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【1】 こんな感じに過ごしています「 下山川さんぽ 」

【2】  家づくり雑記帖「 家づくり・今年度の減税1 」

【3】 家づくりのことば 「 ノリメン 」

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【1】 こんな感じに過ごしています「 下山川さんぽ 」

こんにちは 田村です。

前回上山口にある「いさむファーム」さんにおじゃましたことと 山の桜が綺麗に咲いているのに誘われて 山側方面を散歩してみたくなりました。

とは言え あまり遠くまで行くと疲れて家に帰れなくなる恐れあり・・・なので手始めに上山口(山側)から下山口(海側)へ向けて流れる下山川沿いの道を犬と一緒に歩いてみることにしました。

実は 子供の頃良く遊びに行っていたこの川沿いの道には 御用邸水源地や茶人畠山一清氏の別荘「茅山荘」など 観光スポットになるような建物が点在しています。大人になってからは訪れたことが無かったため うっすらとしか記憶に残っていない場所に 久しぶりに行けることが楽しみでした。

県道27号線の「水源地入り口」というバス停を目印に そこから続く坂道を下ると下山川が見えてきます。その川の流れに沿って3分ほど歩くと 左手奥のこんもりとした林の中に 古めかしいコンクリート製の貯水タンクが現れます。

大正2年に宮内省がこの土地を買い上げて 山の北側の麓にある地下鍾乳洞から湧き出した水を御用邸専用の水源として利用していましたが 残念ながら今では飲料禁止になっています。貯水タンクは金網に取り囲まれていて近づくことができないのですが 人が入れないのが功を奏してか 足元には沢山の草花が咲き誇ってとても綺麗でした。使われなくなって少し朽ちたコンクリートの様子と花のコントラストが 宮崎駿監督の映画「天空の城ラピュタ」の一場面を思い起こすような不思議な景色に包まれた場所でした。

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そこからまた少し歩いた先には 稲龍神山スポーツランドと言うアスレチッククラブがあって 子供の頃に何度か遊びに行った記憶がよみがえりました。しかし 現在はその施設はなくなっていて 星山温泉という秘湯マニアたちの間では有名な温泉になっているということでしたが 温泉に入る時間はないので 今回そこはスルーして さらに先に進むと 今度は葉山でもっとも美しいと言われている「茅山荘」の茅葺きの表門が現れました。

この別荘 普段は残念ながら入ることができませんので 中の様子はわからず 門しかみたことがないのですが クラブ・ウィルビーさん主催の座禅会と言うのがあるらしく 申込をすれば別荘を見ることができるという事です。川と木々の美しい眺めとおもむきのある民家の調和が素晴らしいということなので 是非見てみたいものですが・・座禅かぁ と思うとちょっと腰が引けてしまいます。

そんなことを思いながら ウグイスや名前も知らない鳥たちの鳴き声が山肌にこだましているのを聴いたり 山桜や菜の花が鮮やかに咲いているのに感激しつつ てくてくと歩き続けました。
家に着く頃には 私も犬もだいぶヘトヘトで 時計を見ると1時間半ほど経っていました。手始めにとほんの軽い気持ちで出かけたのですが 老犬には少しハードだったかもしれません・・その後は爆睡でした。

それでも もう少し奥も歩いてみたいと感じる素敵な散歩コースでした。

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【2】家づくり雑記帖 「 家づくり・今年度の減税1 」

こんにちは、設計の田中です。
4月になり新しい年度が始まりました。この季節、建築専門誌では減税や控除の特集がよく組まれています。
その減税や控除の中には今年度で終ってしまう予定のものもあります。今回と次回の2回にわたって、整理して紹介できればと思います。

土地や建物を取得または所有していることでかかってくる税金は4つあります。
1、不動産取得税で土地や建物を取得した時に1度だけかかる地方税です。
2、登録免許税で土地や建物を登記する時にかかってくる国税です。
3、固定資産税で毎年1月1日現在において土地と家屋等の所有者に対してかかってくる地方税です。
4、都市計画税で毎年1月1日現在において所有している土地のみにかかってくる地方税です。

今年度は上の4つの内、都市計画税を除く3つの税には減額措置がありますので、順番に概要を説明した後に計算例と差額を書いていきます。
説明だけでは解りにくいので計算例と差額まで読んでいただけるとお得分が理解しやすいと思います。

まず初めに不動産取得税です。
不動産取得税は、建物と土地の両方に課税されますが、建物の場合について説明いたします。通常、新築住宅を建てた場合、建物の評価額X4パーセントの税金がかけられますが、現在は3パーセントへ減税になっています。また、土地を取得してから3年以内に新築住宅(50m2以上240m2以下)を建てた場合の評価額は-1200万円まで軽減されています。ここで言う評価額は、実際に新築にかかった金額ではなく、原則として市町村の固定資産課税台帳に登録されている価格です。
仮に台帳に登録されている価格が1500万円だった場合は(1500万円-1200万円)X3パーセントで9万円の課税ということになります。低減がない場合は(1500万円-1200万円)X4パーセントで12万円の課税ですので、3万円の減額ということになります。不動産取得税の特例は、平成27年3月31日までになっています。

次に登録免許税です。
登録免許税で主に関係あるのが、土地を購入した時の移転登記、新築した時の保存登記、ローン借入がある場合の抵当権設定登記です。登録免許税は、今年度末の平成25年3月31まで税率の軽減があります。3種類を箇条書きで書きますと下記のようになります。
・土地のみを購入した時の移転登記では、通常は2パーセントの税率のところ、今年度であれば税率1.5パーセント。
・新築し表示登記が終わって保存登記を行う場合、通常0.4パーセントの税率のところ、今年度であれば0.15パーセント。
・抵当権設定登記の場合、通常はローン借入額の0.4パーセントの税率のところ0.1パーセント。
例えば、土地の評価額が2100万円、建物の評価額が1500万円、ローン借入額が3000万円だった場合、下記のような結果になります。
・土地の移転登記は、通常2100万円X2パーセントで42万円の課税のところ、1.5パーセントで31万5000円の課税になります。
・建物の保存登記の場合ですと通常1500万円X0.4パーセントで6万円の課税ですが、0.15パーセントの税率で2万2500円の課税になります。
・抵当権設定登記では、通常3000万円X0.4パーセントで12万円の課税ですが、0.1パーセントの税率で3万円の課税になります。
この例を合計しますと、23万2500円の減税になります。

最後に固定資産税です。
固定資産税も土地と建物とそれぞれに課税されます。土地(住宅用地)の固定資産税の場合は、課税標準額(固定資産課税台帳の金額)の1/3。土地の面積が200m2以下の場合ですと1/6まで低減できます。
これについては、期限が定められていません。
2階建の新築住宅の固定資産税の場合は、初めの3年間のみ課税標準額の1/2です。例えば、建物の課税標準額が14万円だった場合、14万円X1/2=7万円が1年の納税額でお得分も7万円です。3年間通しますと合計21万円の減額となります。この軽減措置の場合は平成26年3月31日までと定められています。

今回は、土地や建物を取得または所有していることでかかってくる税金について書きましたが、次回は贈与税と住宅ローン減税について書こうと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」 

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【3】 家づくりのことば

私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ノリメン

前回のことばと同様に こちらも田中から「ノリメンってわかる?」と問いかけられたことばになります。

ノリという言葉に反応して とっさに「糊を塗る面(ところ)ですか・・。」と小声で答えると「それは“のりしろ”でしょうに。」と駄目だしを受けましたので 頭は真っ白に。後は「海苔だらけのラーメンとかノリのいい男子」のことしか頭に浮かばないので 早々に降参しました。

答えは 住宅地の開発や道路整備などで平坦な地表が必要なときに行われることがある 山を切り開き 斜面を人工的に切り取った後の表面や 低い地盤面に土砂を盛り上げて高くした盛土の斜面のことを「法面」と書いて「のりめん」と言うそうなんです。 

葉山は住宅街のすぐ近くに山があったりと 法面を身近に見ることができるのですが 人の手が加わっても山の“斜面”としか言わないと思っていたので どうして法面?と言うのか不思議に思いましたが 調べてみると 法(のり)とは勾配度を指す単位のことなんだとか・・・なるほどです。

散歩などで町を歩くと 新しい宅地の高い盛土や山肌の古い(法面の)工事後をみると 崩れないかなぁ?と心配になる時がありますが 法面の傾斜は崩壊しないように土質や岩質によって勾配を計算して安全を考慮しているそうです。
なんでも日本の地形は山が多く急斜面で 地質的にも複雑な上に 台風や地震などの自然災害も受けやすい環境なので 法面保護法があるそうなんです。そして「一般社団法人 全国特定法面保護」なる協会もあることを知りました。

そして ここ最近の地震の多さや ゲリラ豪雨・低気圧なる嵐のような雨が続く気候を考えると 人が作るものですから 慎重な工事をお願いしたいと特に思いました。 

○法面(のりめん) = 切取り、盛土などの人工によって造られた傾斜地形の斜面部分。    (建築学用語辞典 岩波書店より)

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美  

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