こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木で注文住宅を建てている工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
先日、神奈川も緊急事態宣言が解除されました。昨日は気候も良かったので、葉山は人出が多かった印象です。僕は湿度が高いのが苦手なので、ちょっとジメジメと蒸し暑さを感じているところです。ということで、今日は蒸し暑さを表す「不快指数」というものについて書いてみたいと思います。

人は、37度程度に体温を調整することで、体内の機能が正常に働くようになっています。
気温が高い場合や運動時には体温が上昇する為、汗を出して、その汗を蒸発させる事で体温を下げようとします。
最近ですと、手を消毒する機会が多いと思いますが、常温の消毒液が蒸発していくときに、少し冷っとするのも同じ蒸発による効果です。

蒸発とは、水分が気化する事ですが、空気中の水分が多いと汗が気化しにくくなって、体温が下がりにくかったり、肌が汗でベタベタしたりして、不快に感じます。
空気中の水分の量は、気温によって変わる為、気温と湿度の関係からくる夏の蒸し暑さを「不快指数」として表して、気象庁でも利用しています。

例えば、今日の横浜の12時ですと
気温26.7度、湿度54パーセント
不快指数73(ごく一部の人が不快に感じるかも)
との事で、数値が高い方が不快に感じる人の割合が増えます。
気象庁によると、不快指数が70未満・70~74・75~79・80~84・85以上の5レベルで、80以上だと、ほとんどの人が不快に感じる暑さ。との事です。

また、気温と湿度以外にも蒸し暑さや、涼しさを感じる要因がある為、不快指数は体感で感じるものとは少し違ったものとなっています。
例えば、日本古来の住まいは、夏の暑さ対策を考えた造りと言われていて、風通しが良い間取りと、日差しを避ける大きな屋根が特徴でした。風を感じる事や、直射日光を避けて日陰にいる事で体感として涼しさを感じる事が出来きる家造りになっていたということです。

現代の日本の住まいでは、昔と比べて、外壁と窓で囲われた空間になり、街も密集しているため考え方が変わってきています。
松匠創美では、そんな住環境の中でも、風通しの良さや屋根の断熱性能を高めた住まいを提案していて、特に無垢の木の構造材を室内に現すことで、無垢の木が湿気を吸収し、室内がジメジメとしないように考えています。

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