んで下さったと、嬉しいお話をして下さりました。また、お父様は、毎日現場に足を運び、家づくりに関わる人達に、いつも優しい声をかけて下さいました。
今回は、そんな愛情深い家づくりに関わらせて頂けたことをとても嬉しく感じています。ありがとうございました。

こちらから「大黒柱のある家」の画像がご覧になれます。
久保の松匠創美ブログで工事から完成までの様子もご紹介しています。

設計:久保歩美・田中伸二  松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】  家づくりのいろは 「 木  -カラマツ- 」

もう11月も終わりだというのに、春のように暖かい日もあったりと寒暖の差が激しい陽気が続いていますが、ほんのり葉山の山々も紅葉してきています。千葉です。

今日の「家づくりのいろは」は前回の「スギ」に続いて「カラマツ」について勉強してみたいと思います。

「木」について本やインターネットで調べてみますと、「スギ」の次に出てくるのは、「ヒノキ」となっていることが多いようなのですが、松匠創美では、床材や仕上材として「カラマツ」をお勧め材としていることもあり、スギより硬く、ヒノキより柔らかい2つの樹種の間に位置する「カラマツ」を取り上げてみました。

カラマツは針葉樹のなかでは珍しく、秋には黄色く紅葉し、唯一落葉する高木で、経年変化が美しく、わりと早くに落ち着いたきれいな飴色になるそうです。詳しい樹種の説明については、「松匠創美の家づくり 良質な素材」 に載っていますので、是非読んでみて下さい。

では、そのカラマツの使用感ですが、スギのさらっとした感触に比べ、脂分が多いので、しっとりとしている感じがあるようです。スギよりは張りもあり、やや硬く、床材などにして、直接座っているとその硬さを感じるようですが、歩行時などには、さほどではないようです。また、湿気に強いので、日本の床材にはとてもいい感じだと聞きました。そしてカラマツは、節が気にならなければ、ひのきより安価であること、冬場でも足が冷っとせず暖かい材、木目や色味がきれいなことから、お勧めしている樹種のひとつになっております。

1階の床材と2階の子供室の床材にカラマツを使用されている、「趣味を楽しむ家族の家」をご覧になって頂けるとカラマツの良さの雰囲気がおわかり頂けると思います。

本日もお付き合い下さりありがとうございました。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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