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【1】 こんな感じに過ごしています 「 私事ですが・・ 」

【2】   家づくり雑記帖 「 木造耐力壁ジャパンカップ2012  」

【3】 家づくりのことば  「 トオシバシラ  」

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【1】 こんな感じに過ごしています 「私事ですが・・ 」

こんにちは 野上です。

実は私 田村は先月結婚いたしまして・・野上になりました。 どうぞよろしくお願いいたします。

産まれてから40年・・一度も家を出た事のない私がよく結婚できたと 皆さまに大変喜んで頂きました。 年齢も年齢なので あまり派手な事はしないでおこうと 挙式は行わないことにして とりあえず足を運んでもらえそうな距離に住む親戚に声をかけ 簡単な顔合わせを兼ねた食事会を開くことにしたのですが・・歳も歳だからこそ?おめでたいと 九州の大分県や遠くブラジルに住む伯父夫婦までもが駆けつけてくれたり 主人になります野上の今年100歳を迎える祖母や 私の96歳になる祖母も元気にお祝いしてくれ 大変賑やかな食事会をすることができました。

会の場所は以前紹介した事のある 一色の蕎麦処「」さん。お蕎麦はもちろん美味しいお鮨も頂けるお店です。そちらでお願いした訳は 普段から利用させて頂いていることもあるのですが こちらにもとても元気な80代の女将さんがいらっしゃって いつも素敵なお着物でシャキシャキとお店を切り盛りされる姿を見ていると こちらも元気になるお店だからでした。そんな女将さんが 食事会の途中で突然「結婚のお祝いに 結婚の唄を吟じます。」と 詩吟を披露して下さいました。 何も知らなかったことなので驚きましたが お歳を感じさせないそのよく通った声に感激したと同時に 親戚一同感動していた様子で 当人だけでなく周りの人達も幸せになる結婚とはいいものだなぁと実感することができました。

と言うのも 世間的な結婚適齢期をとっくに通り越したからなのか 結婚に対して現実味をなかなか感じることができなくて いざ「結婚します」と決めてからも ただ入籍予定日がやってくるのを緊張感もなく普段通りに・・という感じで過ごしていたのです。 そんなわけで 婚姻届をもらってくるのも入籍予定日の数日前でした。記入をすればOKなのでは とお気楽に考えていた私たちは必要書類を揃えられず 決めていた日に入籍することができませんでした・・その事を 久保に告げると「えぇ~!」と驚きながらも「田村さんらしいわね~」と笑ってくれました。 その2日後にようやく入籍でき 事務所の皆にも報告させてもらうと お祝いにと私が好きなチョコレートのロールケーキをご馳走してくれてとても嬉しくなりました。

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身近な方たちからもお祝いの言葉を沢山頂いて さらに結婚したことを現実として受け取れるようになりました。 本当にありがとうございます。そして これからもどうぞよろしくお願いします。

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【2】  家づくり雑記帖  「 木造耐力壁ジャパンカップ2012  」

こんにちは設計の田中です。 今日は、久保のブログで紹介している木造耐力壁ジャパンカップについてです。その面白さにすっかり嵌ってしまい毎年見に行っているのですが、今年もルールと見どころ?読みどころ?について、簡単に紹介したいと思います。

久保のブログへ

木造耐力壁ジャパンカップは、2体の実物大木造耐力壁のどちらか一方が破壊すまで互いに引き合わせて勝敗を決する大会です。 16チームよるトーナメント戦を行い、最後まで勝ち進んだ耐力壁のチームには、トーナメント優勝杯が贈られます。 ただでさえ実物大の実験と聞くだけで興奮するものがありますが、それが破壊実験となると一段と興奮してしまいます。しかし、そのダイナミックな印象とは違って複雑で緻密な内容の大会なのです。 大会は3日間で行われます。1日目と2日目に8チームずつが登場し、3日目に勝ち残った8チームにより決勝トーナメントを行い優勝が決まりますが、トーナメント優勝とは別に総合優勝という賞が存在します。 総合優勝のトロフィーは、トーナメント優勝トロフィーの2倍、賞金は気持ち程度とは言え3倍以上です。

この総合優勝を決めるのがコストパフォーマンス性です。 簡単に言うと、手に入り易い材料で、簡単に組み立てられて、輸送費も製造費も少な目で、解体もしやすく、なるべくゴミが出ずに分別もしやすくリサイクル可能な木造耐力壁ほどコストパフォーマンスが高くなり評点が伸びるルールになっているのです。強さを求める程この評点が下がってしまう為、各チームの耐力壁に対する考え方が特色として現れてきて大会の見どころの一つになっています。

もう一つの見どころが、強さについての考え方です。 強さには2つの強さがあり、一つは「靱性」。もう一つは「剛性」です。 靱性は竹のように折れにくい強さで、剛性は鉄パイプのような変形しない強さです。 靱性を得るには貫材と言われる材を利用するなど、昔ながらの日本建築の技術が必要になり、職人技術の伝搬とも深い関係があります。また、壊れない強さの為、建築に置き換えると地震時に生命の危機に至る恐れのある全倒壊の可能性が下がります。 一方の剛性は、筋交いや非木造と言われる金物を使用すると得やすい強さです。 数値的な強度も高いのでトーナメントで勝ち上がりやすくなります。しかも現代的な考え方な為、高い技術を必要とせず、安定した強度が得られやすいのです。 建物に置き換えると、とても壊れにくく安全な一方で想定以上の地震が起きた時に全倒壊の可能性が高くなります。

昨年までは、貫の靱性派か、非木造金物使用の剛性派かと言った二つの考え方に分かれていましたが、今年は後者の考え方のチームが減りました。 何やら木造耐力壁ジャパンカップは、新たな展開へと進んでいるようで、来年の大会が今から楽しみです。

設計:久保歩美・田中伸二 松匠創美の 「 家づくりの考え方

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【3】 家づくりのことば

私(野上)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語がたくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ トオシバシラ

仕事を通して沢山の建築用語を目にしていますが、どうしても文字の響きや面白さに目がいってしまい、さらっと読めてしまうようなことばになかなか興味がいくことがありませんでした。しかし、さらっと読めてもことばを理解している訳ではないと、気づいた時に目にしたのが「通し柱」でした。

柱(はしら)と言えば天に向かってスッと建っているモノくらいとして、○○柱など頭に○○と付いていてもさほど気になる事はなかったのですが、最近はあまり聞く事も少なくなりましたが、日本の家には「大黒柱」という特徴的な柱もあるように、○○柱をただ単に「柱」だとひとくくりにしていいのか?と思い始めたのです。

そこで、久保に話をして教えてもらうと、通し柱は木造の2階建て以上の建物において、土台から軒まで通った継ぎ目のない柱のことだそうです。通し柱という名称の通りなので、覚えやすいですね。 そして、建物の出隅にはこの柱を建てることが、建築基準法で決められているということを教えてくれたのですが、私の中では隅の柱以外も全て通し柱だと思っていたので、驚きました。それを聞いた久保も逆に驚いて、通し柱以外の柱を「管柱」と言うのだと教えてくれました。 次回はその「管柱」について紹介したいと思います。

○ 通し柱

2階建以上の木造建物で2階分にまたがって(2階建ての場合は土台から軒桁までを)一本の材で通した柱。

(「建築学用語辞典」岩波書店より)

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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