□ 目次

【1】 こんな感じに過ごしています  「 和楽1974さん  」

【2】  家づくり雑記帖  「 省エネルギーと低炭素社会 1 」

【3】 家づくりのことば  「 寄棟屋根  」

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【1 】  こんな感じに過ごしています  「 和楽1974さん  」

こんにちは 野上です。

先週土曜日は 葉山のお隣りの逗子で花火大会がありました。心配されていたお天気も崩れることなく予定通りに行われ 逗子の海岸は沢山の人で溢れていたそうです。 花火の打ち上げ数が7000発とかなり迫力がある大会で 私もここ何年かは欠かさず葉山の真名瀬という漁港に行って 少し遠目から楽しませてもらっていました。

しかし 今年は花火を見ることなく過ごす事になりました。 どうして?か 結果から言いますと葉山の一色海岸近くにある 中華ダイニング&バー「和楽(カズラ)1974」さんで 友人2人と食事をしていたからなのです。 本当は花火大会と食事会が重なってしまった事を数日前に気が付いて「それなら少し早目に食事を済ませて 花火を見に行けばいいね。」という話になっていました。お店の場所からビューポイントの漁港までは 歩きなら10分程度 自転車なら数分で行けるので 私はてっきり友人2人も自転車で来ていると思ったのですが 待ち合わせに少し遅れて到着すると 自転車は1台も置いてありませんでした。 これは「お酒を飲むぞ!」という事だなと 歩きを覚悟してお店に入りました。

店内は築100年ほどの民家を改築した重厚感のある落ち着いた佇まいで 入り口正面にはバーカウンターが置かれ フランス料理のように美しく盛り付けされた中華料理が味わえるというお洒落な雰囲気もあるなか 厨房の小窓からシェフが元気よく「いらっしゃいませ!」と挨拶で出迎えてくれたり 靴を脱いで板の間に上がる解放感から なんとなく友人宅にお邪魔した様な そんな特別に気取ることなく入れるのが人気のようです。 席数は多くありませんが 個室も用意されていますので 仲間や家族での集まりにも使えそうですし 営業時間も夜11時までと 遅くまで営業するお店が少ない葉山では貴重な存在です。

さて 先に入った2人に 何か頼んだの?と聞くと「ビール!!」と元気な返事が返ってきました。花火は歩いて観に行くのよね?と確認すると「ん~、ゆっくり食べて、いっぱい飲みたいから、状況しだいかも?」と何だか怪しい雲域になりました。よく顔を合わせる2人ですが こうしてゆっくり食事をする時間がなかったので 最後のフィナーレだけ見れればいいかな と私も雰囲気に流れはじめました。

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前菜の盛り合わせと空芯菜の炒め物・・プリプリの餃子に生ビール そこに和楽さんの落ち着いた店内の居心地の良さが加わり 花火のドンドンという音はBGMくらいにしか思えなくなり 私たちはあっという間に「花より団子」の状況になりました。 次第に花火の音も気にならないほどお喋りも盛り上がり さらにエビのマヨネーズあえと海鮮お焦げを追加注文して・・すっかりお腹も心も上機嫌になった後 お店の方に「花火見れませんでしたね。」とちょっと笑われながら 見送って頂きました。

まだ夏本番前で夜は肌寒いから花火って感じじゃないよね~・・とちょっといい訳しながらも とても楽しい夜になりました。

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【2 】  家づくり雑記帖 「 省エネルギーと低炭素社会1 」

こんにちは設計の田中です。

先日、久保と一緒に外皮性能計算の方法セミナーを受講してきました。外皮性能とは住宅の外側に当たる床、外壁、窓、屋根の省エネルギー性能のことです。久保のブログでも紹介させていただいていましたが、2020年に省エネルギー基準の義務化を目指しているそうです。と言うことで今日は省エネルギー基準の事について書いていこうと思います。

日本の建築に関する省エネルギー基準は「エネルギーの使用の合理化に関する法律(通称省エネ法)」で定まっています。ただし、現在は義務化されておりませんで、定められた省エネルギー基準を満たしていると見なされた住宅は、例えば、公的にその性能が認められているとの事で、売買の時に有利になったり、融資を受ける際には金利の優遇を受けられたりと、省エネルギー性能向上への誘導的基準として扱われています。

省エネルギー基準とは、いったいどんなものかと言いますと、一般的には、断熱性能の事を指していると言っても良いかも知れません。元々、日本の住宅の省エネルギー基準は先進諸国と比較すると遅れているという意見もあり、平成11年(1990年)に改正された基準(通称次世代省エネルギー基準)で世界基準の最低基準と同等になったと言われています。

この省エネ基準が十数年ぶりに改正され、予定では来年からスタートすることになっていますが、改正のポイントは、設計者の断熱性能の計算が変わった形で、基準が世界基準に合わせて厳しいものになった訳ではありません。

省エネルギーに関する記事等を読んでいますと、世界に遅れを取っている事が度々目に入ってきますが、日本の場合は、他の先進諸国と比較すると緯度が低く四季があり人口集中している都市は温暖である事が背景の一つとしてあり、緯度が高い北海道では早くから欧米諸国と同等の基準ではありました。また、世帯当たりのエネルギー消費量を見ても温暖である事と高い技術もあり、環境大国のドイツの2/3程度と言う見方もあるようで簡単には比較できる事ではありません。(住環境計画研究所データ)

そんな、世帯当たりのエネルギー消費量の少ない日本の住宅業界でも、実は二酸化炭素の排出量は増える傾向となっています。この二酸化炭素の排出量を抑えるべく、昨年末から低炭素住宅認定制度が始まっています。

次回は、低炭素社会と低炭素住宅認定制度について書きたいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二 松匠創美の「家づくりの考え方

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【3 】 家づくりのことば

私(野上)が事務所内で飛び交う会話の中に「今の言葉は何だろう?」と思う建築用語がたくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や、初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ 寄棟屋根

関東も梅雨入りしましたが、葉山は思いのほか良いお天気が続いています。雲ひとつない青空はとても気持ちがいいですが、夏が近くなると雲の色も真っ白で、それはそれで眺めていると清々しい気分になります。この時期空を眺めることが多くなって上を向く機会が増えると、自然とご近所の屋根に目がいくようになります。

2年前にこのコーナーで「切妻屋根」を紹介したのも真夏の8月でした。読み返してみると 屋根にはいくつかの形や素材があって、地域の気候や景観・デザイン性などを踏まえながら変化していったと教えてもらった事を熱く書いているのですが・・その後、せっかく教えてもらった屋根形状や素材について紹介していなかったことに、1年過ぎて気が付きました。 家づくりには欠かす事の出来ない屋根ですので、いくつか紹介したいと思います。

まずおさらいですが、以前紹介した切妻屋根は、本を広げて伏せたような山形の形状をしています。屋根のてっぺん(最上部)にある水平の棟(大棟)の両側面(平側)にだけ傾斜している屋根で、ご近所を見渡すとこの切妻屋根が多いかなと思います。 その次に目にするのが、今回紹介する「寄棟屋根」です。

切妻は2面(2方向)でしたが、寄棟は4面(4方向)が屋根になっています。棟に平行の面(平側)は台形で、棟に直角方向の面(妻側)は三角形になっています。 4面(4方向)に屋根があるので、雨風をどちらの面から受けても侵入を防ぐ事に優れているそうです。

昔から寒暖差や湿度・乾燥・雨風の厳しい日本の気候には、それに耐えられるよう色々な形状の屋根があって、また、それだけではなく室内空間を上手く活かせるよう建築条件に合わせて設計された屋根もあるということです。

次回は、片流れ屋根を紹介したいと思います。

○寄棟屋根 = 大棟から四方向に葺き下ろされた屋根形状。

(建築学用語辞典 岩波書店より)

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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