こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木で注文住宅を建てている工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
最近、現場近くの売り家では内見が頻繁に行われていて、近所の不動産屋さんは、物件がすごく動いていると言っていました。インターネットのトピックスでも「持ち家か賃貸か」といった記事も読んだばかりですので、今日は「持ち家派か賃貸派か」について書いてみたいと思います。

テレワークやローテーション勤務の実践により、出勤日の減少や満員電車のピークカットによる通勤圏の拡大で、郊外に暮らすという機運の高まりや、家について考えなおす時間が増え、コロナ禍で考える「持ち家派か賃貸派か」といった記事を見かけるようになった気がします。

この論争での争点は、どちらの方が金銭的なメリットを得られるか。デメリットが少ないかという事になっていることが多いようです。
例えば、月々に支払う返済額と、月々の家賃を同じくらいに設定するところから比較は始まり、持ち家では、別にメンテナンスの積み立て、固定資産税や火災保険料などを加算。賃貸では、マンション管理費や更新料を加算。持ち家はローン終了後の月々の支払は無く、賃貸の場合は年金生活でも家賃を払うなど比較項目を足していきます。
記事としては十分な内容ですが、「自分自身が持ち家に住むか賃貸暮らしを続けるか」という視点に立った時には、十分な比較はなされていません。

大切なのは、世帯収入から月々の家にかけられる費用の総額を考えたら、持ち家だとどんな生活ができ、賃貸だとどんな暮らしになるかという見方です。

持ち家派が突っ込まれやすいポイントに、住宅ローンの金利分は合計で数百万円になる点ですが、大家さんも家賃収入から、ローンの金利を払っている場合が普通です。また、家賃には固定資産税も含まれていて、更には大家さんの収入も含まれていますので、返済額と家賃を比較すると、暮らしやすさに大きな差があるのです。

国の調査でも賃貸派の住まいに対する近年の不満率は持ち家派の2倍近くです。持ち家は、駅まで遠い、通勤時間が長いなどのデメリットが生まれる場合もありますが、家にいる日常の時間を大切に考える人にお勧めです。
家は「寝に帰る場所」の時代は変わりつつあり、家族の役割分担も変わりつつあります。今まで以上に家族と過ごす時間も増えてくると思います。是非どんな日常を送りたいかイメージするところから住まいを考えてみて下さい。

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