今日は、昨日に引き続き
『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介です。
敷地の立地から2階にリビングとなりましたので、
2階リビングの利点を生かし、空間的広がりが感じられるよう
トイレ以外の空間には、フラットな天井は設けず、
屋根の傾斜なりの勾配天井にしました。
そして、階段の柱とそれに架かる大きな小屋梁を見せ、
それ以上の小屋組みはボードを貼り、
白い天井として仕上げました。
床には、チェリーのラスティックグレードを貼りました。
ラスティックの床板は無垢ですが、節や白太と赤味を混ぜて
工場でジョイント加工したものですので、
いろいろな杢目が入り交じり、とても表情豊かで
面白味のある仕上がりになります。
そのため、木の表情を楽しみたい方に人気があります。
今回もとても気に入っていただきました。
このような形で木材を加工して有効活用することで、
丸太の利用率を向上することができます。
それを使用することは山を守ることにもつながりますので、
大切なことだと思います。
『三世代バリア”アリー”の家』のご紹介は今回で最後となります。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。