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【1】 こんな感じに過ごしています  「 夏を楽しむ 」

【2】  家づくり雑記帖   「 長持ちさせる住宅  」

【3】  家づくりのことば  「 スベリダシ窓  」

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【1】 こんな感じに過ごしています  「 夏を楽しむ 」

こんにちは、田村です。

8月も残りわずかになりました。 この頃になると残暑に耐えられず夏バ テをするので 仕事帰りや休みの日に家から出ることも少ないのですが 今年は少しヤル気を出して 夏を楽しもうと町で行われるお祭りや 海 岸に出かけてみました。

まず仕事からの帰り途中に 葉山町役場の隣りの春になると桜やツツジ が綺麗に咲く花の木公園内にある広場で行われた「献燈会」というお祭 りを見てきました。 小さなやぐらに提灯が飾られ その上では太鼓や篠笛を吹く子供たちが 軽やかにお囃子を奏でていました。屋台も3~4台と小さなお祭りです が のんびりした雰囲気がとてもほのぼのとしていて心が温かくなりま した。

そして事務所の夏休みの中日にあったのが「森戸の浜の盆踊り大会」 です。久保と空ちゃんがよくお散歩する森戸海岸で行われる盆踊りは 以前も紹介しましたが バンドの生演奏で踊れるちょっと珍しい盆踊り で 町内の各地区で行われる中で1番の人気を誇っています。 演奏される曲目は「東京音頭」「炭坑節」「花笠音頭」と「葉山音頭」 で 前の3曲は全国的に知られていますので 皆さんだいたい踊れるの ですが・・肝心な「葉山音頭」は メロディーや歌詞などは覚えやすい のですが とても踊りの振付が複雑で 皆さんの苦労している様子が見 受けられました。そんな私も未だに踊りきれず悔しい思いをしています。

実は海が近いと言っても 私の家からは歩くと20分はかかるので 一 年を通してあまり海へ行かないのですが 夏の時期は波間向こうに見え る富士山の横に沈む夕日を見たくて 日が陰りはじめた頃に 暑さで夏 バテ気味の犬たちのお尻をせっついて 砂浜まで散歩に出かけます。 薄ピンクと茜色のコントラストで綺麗に染まった雲と空を背景に 海の 上に黒くクッキリと映える富士山は 見るたびに違った表情をしていて 本当に美しいのひと言です。この富士山を 海の家から流れる気持ちの いい音楽を聞きながら ビール片手に可愛い犬たちと一緒に眺めている と「夏の葉山っていいなぁ。」と口に出さずにはいられません。

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・・・とまったりし過ぎて肝心な海水浴を忘れてましたが もうクラゲ が出始めて 泳ぐにはちょっと危険な時期になってしまいました。 それでも 今年は少し日焼けもできて 色々楽しめました。

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【2】   家づくり雑記帖   「長持ちさせる住宅 」

こんにちは設計の田中です。

最近、僕のコーナーでは、無垢のフローリングの性質や手入れ方法、 外壁の藻の話、シロアリの話と、住まいの維持管理に関係することに ついて書いてきました。 それは、松匠創美のwebページにも書いた「百年住み継いで欲しい家」 に関係しております。 今日は、この「欲しい」に関係がある話しを紹介したいと思います。

住宅の利用期間は、イギリスでは平均77年、アメリカでは55年と 言われているそうですが、日本では平均30年だそうです。 国土交通省によると、1981年以降に建築された住宅が日本では 約6割に対して、イギリスでは、1950年以前に建築された住宅が 4割だそうです。

こうした、背景には、気候環境や、災害頻度、文化、国民性と様々な 要因があり、一概に比較できる物では無いと思いますが、日本の場合は、 戦後の高度経済成長が大きく関わっています。 経済の発展と共に、生活水準の向上が大きなニーズに成長した日本では、 新築志向が強くなります。それと同時に土地神話という言葉も生まれ 次々に宅地開発が進み、新築住宅の為には山でもお屋敷でも取り壊され ました。

しかし、バブル経済の崩壊でそんな神話も崩れ去り、不景気と呼ばれて きた社会では本当の豊かな暮らしが考え直されます。 そんな中、豊かな暮らしのヒントとして「長持ちさせる住宅」が提案 され始めています。

住宅を所有する為には、建設費の他に維持管理が掛かってきますが、 一世代限りのメンテナンスフリーを目指して新築するよりも、世代を 超えて維持管理をしていく方が、経済的負担が減り生活にゆとりが 生まれると言われています。また、国も、こまめに手入れをした住宅に 資産価値のつく社会を目指していますし、現代の住宅性能であれば、 長持ちさせることで環境への負荷も減り豊かな社会と暮らしが得られる と言われています。 これから先、住宅の維持管理に関するものとして、住宅の履歴書や 管理手帳、プロ向けの維持管理・劣化診断など、だんだんと注目を集めて くると思います。

松匠創美でも、長持ちさせられる愛着ある住宅になるようにと、無垢の木 や、その他の仕上材についてはクライアントと肌触りや風合い、強度の 他に、メンテナンスについて話し合いながら一緒に家づくりを進める ようにしています。

設計:久保歩美・田中伸二 松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】  家づくりのことば

私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う 建築用語が たくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や 初め て耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ スベリダシ窓

通勤や犬の散歩途中にご近所の家々を眺めていると、どこの家庭も節電意 識の高まりからか、気温が高い時間帯でもクーラーをあまり使わない暮ら しをされているようで、窓を開けて自然の風を取り入れ涼んでいる様子を この時期に見かけるようになりました。

そんなことから最近よく目につくようになった窓があります。 それが「辷り出し」と言う窓です。 この窓は、引違い窓と違って建物の外側にせり出す特徴があるので、とて も目につくのですが、仕事中にも見積の入力をしていると「縦辷り出し」 と「横辷り出し」と2種類のことばがあることに気が付きました。

そこで、ミーティングがひと段落した時にこの話をしてみました。 すると「縦辷り出し窓はどう開くかわかる?」と質問が飛び出しました。 顔から汗がにじみ出てきそうなくらい考えていると「縦辷り出しは 窓枠 の縦方向に回転軸が付いていて それを軸に窓は縦に滑り出して開くんだ よ。横辷り出しは、窓枠の横方向、水平に回転軸が付いているから横に滑 り出すんだよ。」と教えてくれました。

011-3写真 : 上/縦辷り出し窓 下/横辷り出し窓

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辷り出し窓は 開口部分が広く利用できるので 外からの風を室内に取り 込むことや 室内にこもった空気を出す機能が高いそうです。 引違いのように左右どちらかが塞がらないので 解放感があり心地よい風 を感じることができるように思いました。

○ 辷り出し窓 (滑り出し窓)

上がまち(または一方の縦がまち)が回転軸となり壁の面内方向に上下 (または水平)移動し、下がまち(またはもう一方の縦がまち)は開く際 に上下をステイに支えられながら外部に出ていく障子で構成される窓。

(建築学用語辞典 岩波書店より)

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

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