目次

【1】 こんな感じに過ごしています 「 100歳のお婆ちゃん 」

【2】 家づくり雑記帖 「風致地区 」

【3】 家づくりのことば 「 引込み戸」

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【1】  こんな感じに過ごしています  「 100歳のお婆ちゃん 」

こんにちは 野上です。

葉山の町では 桜がほぼ満開の所が多くなってきました。 私が朝夕の通勤に使う道沿いには 桜が数本並んで綺麗に咲いている所が2箇所あります。

1つは 葉山小学校から町役場付近の134号線に沿いの桜です。それから 葉山図書館の駐車場入り口にも数本植わっていて見事に花を咲かせています。 朝は急いでいるので通勤ルートはいつも同じですが 仕事帰りに朝とは違う脇道へ入ってみると「こんな所にも桜の木が植わっていたのね。」と 嬉しい発見もあったりして 道路にはみだしそうな勢いで咲く花の下を 自転車で走り抜ける瞬間がとても気持ち良く 日ごとに春が近づいている事を実感しています。

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淡いピンクのソメイヨシノや白く可憐な山桜に見とれて ついつい上ばかり見てしまいますが 足元には黄色い菜の花も咲いていたりして「葉山の自然は美しいなぁ。」と毎年の事ですが思わずにはいられないのです。

そんな春めいた気持ちのいい23日(土曜)に 主人の祖母が100歳の誕生日を迎えました。 100年前と言うと・・大正2年になります。余談ですが この年に生まれた有名人に 森繁久弥さんがいらっしゃいました。

私がお婆ちゃんに初めてお会いした時 椅子にちょこんと腰をかけて うつらうつらと眠そうにしていても 声をかけるとにっこり笑いかけてくれる姿が可愛らしくて 私もこんなお婆ちゃんになりたいなぁと思いました。 そんなのんびりとしたイメージだけかと思いきや 歩行器を使ってはいるものの 自分の脚でしっかり歩くことや 食事も自分一人で食べる事ができる元気な面も持ち合せていたりします。また 息子夫婦があれこれ世話をやく声を 大抵は聞こえているのに ちょっと面倒くさいなと思ったら とたんに聞こえなかったふりをするなど おちゃめな一面も見せてくれます。

今は葉山でのんびりと生活していますが 10年前まではずっと東京で暮らしていたお婆ちゃんは2回の大きな戦争や関東大震災などの災害も経験する中 最愛のお爺ちゃんを子供たちが小さい頃に亡くし 女手一つで家庭を守らなくてはいけないなどの苦労もしてきたそうです。

1世紀という永い歳月を大きな病気もせず 明るく元気に過ごしてきたお祝いにと 身内でささやかなお誕生日会をしました。お寿司も天ぷらもしっかり食べた後 孫の顔を見て「えーと 誰だったっけね?」なんて冗談も笑いながら言ったりして 楽しい会になりました。

葉山町のデイサービス(通所介護サービス)に通うお仲間さんに 今年100歳になられる方が3人もいるそうで 4人揃って町からもお祝いしていただいたそうです。そして町には 去年の時点で100歳の方が29人もいらっしゃるということでした。 今年は大雪の日が1日ありましたが 比較的温暖な気候のこの町は 長生きするにはもってこいなのかもしれません。

私も100歳まで・・と無理は言いませんが できるだけ綺麗な桜や自然を見ていられるように お婆ちゃんをお手本に頑張りたいと思います。

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【2】 家づくり雑記帖 「 風致地区 」

こんにちは設計の田中です。

前回のメルマガで、次回は「水道の緊急対応、ガスマイコンメーターの復旧方法」を書きますと予告しましたが、勝手ながら変更して、「風致地区」について書きたいと思います。

風致地区は、都市の風致を維持するための規制です。この地区に指定されている場所は、自然豊かな住環境だと思います。土地を購入する際などに知っておくと良いと思う、この風致地区の内容を今日は簡単にご紹介したいと思います。

風致地区は、よく耳にする用途地域とは別に指定されています。 用途地域は、住居系、商業系、工業系といった用途別に地域分けされているのに対して、風致地区は、既存樹林や丘陵地、水辺に史跡等の良好な自然環境や住環境を維持する為に市町村毎に指定されています。

風致地区に指定されている土地に家を建てる場合は、確認申請を提出する前に、市町村に許可申請を提出し、許可証の交付を受けなければなりません。 その許可条件、規制内容は市町村によって異なりますが、 例えば、建ペイ率が通常より厳しく設定されていたり、建物の高さの制限が設けられていたりします。その他に壁面後退や緑化計画もあります。 特に壁面後退や緑化計画の二つが特徴的な内容になっているかと思います。

壁面後退というのは、隣地境界線から1.0メートル、道路からは1.5メートルや2.0メートル以上離れて建物を計画しなければならないと言う規制です。 壁面とは言っておりますが壁の無い屋根付き駐車場も対象になってくる場合があるので注意が必要です。

緑化計画は、市町村によって規定が無い場合もあります。 一般的な敷地の大きさであれば、神奈川県の藤沢市の場合は敷地面積の10パーセント以上を緑化します。鎌倉、逗子、葉山の場合は20パーセントです。もっと広い面積を求められる場合もあります。 緑化計画の面積が20パーセントというのは、100平方メートルの土地で20平方メートルですので、12帖強の広さです。 実際に計画しますと、北側の日当たりの悪い場所も緑化しないと許可がもらえない場合がある厳しい条件だと思います。

今回、急きょ風致地区についてご紹介させて頂くことにしたのは 全国的にも風致地区に力を注いでいる鎌倉市で風致地区条例に関するパブリックコメントを今週いっぱいまで公募していた事がきっかけです。 http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/keiki/pubcomme_list.html

風致地区は、都市の風致を維持するための規制です。 松匠創美もWEBページの「家づくりの考え方」の1ページ目で書かせて頂いておりますが、家がそのまちの一部となり、古くなっても美しいまちなみを崩さない。そんな家づくりを続けて行きたいと思っています。

設計:久保歩美・田中伸二 松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのことば

私(野上)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今の言葉は何だろう?」と思う建築用語がたくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ 引込み戸

今回は「引き戸」の種類の中の1つ「引込み戸」をご紹介します。

ドアと違い引戸は、開閉する時は左右にスライドすればいいので、前後の動きのスペースを確保する心配はいりません。事務所1階のトイレのドアの前には、空ちゃん(ゴールデンレトリーバー)がよくお昼寝をしているのですが、誰かがトイレを使うたびに「ごめん、ごめん」と言って移動してもらうか、鼻先スレスレにドアを開けたりしています。空ちゃんが言葉を話せたら「もぉドアじゃなくて引戸にしてよ~。」と言っているんじゃないかと、ちょっと面倒くさそうに動く空ちゃんを見ながら妄想しています。 そんな事を考えるほど、引戸の機能性や利便性事を知るうちに、日本の家に適した造りなんだと理解できました。

それでも、片引き戸は開いた時に戸が壁のどちらかに見えて納まることや、引違い戸は、戸が重なって開口部分の片側を塞いでしまうという点から、戸を壁の中にまるごと隠してしまう「引込み戸」があることを教えてもらいました。

壁の中に戸を納める戸袋を造り、その中に戸を滑りこませてしまうので、開口部が全てオープンな状態になります。例えば、2つの隣り合わせた部屋の出入口に引込み戸を設けると、どちらの部屋の壁も戸に邪魔される事なく、タンスや机などを壁にピッタリとくっつけて使う事が出来ます。また、大広間の様な部屋の間に引込み戸を設けることで、空間を仕切る事や1つの部屋にして広く使う事も出来るそうです。 説明を受けて、引込む構造を直ぐには思い描けなかったのですが、「野上さんなら雨戸の戸袋は知っているでしょう。」とヒントをもらって理解することができました。

今回家にはそのカタチや暮らし方に合わせた工夫の造りがされていると言う事を、引戸を通してまた知る事ができました。

○ 引込み戸 = 引戸を開けたとき戸が壁などに隠れ、開口部に見えなくなるような建具の開閉方式。

(建築学用語辞典 岩波書店)

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい

有限会社 松匠創美

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