今日は伝統的木造軸組工法の実大静加力実験を見学に
つくば市にある独立行政法人建築研究所まで行ってきました。
今回は振動実験ではなくて
この建物の2F床の部分を右側からジャッキによって
静的に押し引き加力をする実験です。
派手さはないのですが、徐々に加力され
ミシミシからバキバキッと変形していく建物の動きを
ジックリ観察できるとても貴重な体験でした。
最大加力後、50kN加力を緩めたところです。
詳細は全ての数値を検討して、
解体した仕口を見てみないと判りません。
予想に反した結果の部分も有りましたので
今日の実験が今後伝統的木造軸組工法にとって
どの様な判断がなされていくのかたいへん興味深い所です。
□ 松匠創美 設計 久保歩美
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