今日は、先週末に受講をしてきました

地震津波被害・耐震診断・耐震補強の講習会

第3回「東北地方太平洋沖地震・熊本地震の被害」の

東北地方太平洋沖地震の被害について

印象に残った部分をご紹介したいと思います。

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1995年以降に発生した地震の中で桁違いに

多くの犠牲者を出した東北地方太平洋沖地震ですが、

広範囲に被害が及んだため、地域によって被害の状況にも

違いがみられ、一様に言う事が難しいようです。

 

そんな中、地震動による建物被害に注目しますと

店舗併用住宅のファサード開口部分からの変形被害は、

近年の大地震では、共通して起こっていることで、

この地震でも多くの被害を出していました。

早い対策がなされることが望まれるところです。

土蔵、納屋などの非住家につきましては簡易な構造である

と言う事で、被害を受けることが多くなっているようです。

これも共通して見られることです。

また、造成地などの地盤変状、

低湿地や水田を埋め立てた宅地での地震動の増幅、

液状化よる建物被害などが各地で見られています。

 

そして、東北地方太平洋沖地震で最大の被害を起こした

津波によって、低層の木造建築物はすべて流されてしまった

かのように報道されていましたが、実際には、

残存家屋もみられ、波に対してどのように建っていたかによって、

被害の状況は様々考えられるようです。

津波被害の統計によりますと木造建築物では、

階数が1、2階の場合、全壊率に大きな差はなく

3階建てになりますと全壊率が下がることが判ります。

 

現在では、津波防災地域づくりに関する法律が出来、

津波避難ビルの構造要件がまとめられ、

木造住宅の対津波設計要項(案)なども作成され、

木造の2階建て、3階建てそれぞれの設計手法も

あまり現実味はありませんが、示されています。

地震による被害を目の当たりにする度に

無力感に打ちひしがれますが、それでも少しずつ

ひとつひとつ、改善していくよりほかありません。

熊本地震につきましては、次の機会にご紹介したいと思います。

どうぞ、良い週末をお過ごし下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。