日曜日は、ヤン・リーピンが日本の観客に贈る

最後の 『 シャングリラ 』 を観に

渋谷のBunkamuraまで出掛けて来ました。

IMG_3692

*カーテンコールのみ撮影が許されていました。

前回の『孔雀』で、時計役として、

公演中、2時間半に渡りずっと回り続けた少女

ヤン・リーピンの姪ツァイチーが

今回は髪を炎のように揺らしプロローグを踊りました。

IMG_3685

前回公演で最も印象に残っている

「花腰歌舞」フアヤオイ族歌舞は、

三拍子で歌い、二拍子でステップを踏み、

一拍子で手を叩くという難易度の高いものです。

各人で刺繍が違う衣裳は、自分たちの手作りで

1着創るのに4、5年かかると言われるものとのこと、

それはそれは美しいモノでした。

IMG_3681

最後は、ヤン・リーピン最後の舞い

「孔雀の精霊」

消費される文化というものもありますが、

少数民族に伝わる歌舞が

今後も継承されていく文化になることを望みます。

IMG_3687

「シャングリラ”とは”美しい場所”を意味する言葉です。

私たちはこの作品の中で、人間が本来持つ

”美しい気持ち”を表現しようとしています。

自然や生命に対する憧れや畏敬の念を言葉でなく、

昔から行われてきた踊りや歌によって表すのです。」

ヤン・リーピン

最後までお読みいただき、ありがとうございました。