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2014 年 9 月 のアーカイブ

メルマガ 2014/09/17

■ 第129号 ■ 家づくり雑記帖 「戦後日本住宅伝説-2」

■ 第129号 ■

■□・・―――――――――――――――2014年09月17日

木の家を知る・建てる・暮らす

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□ 目次

【1】   片付け好きの頭の中 「思い出の片付け方」

【2】   家づくり雑記帖 「戦後日本住宅伝説-2」

【3】   家づくりのいろは 「窓廻り―縦すべり出し窓―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「思い出の片付け方」

こんにちは、片付け好きの久保です。すっかり秋めいてきた葉山です。そこで、今回は芸術の秋にちなんだ片付けについてです。現在の趣味は『月一ライブ』、月に一回、生の芸術を鑑賞することです。美術大学の学生だった時には、展覧会に行く機会が多く、映画鑑賞も好きで、多い年には年間100本くらいの映画を映画館で観ていた名残です。

そして、当時の鑑賞チケットはデザインに力の入ったものが多く、鑑賞記念に大切にとっていたものです。それが味気なくなった現在でも続いています。一番古いものは、1974年5月12日(日)国立モスクワ芸術劇場バレエ『白鳥の湖』全幕のチケットです。当時のバレエの先生が取って下さったものです。

これに始まり、バレエやフラメンコなどのダンスやシルクドソレイユなどのパフォーマンス、野球、バスケット、サッカー、F1も含むスポーツ、映画は高価なロードショーをほとんど見ていないため少ないのですが、展覧会のチケットは素敵ものが沢山あります。音楽のチケットは入手する際の苦労が懐かしく思い出されるものも多くあります。

これらチケットのようにサイズにバラつきのあるものを片付ける際は、入れ物のサイズを揃えると整理しやすくなります。私の場合、元々はこの入れ物をB5版のバインダーにしていたのですが、時代がA版へ移行したのを受け、大は小を兼ねるで現在では、A4のバインダーにすべてチラシやフライヤーも含めて、スクラップしています。

私にとっては、大切な思い出のバインダーの3冊です。
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【2】 家づくり雑記帖 「戦後日本住宅伝説-2」

こんにちは、設計の田中です。
今日は、先月に埼玉県立近代美術館で開催されていた「戦後日本住宅伝説-挑発する家・内省する家」展に行ってきた話の続きです。前回は、水平ラインが綺麗に見える日本の建築の美意識がまだ残っている時代の住宅。今回は戦後10年経った頃の新しい時代を感じる住宅です。

戦後10年が経った頃の日本と言うと、政治では国際連合に加盟するなど国際社会に復帰を果たし、経済は順調に成長していき「もはや戦後ではない」と呼ばれていました。
そんな時代の1958年に完成した「スカイハウス」は、菊竹清訓さん設計の自邸です。正方形の平面プランの住宅が5m浮き上がったデザインです。初めて目にすると、何のために浮いているのか疑問に感じたりもしますが、実はスッカラカンの建物の下部は生活の変化に応じて増築できるようになっていて実際に増築されたそうです。完成当時のまるでツリーハウスか宇宙船のようなデザインや発想には大胆というか迫力を感じました。
東孝光さん設計「棟の家」は1966年に完成した東さんの自邸です。郊外で庭も造れる広い土地を選んで住むよりも、都心の6坪という狭小の土地を選んだという住宅で、コンクリート造による地上5階、地下1階です。展示では実物大に拡大された図面があり、その狭さには驚かされました。恐れる事を知らないという感じを受けました。狭小住宅の先駆けで、伝説的であり一番有名な建物です。
丹下健三の弟子の黒川紀章さん設計の「中銀カプセルタワービル」は、個室性の高いカプセルを積み上げたデザインの集合住宅で1972年完成です。そのカプセルが一つの住居になっていて、一見すると近代らしからぬ非効率なデザインで、遠い未来の建築という感じですが、時代の変化に合わせてカプセルごと部分交換ができるようにと設計してある点では変化への対応と効率を模索していた様子が良く現れているのだと思いました。また、カプセルが積み重ねられた形から、電気や水道や排水はどうなっているのだろうか疑問に思っていましたが、こちらは実験によって効率的に計画されているのだそうです。
パソコンもない時代に大変な建物を完成させたんだと言うことが良く伝わる展示でした。

1つ目の「スカイハウス」と3つ目の「中銀カプセルタワービル」は、部屋や設備など、社会の変化や技術の進歩に追随できるように設計されていて、どちらも新陳代謝する建築として有名です。現代のサスティナビリティの考えとも無縁じゃないと思います。また、社会全体の雰囲気を感じ取ってか上昇志向を感じたりもします。

次回は、今回紹介した3つと同じ時代に完成した家ですが、落ち着いた雰囲気の家を紹介したいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方http://www.hayama-ie.jp/concept/index.html

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【3】 家づくりのいろは 「窓廻り―縦すべり出し窓― 」

こんにちは、千葉です。
夏休みが過ぎ去ったと同時に夏もどこかへ行ってしまい、セミの声から秋の虫の音に変わってきましたね。体調を崩されないようお気をつけ下さい。

今日の「家づくりのいろは」は、前回の「横すべり出し窓」に続き、「縦すべり出し窓」について勉強していきたいと思います。

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縦すべり出し窓は、前回お話した横すべり出し窓と同じく、ガラス面が外に向かって直角に開くものをいい、その軸が垂直方向にあるものを言います。サッシの開口面積を最大限に開放できること、全開時には90度まで開くため、壁と平行に流れる風を取り込むことができるという特徴があります。風の向きによっては、角度を変えることにより、風の入り具合も調整できます。

横すべり出し窓のハンドルは、窓の下側にありますが、縦すべり出し窓は、取り付ける場所によって、右開き、左開きと選ぶことができます。隣の家の窓が近い場合、その窓が見えない方向の開きにすると、視線よけにもなるようです。
ただ、横すべり出し窓のように、ガラス面が庇代わりにならないので、雨の日は注意が必要です。

縦すべり出し窓は、ガラス面が外に開くので、引き違い窓や上げ下げ窓のように、外側に網戸を取り付けることができません。そのため、窓の内側に上げ下げ式や、ロール網戸を取り付ける場合が多いようです。
最近では、外側のガラス面もお掃除しやすいようにできているそうです。

横すべり出し窓、縦すべり出し窓、それぞれの特徴を少しでもおわかり頂けましたでしょうか?
壁から外に向かって出ている窓を探してみて下さい。さて、横すべり出し窓でしょうか?縦すべり出し窓でしょうか?
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

http://www.hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中

〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内766-3
Copyright (C) 2014 松匠創美 All rights reserved.

メルマガ 2014/09/03

■ 第128号 ■ 家づくり雑記帖 「戦後日本住宅伝説-1」

■ 第128号 ■

■□・・―――――――――――――――2014年09月03日

木の家を知る・建てる・暮らす

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□ 目次

【1】   片付け好きの頭の中 「持ち物リスト」

【2】   家づくり雑記帖 「戦後日本住宅伝説-1」

【3】   家づくりのいろは 「窓廻り―横すべり出し窓―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「持ち物リスト」

こんにちは、片付け好きの久保です。すっかり空が高くなった9月の始め、とんでもない寒がりの私は、急な寒さについ反応してしまいます。毎年この頃に、暖かい衣類を購入してしまうと言う、悪い癖があります。正に今年も8月末にも拘らず、10月の気候になり、ちょっと街へ出掛けた帰り道、カシミアのセーターを購入してしまいました。

その際、役に立ったものが持ち物リストです。暑い時には片付け好きとは言え、積極的に片付けたくはありません。そこで、そんな時は、持ち物リストの片づけをします。

リストを作成してからもう何年も経ちますので、今では季節ごとにリストを整理するだけで良くなりましたが、はじめは手持ちの衣類すべてを書き出すことから始めました。実際に書き出してみますと、思い出せないモノが多く存在し、尚且つ、自分の中で勝手に例外や特別枠を設けて除外しまっているモノがあることに驚かされます。そこで、すべての垣根を撤去し、リストに載せます。

次は、季節ごとや種類ごと、似たようなもの同士をまとめます。すると自分の持ち物の偏りが目で見て判ったり、多くの発見があります。現在所有している衣類は一人分でインナーも含め180着ほどです。このリストのおかげで、先シーズン何色のセーターがあるといいなぁと考えていたのか、思い出すことができます。

おかげ様で、ここ数年、ずっと欲しいと思っていた色のセーターを手にすることができました。衣替えが来る前に、こんな片づけはいかがでしょうか。
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【2】 家づくり雑記帖 「戦後日本住宅伝説-1 」

こんにちは、設計の田中です。
先日の日曜日、埼玉県立近代美術館で開催されていた「戦後日本住宅伝説-挑発する家・内省する家」展に行ってきました。その作品からは、当時の夢や理想、情熱が感じられました。ということで今日はこの展覧会について書いてみたいと思います。

今回展示があったのは、日本人建築家16名が1953年から1978年に建てた住宅です。図面、模型、写真や映像の構成になっていました。(図録はこちらhttp://bit.ly/1A1dWc9
1953年から1978年と言うと、日本は高度経済成長期から安定成長期に突入し第二次オイルショックくらいまでの期間で、急激な経済産業の発展の代償として公害問題が明るみになる頃です。
当時は、住宅を建てるのに建築家に設計を依頼する発想も、コンクリートや鉄で家を建てることも少ない時代です。また、欧米的なダイニングキッチンが公団住宅で取り入れ始め、個室の必要性も徐々に高まり始める頃でもあります。
そんな時代に、センセーショナルに建築されたのが、今回展示された住宅です。その幾つか紹介していきたいと思います。

終戦から8年が経った頃に完成したのが、後に都庁を設計した丹下健三の「住居 House」です。まるで社寺建築のようにも見えますが、近代建築の条件とも言われていた、ピロティ、連続窓、自由な平面といった要素を取り入れた丹下さんの自邸です。室内は柱の無い広々とした解放的な空間になっています。
同年に完成した増沢洵の「コアのあるH氏の住まい」では、ビル建築に用いられていた、設備水廻りを一箇所にまとめるコアと言う手法を取り入れた平屋建ての住宅です。こちらも内部には柱の無い空間構成になっていて、それを可能にした屋根は特殊な構造の木造でした。
翌年の1954年に完成した清家清の「私の家」は、平屋でありながら鉄筋コンクリート造で、玄関のないワンルーム形式の土足で出入りする家です。室内から庭に出るのに段差が抑えられて設計されています。鉄筋コンクリートや、欧米の生活スタイルなどを取り入れた住宅です。

3つとも住宅という小さな建築に、新しい要素を取り入れた挑戦的な部分が有るものの、外観では水平ラインが綺麗に見える日本の建築の美意識がまだまだ多分に感じられる住宅でした。
松匠創美では、進化しながらも街並みに馴染むそんな佇まいに憧れたりもします。

次回は、戦後10年経った頃の住宅を幾つか紹介したいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方http://www.hayama-ie.jp/concept/index.html

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【3】 家づくりのいろは 「窓廻り―横すべり出し窓― 」

こんにちは、千葉です。
子どもたちの夏休みもやっと終わり、ホッと一息というところです。これで、少しは家の中が片付くはずなのですが・・・あとは、私の頑張り次第ですね。

今日の「家づくりのいろは」は、横すべり出し窓について勉強したいと思います。以前「家づくりのことば」でもご紹介しているのですが、もう少し詳しく勉強してみたいと思います。

横すべり出し窓と聞くと、どんな窓を想像されるでしょうか?
すべり出し窓には縦すべり出しと、横すべり出しの2つのタイプがあります。初め私は、縦と横が逆に思っていました。
縦と横が何を指しているのかが理解できると区別できると思います。すべり出し窓とはガラス面が引き違い窓のように壁に平行にスライドするのではなく、外に向かって直角に開くものを言います。その軸が窓の上枠と平行にあるものを「横すべり出し窓」と言います。

辷り出し
窓の下側にあるハンドルを押し開けると、庇代わりとなるため、雨が室内に降り込むのを防ぎ、雨が降っていても通風を確保することができます。蒸し暑いときの雨だと大変便利です。
サッシの素材は、アルミやスチール、樹脂、木などがあるそうです。
ハンドルの操作方法としては、縦にすると解錠、横にすると施錠となる形が多いようです。サイズによりついていない場合もあるようなのですが、解錠ツマミというものがついていて、60°または90°の状態にロックされて外側のガラス面を掃除することができます。掃除が簡単にできることは大事な条件ですね。網戸は横引きロール網戸と呼ばれるものを、窓の内側に取り付ける場合が多いようです。
松匠創美では、この横すべり出し窓をお薦めしています。もちろん事務所兼ショールームにもありますので、ご興味のある方は是非見学にいらして下さい。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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