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2013 年 1 月 のアーカイブ

メルマガ 2013/01/30

■ 第88号 ■  家づくり雑記帖 「シリーズ 松匠創美の建てた家 」

□ 目次

【1】  こんな感じに過ごしています  「  SYOKU-YABO農園 」

【2】  家づくり雑記帖  「シリーズ 松匠創美の建てた家 」

【3】 家づくりのことば  「 食品庫・家事室  」

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【1】 こんな感じに過ごしています  「 SYOKU-YABO農園 」

こんにちは 野上です。

先日の日曜日はとてもお天気が良かったので 出かけたいなぁと思っていたところに 鎌倉に住む友人から「お昼を一緒にSYOKU-YABOで食べない?」と誘いがありました。

SYOKU-YABOとは 横須賀市芦名という所の山の中にある農園です。近くには野菜を作る農家や佐島の漁港市場もあって 海と山の新鮮な食材が揃うこの地域は近隣のレストランのシェフ達も素材探しによく訪れるそうです。 実は2年ほど前のメルマガで この「SYOKU-YABO農園」さんを紹介した事があるのですが その時は広い敷地を使って「ピースニック」という野外音楽イベントを行っていたのを観ただけで 園内で育った野菜を使った料理が食べられる屋台が敷地の中にあったのに食べずに帰ってしまい その後気になったままでいました。

そんなこともあり 友人の誘いに即「OK!」と返事をして出かけることになりました。葉山からは車で20分くらい 鎌倉からだと40分くらいの距離にあるのですが 友人はここがお気に入りで何度も食べに来ているらしく 迎えの車の中で 出てくる料理の話を楽しそうにしてくれたので 程良くお腹が減った頃 農園の入り口に辿り着きました。 そこは右に畑が広がり左には小川が流れ 正面奥に屋台(食堂)があって その周りをぐるりと山が囲ったのどかな風景が広がっています。

屋台の近くに 手造りの木のテーブルとイスのセットが何箇所か置いてあって 青空の下でご飯が楽しめるようになっています。お昼は「*糅飯(かてめし)」と言う混ぜご飯と味噌汁の定食メニューが3種類ありました。味噌汁の味噌は全国から40種類程取り寄せているそうで そこから好きな物を選べるので しばらくメニュー表とにらめっこをして 石川県の木桶味噌という味噌を 珍しいと思い選んでみました。

料理が出てくるまで農園をぼーっと眺めていると 2匹のラブラドールが自由に遊んでいるのが見えたので スタッフの方に「ここのワンちゃんですか」と尋ねると「いいえ お客さんのワンちゃんです。」と ロッキングチェアーで気持ち良く昼寝をしているお父さんを指さしました。「広い場所で遊ばせてあげたいと よくいらっしゃるんですよ。」と教えてくれました。  2匹は畑でじゃれたり 山裾の近くまで行って探索したりととても楽しそうで 私達を見つけると近づいて来ました。その顔は「ココ最高に楽しいよ」と言っているように嬉しそうでした。

そんなゆったりとした時間の中で食べた定食の内容は 鶏そぼろ・醤油漬けシソの実と大根の漬物が盛り付けられた糅飯で 自家栽培の野菜とその素朴な味は飽きることがなく 友人が何度も足を運ぶのがわかるような気がしました。それに、青空の下で食べるご飯はそれだけでもご馳走な気分になりました。 ちなみに定休日はないそうですが 雨天・悪天候の場合はお休みするそうです。お天気のいい休日がまたあれば 犬を連れて来てみたいと思います。

IMG_2198

*糅飯(かてめし):SYOKU-YABO農園さんのウェブページより 昔、米が貴重だった頃、少量の米を家族全員で食べる知恵として、季節の野菜、海草類、雑穀等々を米に混ぜて食べていました。このような混ぜご飯を「糅飯(かてめし)」といいます。

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【2】 家づくり雑記帖 「シリーズ 松匠創美の建てた家 」

こんにちは設計の田中です。
今日も前回に引き続き、「松匠創美の建てた家」シリーズで、「空が見える終の住処」です。
団塊の世代が定年を向かえる昨今では、老後をどう暮らすかという話題で「終の住処」という表現を良く耳にします。
今回は、そんな楽しみとしての「終の住処」がテーマの家を紹介したいと思います。

クライアントとの出会いは、動物カウンセラーの先生からのご紹介でした。
4人の子育てを終えたクライアントが、3匹の愛犬との新しい暮らしができる家を求めていたところで紹介して頂きました。
早速見に行った計画地は、東京都の高尾に新しく開発された区画で、緑が豊かな山の近くの土地です。
方位は、南北に対しておよそ45度振れた整形の土地で、東側に道路、南側の隣地は一段下がっています。
日照や風抜けも良さそうでした。

クライアントからの要望は、閉じられた個室は不要で、吹抜けや広がりが欲しい。自然素材を使い、断熱をしっかりとしたい。また、安全の為にしっかりとした構造にしたいと言うものでした。

ご要望の内容が松匠創美のWEBページでお勧めしている内容だった事もあり、方向性は直ぐに決まり、細かいご意見ご要望を聞き取りながら打ち合わせを重ね、途中、同じ開発区域内の近隣の家が先に完成したことで、計画の見直し等も行いましたが、スムーズに進める事ができました。

完成した家は、コンパクトな木造二階建てで南側に広いウッドデッキ、北側に2台分の駐車場を計画しました。
アプローチを抜けて玄関に入ると、広い玄関ホールがあります。愛犬の散歩の時、子や孫が遊びに来た時にも動きやすいようにと計画しました。
玄関ホールから引戸を開けると、実際よりも広く感じるLDKです。これはウッドデッキや大きな吹抜、それと勾配天井の効果によるものです。
一方、大きな吹抜を設ける事による構造上の弱点を考慮すると、どうしても必要な壁と柱が有りましたので、浴室は十分な広さを確保し、脱衣室は少し小さ目にさせて頂きました。
2階は、大きな吹抜に面して設けられた広い寝室とウォークインクローゼット兼納戸しかなく、建具が一つもないシンプルなプランです。子や孫が遊びに来た時は、布団を出してきて皆で一緒に広い寝室で寝る計画です。

今回の「空が見える終の住処」は、とても明るい室内で、リビングと寝室の何処からでも空が見える窓の配置計画になっています。しかも天窓は一つもないのにです。
家づくりの最中に久保が「私の理想の終の住処」と言っていたのですが、そう言われてみれば、久保の愛犬の名前も空と書いてクウでした。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」、「松匠創美の建てた家

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【3】 家づくりのことば

私(野上)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語がたくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ 食品庫・家事室

設計図面の間取りを見ると キッチンの隣りにちょっとしたスペースが設けられている時があります。ほとんどが「食品庫」と表記されていますが、中には「家事室」と書かれているものもあるので、久保にそれぞれの用途は何か教えてもらう事にしました。

写真で確認しながら説明してもらうと、食品庫は常温保存できる食品、乾物・米・酒などを保管する棚が並んだ収納庫ということがわかりました。でも、食品だけでなく大きな土鍋やミキサーなどいつも使わない物を納めたりすることも今では一般的だそうです。キッチン角のスペースをうまく利用して、キッチンからは何が収納されているのか見えやすく、リビングからは見えにくいようになっているそうなので、来客があっても常にキッチンがスッキリと片付いて見えるし、買い物から帰った後に、とりあえず食品庫に商品を置いておく事が出来るから便利だと言う事を、主婦の友人にも話を聞きました。

B-11-50(写真:食品庫 手前がキッチンです。)

一方の家事室は、洗濯やアイロンがけをしたり、裁縫をしたりと、ちょっとした作業が出来る部屋の事をいうそうで、家事道具を収納できる棚や作業が出来る机などが作られているそうです。キッチンと洗面脱衣室との間に設けると、お料理しながらの洗濯なども、作業場・動線が近くて楽になるということでした。

クライアントさまとの打合せ中に「パントリー」という用語が時々出てくるのですが、家事室のことをパントリーと言うそうで、家事室のことはユーティリティーと言うとも教えてもらいました。

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい

有限会社 松匠創美

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メルマガ 2013/01/16

■ 第87号 ■ 【2】 家づくり雑記帖  「 松匠創美の建てた家  」

□ 目次

【1】 こんな感じに過ごしています 「 はじまり 」

【2】 家づくり雑記帖 「松匠創美の建てた家  」

【3】 家づくりのことば 「 ウォークインクローゼット 」

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【1】 こんな感じに過ごしています 「 始まり 」

こんにちは 野上です。

明けましておめでとうございます。今年も葉山やその周辺でのできごとなどを 皆さまにお話しできたらと思っています どうぞよろしくお願いします。

今年1回目のメールマガジンということで 昨年の1回目はどんな事を書いているのか 読みなおしてみました。すると 1月なのに葉山で雪が降り積もって驚いた・・という事が書いてありました。関東でも南に位置する葉山は比較的温暖な地域で 雪が降る事は年に1~2回程度あるかないかです。私の記憶を辿ると大抵が2月か3月の頃に 降っても直ぐ止むような軽い雪で 積もるようなことはあまりないはずでした・・しかし今年も1月に大雪が降りました。2年連続して葉山で大雪が降ったことには本当に驚きです。

しかも朝方降っていた雨が9時ごろ雪に変わり あっという間に数センチ積もったと思えば 今度は風がビュービューと唸り出したのです。あんな嵐のように吹き荒れる雪は 今までこの辺では体験したことがなかったように思います。

この日は祝日でお休みなので 前々から近所の友人夫婦達と おのおのの手造りカレーを持ち寄って新年会を開く約束をしていました。そんな約束がなければ外に出ないで家でおとなしくしていたいと思っていたのですが 仕方なく顔にバチバチと雪が当たるのを泣きつつも我慢して近所のスーパーへ買い出しに行き 「今日は中止ね。」と連絡が入ることをどこかで期待しながら そんな夢も叶わないままカレーを仕上げ また渋々と友人の家へと出かけて行きました。

でも いざ数種類のカレーや手造りシュウマイなどが集まったテーブルを目の前にすると 先ほどまでのネガティブな気持ちは吹雪と共に吹き飛んで そういえば 子供の頃は雪が降れば「雪だるまが作りたい」とか「坂道をソリで滑りたい」とか・・わくわくした気持ちを持っていたよねなんて言いながら コロッと雪に対しての気持ちも変わり お腹もいっぱいに食べて飲んで楽しい新年会となりました。

IMG_2109

そんな雪の日が終わった次の朝 道路に雪が残っていたので自転車通勤は諦め歩いて事務所へ行く途中 別の友人の家の前を通ると 門先にちょこんと雪だるまが飾られていました。大人になってもあの頃のままの気持ちを持ち続ける人がいるものだと・・あの吹雪を楽しむ心がある友人を ちょっと羨ましく思った一年の始まりでした。

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【2】 家づくり雑記帖 「松匠創美の建てた家 」

こんにちは設計の田中です。
一昨日の関東地方の大雪は大変でした。
昨日は、朝まで続いていた高速道路の通行止めによって現場はお休みさせて頂きました。また、近くのクライアントからは、屋根からの落雪で樋が壊れてしまったと連絡がありました。同じような被害に合われた方がいらしたら、火災保険で修理費が出る場合がありますので保険会社に問い合わせしてみることをお勧めします。

さて今日は、松匠創美の建てた家で、久保のブログでも紹介させて頂いている
趣味を楽しむ家族の家」です。
今回のクライアントさんは四季折々で色々なアウトドアスポーツを楽しみ、家の中での生活も楽しむ、ご夫婦に双子の女の子と男の子のいる仲の良いご家族でした。

クライアントからの最初のご連絡は、購入を検討している土地があるので、要望が叶う土地か見て欲しいというものでした。最初の土地はご要望に合わなかったのですが、何度か検討して決まった土地は、細長い整形で、45度に方位が振れていますが、真南に傾斜している少し高台の土地です。
山を背負っていたので、日当たりも風通しも良く夏は涼しそうな土地でした。

家づくりに関するご要望は、ウィンドサーフィン、ボディボード、スキー、自転車、登山グッズ等のアウトドアグッズを入れる収納。ワンボックス車が入る車庫。LDKの近くに子供の勉強とご主人の書斎を兼ねたデスクコーナー。奥様の洋裁コーナー。キッチンはオープンタイプで家のどこかに吹抜を設けたい。また、アウトドア用具の部屋干しスペースが必要で、お客さんの目に入らない位置に設けたい等でした。

1回目のプランで方向性を気に入って頂き、少しの間取り修正と役所の指導による駐車場計画の変更を加えてプランは決定しました。
道路面に元々の斜面を利用して造ったワンボックス車が入る駐車場とアウトドアグッズをしまえる倉庫を設け。駐車場の上のウッドデッキには玄関アプローチから入れるようになっていてご主人のご要望のウィンドサーフィンのボード等を洗えるようになっています。
内部は、LDKを1階の1番良い南東に細長くに設け、そのLDKと並ぶ様に北西側に、洗面脱衣室、浴室、玄関、階段、デスクコーナーと並んで計画しました。洗面脱衣室とリビングは先ほどのウッドデッキと直接出入り出来るようになっているので、海で遊んだ後はシャワーを直ぐに浴びられる様になっています。洗濯物も干ししたり、取り込んだりが直ぐ出来る動線になっています。

キッチンに立つと、子供達の遊び場になっているウッドデッキ、リビング、ダイニングが見渡すことができ、キッチンの横にはデスクコーナーも計画されています。
奥様の趣味の洋裁コーナーはデスクコーナーを通り抜けたキッチンのそのまた奥に配置されていて、小窓でLDKともつながっています。小窓は洋裁作業が途中でも人目に付かず、風通しが可能なように計画しました。

2階は、LDKの上部の吹抜廻りにワンルームの子供室、アウトドア用品の部屋干しスペース、その上のロフトが計画されています。主寝室もロフトを介して子供室、吹抜とつながっていますので、空気は常に流れ、いつも家族を感じて暮らせるようになっています。

今回の「趣味を楽しむ家族の家」は、色々なスペースがつながっていて、どこにいても子供達の方からも親を感じられます。そのためご夫婦は、好奇心旺盛な子供達が柱によじ登ったり、ウッドデッキデで遊んだり、ピアノを披露してくれたり、勉強する度に、子供の方から「見て見て」と顔を覗かせたり、「なんで?なんで?」と駆け寄ってきて、その対応にお忙しくしているのではないかと、想像しています。

 

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」、「松匠創美の建てた家

 

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【3】 家づくりのことば

私(野上)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語がたくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ ウォークインクローゼット

昨年に結婚して主人が元々暮らしていたマンションに移り住むようになり、なんとか新しい暮らしにも馴染んできたところですが、未だにうまく使いこなせない空間があります。 それがウォークインクローゼットです。私は以前「ウォーキングクローゼット」と言ってしまい久保に驚かれたことがあるのですが、歩く収納・・ではもちろんなくて、人が中に入って衣類を出し入れできる収納部屋の事です。

昨年紹介しました「納戸」は、部屋の中に衣類用タンスや家財道具などを入れての使用になるのですが、ウォークインクローゼットの場合は枕棚やハンガーパイプ、抽斗などが作り付けられていて、扉を開けると部屋の壁に沿って衣類が収納できて、その場で着替えもできるほどの広さがあり便利です。

しかし、私はこの動作が未だに身につきません。どうしても、今日着る物を隣りの部屋までわざわざ持ち出して着替えをしてしまいます。衣類や靴・小物類を一箇所にまとめて収納できるウォークインクローゼットは 面倒くさがりの私には夢の様な収納スペースなのですが 長年の習慣はなかなか抜けないようです。

○ ウォークインクローゼット(WIC)

人が直接出入りし、物品の取出し、保管ができる収納室、主に、衣類の収納の為の室をいうが、食器、器物などを入れる室をいうこともある。 「建築学用語辞典 岩波書店 より」

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

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