今日は、とても個人的なお話です。
昨年に引き続き、今年も年の初めにこんな話を
しなければならないことになってしまい痛く恐縮なのですが、
昨年の年もいよいよ押し詰まった26日の早朝、
母が亡くなりました。80年の生涯でした。
母のコトは、これまでもこちらのブログに時折書いてきましたが、
2007年の2月に小脳出血で倒れてからの10年、
9度の入退院を繰り返し、特に後半の5年間は
娘の都合で有料老人ホームでの生活を余儀なくされ、
3年程前には要介護5の寝たきり生活になっておりました。
施設を訪ねてもとんぼ返りで取り付く島もなく、
いつも、忙しい忙しいと冷たい娘を産んでしまったことを
施設のベットで悔やんでいたことでしょう。
そんな中でも、施設のケアマネージャーさんが
とても当たりの柔らかいやさしい方で、母がとても信頼し、
気に入ってくれていたことが、せめてもの救いです。
母とは、母がまだ元気だった頃、手が焼ける父の面倒は、
母でないと無理だから、父より長生きしてくれないと・・・
と、よく話していたので、その約束を守り1年近く頑張って、
そろそろいいかなぁと旅立って行ったのではと思っています。
沢山の愛情をかけて育ててもらったにも拘らず、
親孝行の一つも出来なかった不出来な娘でしたが、
この世に招いてくれたこと、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
*
今週末は、この冬一番の寒気がやって来るそうですので、
どうぞ体調を崩さぬよう、暖かくしてお過ごし下さい。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。