建設地:神奈川県横須賀市
家族構成:夫妻+子供2人
敷地面積:117.57㎡
述べ床面積:84.48㎡
竣工:2004年
お施主さんは、建売住宅を購入し、暮らし始めてみると
その家が、家族の肌には合わないコトに気がつきました。
それからは引越しをしたいとの思いに駆られるようになり、
土地を探して、今度は「注文住宅」で建てたいとの依頼で
した。
その思いは明確で「とにかく明るい家にしたい」という
ものでした。
家族構成は、ご夫婦二人とお子供様二人の四人家族。
計画地は、神奈川県は三浦半島の落着いた住宅地。
東西に細長く、東側に道路、西側と南北には宅地に
囲まれている条件でした。
当初、南側の隣地には建物が建っていませんでしたが、
建売住宅が建つ事がわかっていましたので、不動産屋
さんを介して、その平面図とパース(透視図)を入手
してからプランに取り掛かりました。
「とにかく明るい家」がご希望でしたので、リビングと
ダイニングキッチンを2階に計画し、南側は、隣家から
十分に距離を置き、互いの窓の位置に配慮しながら大き
な開口部を計画しました。
また、2階の利点を活かして天井を高くましたので、
間口が狭いことからくる窮屈感もなく、ハイサイド窓が
一年を通じて自然の光と新鮮な風を送り込んでくれるので、
とても明るく、風通しの良い開放感のある部屋に仕上る
ことが出来ました。
北側階段ホールの2階部分には、大きな窓を設けて、
自然の光がしっかりと1階まで届くようにしました。
おかげで、暗くなりがちな1階の廊下や玄関ホールも
十分に明るい空間にすることが出来ました。
お客様の声
要望通りの明るい家になりました。
足元は無垢の木なので、気持ちが良く、住み心地満点です。
休日に4人がそろうと楽しいし、家族全員感謝しています。
設計:久保歩美・田中伸二
設計:久保歩美・田中伸二
・松匠創美の家づくり(考え方)はコチラ
・住まいの性能(風向きを考慮して窓を設ける)はコチラ

撮影:スタジオオーピー・中島写真事務所
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「光が差し込む明るい家」のその後
先日(2011年2月)、松匠創美の建てた家の「光が差し込む明るい家」へ2年振りに伺ってきました。
数年経って、無垢の木がどのくらい変化しているのか、新築当時と生活が変わって、今はどんな暮らし方をしているのか。
その事の報告をしたいと思います。
前述のように「光が差し込む明るい家」は、2004年に竣工した2階建ての住宅です。当初、ご夫婦+子供が二人の家族構成でしたが、現在は、お子さんが二人とも独立されて、ご夫婦二人で暮らしています。
内部に使用した樹種は、床の仕上げが、ロジポールパインの無垢のフローリングで階段の踏板は、飫肥杉という宮崎県の杉です。階段の手摺や窓枠等は栂です。
ロジポールパインのフローリングは、柔らかく、白っぽい色味の木ですが、白っぽい木も6年半の間に、経年変化し、徐々に飴色になり始めていました。
材の収縮具合は、床暖房が入っていないこともありますが、床目地の隙間に米粒が落ちない程度で、無垢の木としては通常の乾燥収縮でした。

階段の踏板の飫肥杉は、赤身のある柔らかい木材です。
元々の色が濃いので、経年変化は目立ちませんが、毎日の使用で艶やかになってきていました。
手摺に使った栂の色味は黄褐色と言われています。
手摺は、素手で触れる部分なので、艶やかになり、飴色っぽくなってきています。

ご主人も「思ったより、いい色になって来たよね」と喜んでいる様子でした。
完成から6年半ですが、「光が差し込む明るい家」の木は、着々と年代を積み重ねていっていました。
また、子供が将来巣立つ事を想定しての小さめの子供部屋も今回は見させて頂きました。
ひとつは納戸になっていて、もうひとつは、ご主人の趣味のギターの練習部屋へと変わっていました。

設計の時に想定していた、家族の変化に合わせて変わっていく部屋の使い方を見れたのは、僕にとって、とても嬉しいことでした。








