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2015 年 11 月 のアーカイブ

メルマガ 2015/11/25

■ 第158号 ■ 家づくり雑記帖「 三世代バリア”アリー”の家 」

■ 第158号 ■

□・・―――――――――――――――2015年 11月 25日

木の家を知る・建てる・暮らす

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□ 目次

【1】   片付け好きの頭の中 「本当に欲しいものを知りなさい」

【2】   家づくり雑記帖 「 建てた家-三世代バリア”アリー”の家 」

【3】   家づくりのいろは「造作家具―壁面収納―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「本当に欲しいものを知りなさい」

こんにちは、片付け好きの久保です。そろそろクリスマスツリーを出したり、クリスマスケーキの予約をしたり、街ではクリスマスソングを耳にする季節になってきました。
さて、今回は本のご紹介をしたいと思います。とは言いましても片付けの本ではありません。ご紹介したいのは「本当に欲しいものを知りなさい」スティーブン・リース博士著。この本では、人の行動を16の基本的欲求で考えます。この16の基本的欲求の強さには大きな個人差があることから、自分の隠された欲求を知ることで幸せの鍵を見つけ出そうという本です。

16の基本的欲求とは、力(他人を支配したい)、独立(人に頼らず自力でやりたい)、好奇心(知識を得たい)、承認(人に認められたい)、秩序(ものごとをきちんとしたい)、貯蔵(ものを集めたい)、誇り(人としての誇りを求める)、理想(社会正義を追求したい)、交流(人とふれあいたい)、家族(自分の子どもを育てたい)、地位(名声を得たい)、競争(競争したい)、ロマンス(美しいものを求める)、食(ものを食べたい)、運動(体を動かしたい)、安心(心穏やかでいたい)です。

この本をご紹介しようと思いましたのは、片付け好きの私は、貯蔵欲が人より弱く、片付けが苦手と言っている田中は、貯蔵欲が人より強いことが判明し、もちろん、片付けはモノの多少だけで決まるものではありませんが、分かりやすい結果に納得したためです。
自分だけでなく、一緒に暮らす人や仕事をする人などの基本的欲求を知ることで、共通の目標や対立点が分かり、対立点への対処方法を話し合えばストレスを減らすことができるかもしれません。

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【2】 家づくり雑記帖「 建てた家-三世代バリア”アリー”の家 」

こんにちは設計の田中です。
今日は、松匠創美の建てた家で、お母様と同居する「三世代バリア”アリー”の家」のご紹介です。難しい条件をいくつか抱えた敷地でしたが、その条件こそが、プランを解決の方向へと導いてくれました。

元々葉山で暮らしていたクライアントさんとの出会いは、地元の不動産屋さんのご紹介です。家族構成は、ご夫婦と2人のお子さん、ご主人のお母様の5人家族です。
ご購入されたその敷地は、東西に細長い形状で北側と東側が道路です。道路から約1メートル高い場所に平坦な地盤があります。南側隣地は1段高くなっていて3階建て住宅が将来建つ事も想定され、西側の隣地には既に3階建の住宅が建っていました。一方、好条件なのは、道路を通じて視界が開けている事で、遠くの山の景色も見えますし、通風を得る事も出来ます。

設計での課題は、南側からの日差しを出来るだけ得る事と、お母様の動線です。しかし、道路斜線制限や道路沿いに駐車スペースを取る関係で、建物が南側に寄ってしまい日差しを得にくい条件でした。そこで、南側隣地の方から計画中の立面図を頂き、周辺環境を再現した模型を作り日差しが入る季節や時間を確認して計画をすすめました。また、動線では、道路から玄関に向かうのに、必ず段差が生じてしまうことから、日常から程よく運動できる家づくりをする方向で計画をする事にしました。

こうして完成した家は、東西に細長い住宅で、地盤に上がるのに一番段差が少ない南側から階段を上ってアプローチします。玄関は南側の真ん中に配置しました。玄関から廊下に出るとすぐ左側にお母様の部屋があります。模型で判明した日差しが入りやすい場所です。右の突き当りには家族の寝室があり将来二つに分ける予定です。また、寝室と玄関の間にはウォークインクローゼットがあり、家族のものを一か所に収納できるように計画しました。
2階は、ワンルームのLDKになっていて、家事コーナーやバルコニーに面した子供コーナーもあります。家事コーナーや子供コーナーも
2階で一番明るい場所に計画しました。しかし、模型だけでは解らない事も勿論あって、工事中に窓の位置を1か所調整して、より日差しを得られるようにしました。

完成後に三世代バリア”アリー”の家に伺うと、お母様の部屋の引き戸がいつも開いていて、そこから、1階中央の廊下に光が届き、風も通り抜け、お子さんも駆け回って元気で、とても爽やかな気持ちにさせて頂いています。

写真はコチラでご覧頂けます。

久保のブログでも、三世代バリア”アリー”の家
をご紹介しています。


設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのいろは「造作家具―壁面収納―」

こんにちは、千葉です。
そろそろクリスマスツリーを出さなくてはいけない時期になって参りました。
部屋が一気に狭くなる感じがしますが、子どもたちと一緒にクリスマス気分を楽しみたいと思っています。

今日の「家づくりのいろは」は、壁面収納について勉強していきたいと思います。
一般的に壁面収納というと、扉がついているものが、多いようです。扉がつくということは、いわゆる隠す収納になります。見た目は、すべて隠されていて、スッキリ見えるようですが、少し圧迫感はあるように感じます。

松匠創美の壁面収納は、多くがオープン棚で造作しています。
この壁面収納はデスクコーナーや、テレビ廻りの棚として活躍しています。
特徴としては、無垢の木で造り、オープンの場合は棚を可動にせず、固定棚としています。可動棚にすると、それぞれの物に合わせて様々な段違いの納まりになり、見た目がごちゃごちゃになってしまうそうです。意匠的な関係で、例え高さの差があるものを並べるにしても、棚板が横並びに揃っているとスッキリ、きれいに見えるようです。棚板の奥行きもA4サイズが入るくらいにしておくと、だいたいのものが納まり、前に仮置きなどしてしまうことが、少ないようです。また、窓を組み込むことができるという楽しみもあります。

この他の利点として、扉をつけないということは、それだけコストを抑えられるということも挙げられます。

事務所兼モデルルームの壁面収納も、木で造作され、横ラインの強調されたきれいな造りになっています。是非見学にいらして下さい。

メルマガ 2015-11-25 千葉

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出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美
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メルマガ 2015/11/11

■ 第157号 ■ 家づくり雑記帖「 日本の林業と森林破壊-4 」

■ 第157号 ■

□・・―――――――――――――――2015年 11月 11日

木の家を知る・建てる・暮らす

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□ 目次

【1】   片付け好きの頭の中 「モノと向き合う」

【2】   家づくり雑記帖 「日本の林業と森林破壊-4」

【3】   家づくりのいろは「造作家具―ウォークインクローゼット―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「モノと向き合う」

こんにちは、片付け好きの久保です。今年も残すところ2か月を切りました。年末へ向けて忙しさが増す前に、今年中に済ませておきたいことで忘れていることがないか、チェックし、悔いの残らないようにしたいと思います。

さて、今日は15年以上前の話になりますが、今のように片付けがブームではございませんでしたが、それでも収納でお困りの方はいらっしゃって、収納が足りなので収納計画をして欲しいとの依頼を受けたことがあります。
1間半の押入にぎっしりと詰まったモノを効率的な収納方法に変えることで、捨てることなく、出し入れし易く、ゆとりのスペースを生み出すことはできました。しかし、この時に思ったことは、このゆとりスペースはあっという間にモノで埋まってしまうに違いない・・・ということでした。

片付けは、器の問題よりも思考の問題の方がはるかに大きいのです。

片付けについて書かれた本や雑誌を手にすると、便利な片付けグッツなどが、いろいろと紹介されていますが、収納グッツを購入する前に必要な事は、モノと向き合いそのモノの役割を知ることのような気がします。そして、その役割を終えたモノは処分してもきっと後悔することはないのでは、と思っています。

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【2】 家づくり雑記帖 「日本の林業と森林破壊-4」

こんにちは設計の田中です。
日本の林業と森林破壊も今回が最後になります。歴史の中で繰り返し行われてきた森林資源への需要の高まりと森林破壊ですが、現在では新たな問題が起きようとしています。今回は、日本の林業の現在と、新たな問題について書いてみたいと思います。

高度経済成長期、日本では木材の需要が高まる中で、木材の輸入が自由化され、安価な輸入材が増えていきます。また、同時に、公害、環境破壊への関心の高まりによって、国産材の需要が減り、供給量も減って行くことになりました。やがて公害問題が回復に向かう頃、新たに別荘地やゴルフ場等の開発で生まれた土壌汚染、治水機能の悪化で自然保護の意識が更に高まりを見せる事になります。同時に円高による欧米志向の影響もあり国産材の需要は減り続け林業は衰退していってしまう事になりました。

バブルが崩壊後し、1997年になると「気候変動に関する国際連合枠組条約」で「京都議定書」が採択されます。そこで、日本は温室効果ガス排出量を6パーセント削減する事が定められる事になります。
この排出量の計算では、適切に経営されている森林については、温室効果ガスの吸収量に加算できる為、衰退していた日本の林業と森林に大きな責任がかかる事になりました。
国は林業への助成を進め、公共建築、ビル、個人住宅、都市の憩いの場での国産材の利用が進み、間伐材利用の大切さも広まり、日本の林業は少しずつ回復に向かう事ができました。
世論調査の国民が森林に期待する役割でも、1999年では9位と最下位だった「建材、家具、紙などの原材料となる木材を生産する働き」という項目が、2011年では「貴重な動植物の生息の場としての働き」を抜いて6位にまでになりました。

しかし、日本の林業はまだまだ自力では経営できなく問題が山積みです。例えば、現在、住宅を建てるのに適齢期のスギが山には沢山ある一方、二酸化酸素吸収量が多い若いスギは少し少なめです。適齢期のスギを使い若い木に世代交代しなければ、森林が人間社会同様に超高齢社会となり、このまま放置され続けると、スギが土に分解される過程で出る二酸化炭素の排出や、微生物の大量発生などによって予測できない事態へと陥る可能性も指摘されています。

循環型の日本の林業では、木を伐り使うことは未来を築くことです。
ことわざの「木を見て森を見ず」のようにならないように、林業が抱えた問題は、社会全体の問題として考えて行けたら良いと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのいろは「造作家具―ウォークインクローゼット―」

こんにちは、千葉です。
紅葉のきれいな季節になりました。今月は家族で葉山の山をハイキングしながら、紅葉を楽しみたいと思っています。

今日の「家づくりのいろは」は、ウォークインクローゼットについて勉強していきたいと思います。
私が子どものときは、「納戸」や「押入」はありましたが、ウォークインクローゼットという言葉は、聞いたことがなかったように思います。ウォークインクローゼットとは、人がその中へ入っていけて、収納の出し入れができる程度の広さのある収納スペースという意味のようです。
このウォークインクローゼットは、一般的なものを見ると、引出しや棚、ハンガーパイプなどが造り込まれていることが多いようです。空間の広さによって形状も様々で、片側に収納でもう片側が通路、両サイドが収納で中央に通路、この他コの字、L字の形の収納などあるようです。
また、ウォークインクローゼットは一般的に暗くなりがちのようですが、鏡を取り付けることで、身なりを整えるためのものだけでなく、クローゼット内に明るさをもたらす効果があるそうです。
松匠創美では、お施主様の住んでいらっしゃるお宅を訪問させて頂き、収納の仕方や、癖など実際の暮らし方を見せて頂き検討していきます。その際、なるべく普段の生活をそのまま見せて頂くことにより、出しっぱなし、置きっぱなしのない収納への改善策を考えることが出来ます。
そして、家族ひとまとめの収納にするのか、各々の個室収納にするのかで、その収納を管理していく人が、最も使いやすいものを提案させて頂くよう心がけています。何より造り込まず、ハンガーパイプや、枕棚などは配置させて頂き、お施主様の持っていらっしゃるタンスや収納ボックスなどに合わせてウォークインクローゼットが造られます。

メルマガWIC写真千葉

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美
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