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2011 年 8 月 のアーカイブ

メルマガ 2011/08/31

□ 夏から秋へ~例大祭

 

■ 第54号 ■
■□・・――――――――――――――――2011年08月31日
木の家を知る・建てる・暮らす
―――――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・―――――――――――――――――――――――――――
□ 目次
【1】 こんな感じに過ごしています「 夏から秋へ 例大祭 」
【2】 「 9月1日は防災の日 」
【3】 家づくりのことば 「 コマガエシ 」
―――――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・―――――――――――――――――――――――――――
【1】 □こんな感じに過ごしてます・・・
こんにちは 田村です。
朝方に遠くから ドンドンヒャララ~と太鼓と笛の音が近づ
いて来るので 眠い目をこすりながら窓を開けると 森山神
社(森戸大明神の兼務社)例大祭の お神輿とお囃子の山車
が通り過ぎるところでした。
8月最終の土日に行われる(森山神社)例大祭を 毎年こんな
感じで離れた所から眺めるだけで どんなことが行われてい
るのか知らないで過ごしているのですが 調べてみますと神
輿の他にも行事があるそうで それらは町の民俗無形文化財
に指定されているとのことで驚きました。
山の中腹にひっそりとたたずむ神社の 神輿と山車が町中
を巡回する様子は ゆっくりとした足取りで子供たちでも
安心して参加できるのどかな行事ですので 内心甘く見て
いたいましたが 来年は神社に行ってじっくり拝見してこ
ようかと思っています。
http://moriyamasha.blog130.fc2.com/blog-entry-3.html
森山神社の例大祭は (ほとんど)見逃してしまいましたが
・・9月7日・8日には事務所から近い 森戸神社(森戸大
明神)の例大祭が行われます。
こちらの神社は 海を目の前にして建っていて観光客などの
人の入りも多いものですから お祭りもとても勢いがあり活
気に溢れています。
昼はお神輿を担いだまま海の中まで入っていったり 夕方暗
くなってくると神輿提灯に明かりがともり フィナーレに近
づく男集の勢いが益してきます。
漁師町特有の「どっこい神輿」スタイルの担ぎ方は“どっこ
い どっこい”の掛け声に合わせて 膝を大きく屈伸して担
ぎ上げ 途中甚句が入りったりして 最後には上下に大きく
揉む(揺らす)という動きが繰り返され とても迫力があり
ます。
それを見ていると 日本人に受継がれている血が騒ぐような
気がしてきます。
もう少し若かったら・・その前に男に生まれていたら 是非
とも担いでみたい!と 思ってしまうほど見ている方も楽し
いお祭りです。(女性も担いでいたような気がしますが。)
それから境内には屋台も沢山でますのであれこれ迷うのです
が 一の鳥居脇に出ている鯛焼き屋さんが美味しいので必ず
買って食べています。空気も少しひんやりしてきますので
温かい鯛焼きは 格別です。
こんな感じで葉山の町中は 夏から秋に移り変わっていきま
す。
あぁ 8月も今日で最後なんですね。今年は結局海には入ら
ず仕舞いでしたし 海の家にも2回ほどしか・・。
久保のブログにも同じようなコトが書かれていて そういう
ものかと 画面を見ながら同じ気持ちで夏が終わるのをちょ
っとさみしくおもっています。
http://www.hayama-ie.jp/blog/archives/9361 ブログ
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
【2】9月1日は防災の日
こんにちは、設計の田中です。
明日の9月1日は、防災の日です。
恥ずかしながら、僕は9月1日が関東大震災が起きた日だと記憶していませんでし
た。
これではまずいと思い、今日は防災の日に因んで書くことにしました。
日本は、地震の他にも、火山活動、津波、台風、高潮、洪水、土砂崩れなどなどが
頻繁に発生し、世界では自然災害のデパートとも、災害大国と呼ばれているそうで
す。
その中でも、10万人という圧倒的な犠牲者をもたらしたのが関東大震災でした。
9月1日が防災の日に決まった理由は、震災の記憶、教訓を後世に伝えるものとし
て、関東大震災の発生した日に因んだものだそうですが、実はもう一つ大きな意味
を持っているそうです。
防災の日が決まったのが1960年。その前の年に伊勢湾台風が日本を襲っていま
す。
防災の日は、これから向かえる台風シーズンへの警戒心の呼びかけの意味も非常に
大きいのだそうです。
台風は、年間30個ほど発生し、そのうち10個前後が日本に接近し列島に傷跡を
残していきます。また気象庁によると年間平均2.7個、日本に上陸するそうです
年間10回前後も列島に暴風雨と高潮、河川の氾濫、土砂崩れをもたらし、多くの
犠牲者を生む自然災害は大きな脅威です。
台風に対しての備えといえば、雨戸の戸締りや、窓に板を打ちつけたりなどがあり
ましたが、これはアルミサッシとガラスの進歩によって関東ではすっかり少なくな
ってしまいました。
その他には雨樋の掃除をしたり、植木鉢や物干し竿など飛ばされるものは家の中に
しまい、懐中電灯やラジオの電池の点検などがあります。
台風銀座と呼ばれる四国や九州、沖縄地方などでは、しっかりと準備をされている
ことと思われます。
実は、建築のデザインや構造計画の上でも強風対策はとても大きな課題となってい
ます。
例えば、梅雨のしとしと雨や夏の強い日差しを遮るのに役立つ軒や庇は、台風の時
には弱点になる場合があります。
ちょうど台風の時に傘をさして歩くのと同じで、屋根や庇がお猪口にならないよう
に、しっかりと金物で梁と屋根を緊結しておかなくてはなりません。
また、地震の時は、屋根は軽い仕上げ材で出来ている方が有利ですが、台風の時は
まったく逆で瓦のような重い屋根が有利です。
以前に久保がブログで紹介しておりおりましたが、建物の構造計算では、地震より
も風によって建物が揺れる方が大きく揺れる場合も多く、そのため、風圧力に対し
て耐力壁や筋違いの量が決まったりします。
これは、木造の2階建ての建物から、超高層ビルに至るまで同じ事です。
(久保のブログ http://www.hayama-ie.jp/blog/archives/4217)
こうした設計や施工の技術進歩によって台風の影響が少ない関東あたりでは、自分
も含めて備える気持ちが薄まってきている気がします。
しかし、僕たちは3.11で自然の猛威を思い知らされたばかりです。この経験を
今後に活かすためにも、年々勢力を増す台風に対しても準備を怠らず、
厳しい気象条件に対して丈夫な構造の住宅設計をしていく一方で、自然の驚異に対
して油断しない心構えを持って暮らしていきたいと思います。
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■□・・――――――――――――――――――――――――
□家づくりのことば・・
私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」
と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などを
ここで少し紹介したいとおもいます。
○コマガエシ
いつもミーティングや伝票の入力の時に 響きから何のコトだろう
・・と気になることばを ここで紹介させていただいていますが。
今回は「これは知っている(聞いたことある)?」と久保に問われ
て教えてもらったことばです。
“コマガエシ”と言うのは 会話などによく出てきているそうなの
ですが 聞かれても「ハテ? そうでしたか・・。」と白状してし
まうほど初耳でした。
聞いたことがあるとすれば コマ送り・・なんてありますが コマ
違いでした。
それはさておき 例えば京都などの古民家が建ち並ぶ街には 入り
口や窓に掛った格子の間隔が綺麗に揃っているのをよく見かけると
思うのですが その中で小返格子と呼ばれる格子は 材の幅と同じ
空きの配列をしています。その配列を 小間がえし と言うんだそ
うです。
現在では木の格子を付ける家はあまり無いので 街中ではウッドデ
ッキ・バルコニーのフェンスでこれを見かけることができます。
小間がえしは 配列の感覚・見た目に自然で落ち着いた美しさがあ
るので 松匠創美で建てている家にも感じ良く配置されています。
古くから受継がれた工法は 形(格子からデッキ)は変わっても
美しさは変わらないんですね。
ちなみに ことばの響きとしても日本語らしい音ですから 自然で
逆にひっかかりが無かったのかなぁ と言ってみたりして・・・。
小間がえし の話をしている時に 次々と興味深いことばが出てき
ましたので 順次紹介していきたいと思っています。
○小間がえし
格子・垂木などの配列を決定する方法の一つ。
材の幅と間隔を同じにするものをいう。
「建築学用語辞典」岩波書店より
――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――
☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
http://www.hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中
〒240-0112 神奈川県三浦群葉山町堀内766-3
Copyright (C) 2011 松匠創美 All rights reserved.
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■ 第54号 ■

■□・・――――――――――――――――2011年08月31日

木の家を知る・建てる・暮らす

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

□ 目次

【1】 こんな感じに過ごしています「 夏から秋へ~例大祭 」

【2】 「 9月1日は防災の日 」

【3】 家づくりのことば 「 コマガエシ 」

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

【1】 こんな感じに過ごしてます・・・

こんにちは 田村です。

朝方に遠くから ドンドンヒャララ~と太鼓と笛の音が近づいて来るので 眠い目をこすりながら窓を開けると 森山神社(森戸大明神の兼務社)例大祭のお神輿とお囃子の山車が通り過ぎるところでした。

8月最終の土日に行われる(森山神社)例大祭を 毎年こんな感じで離れた所から眺めるだけで どんなことが行われているのか知らないで過ごしているのですが 調べてみますと神輿の他にも行事があるそうで それらは町の民俗無形文化財に指定されているとのことで驚きました。

山の中腹にひっそりとたたずむ神社の 神輿と山車が町中を巡回する様子は ゆっくりとした足取りで子供たちでも安心して参加できるのどかな行事ですので 内心甘く見ていたいましたが 来年は神社に行ってじっくり拝見してこようかと思っています。

森山神社の例大祭は (ほとんど)見逃してしまいましたが・・9月7日・8日には事務所から近い 森戸神社(森戸大明神)の例大祭が行われます。

こちらの神社は 海を目の前にして建っていて観光客などの人の入りも多いものですから お祭りもとても勢いがあり活気に溢れています。

昼はお神輿を担いだまま海の中まで入っていったり 夕方暗くなってくると神輿提灯に明かりがともり フィナーレに近づく男集の勢いが益してきます。漁師町特有の「どっこい神輿」スタイルの担ぎ方は“どっこい どっこい”の掛け声に合わせて 膝を大きく屈伸して担ぎ上げ 途中甚句が入りったりして 最後には上下に大きく揉む(揺らす)という動きが繰り返され とても迫力があります。

それを見ていると 日本人に受継がれている血が騒ぐような気がしてきます。もう少し若かったら・・その前に男に生まれていたら 是非とも担いでみたい!と 思ってしまうほど見ている方も楽しいお祭りです。(女性も担いでいたような気がしますが。)

それから境内には屋台も沢山でますのであれこれ迷うのですが 一の鳥居脇に出ている鯛焼き屋さんが美味しいので必ず買って食べています。空気も少しひんやりしてきますので 温かい鯛焼きは 格別です。

こんな感じで葉山の町中は 夏から秋に移り変わっていきます。

あぁ 8月も今日で最後なんですね。今年は結局海には入らず仕舞いでしたし 海の家にも2回ほどしか・・。


海の写真

久保のブログにも同じようなコトが書かれていて そういうものかと 画面を見ながら同じ気持ちで夏が終わるのをちょっとさみしくおもっています。

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【2】 9月1日は防災の日

こんにちは、設計の田中です。

明日の9月1日は、防災の日です。恥ずかしながら、僕は9月1日が関東大震災が起きた日だと記憶していませんでした。これではまずいと思い、今日は防災の日に因んで書くことにしました。

日本は、地震の他にも、火山活動、津波、台風、高潮、洪水、土砂崩れなどなどが頻繁に発生し、世界では自然災害のデパートとも、災害大国と呼ばれているそうです。その中でも、10万人という圧倒的な犠牲者をもたらしたのが関東大震災でした。

9月1日が防災の日に決まった理由は、震災の記憶、教訓を後世に伝えるものとして、関東大震災の発生した日に因んだものだそうですが、実はもう一つ大きな意味を持っているそうです。防災の日が決まったのが1960年。その前の年に伊勢湾台風が日本を襲っています。防災の日は、これから向かえる台風シーズンへの警戒心の呼びかけの意味も非常に大きいのだそうです。

台風は、年間30個ほど発生し、そのうち10個前後が日本に接近し列島に傷跡を残していきます。また気象庁によると年間平均2.7個、日本に上陸するそうです。年間10回前後も列島に暴風雨と高潮、河川の氾濫、土砂崩れをもたらし、多くの犠牲者を生む自然災害は大きな脅威です。

台風に対しての備えといえば、雨戸の戸締りや、窓に板を打ちつけたりなどがありましたが、これはアルミサッシとガラスの進歩によって関東ではすっかり少なくなってしまいました。その他には雨樋の掃除をしたり、植木鉢や物干し竿など飛ばされるものは家の中にしまい、懐中電灯やラジオの電池の点検などがあります。台風銀座と呼ばれる四国や九州、沖縄地方などでは、しっかりと準備をされていることと思われます。

実は、建築のデザインや構造計画の上でも強風対策はとても大きな課題となっています。例えば、梅雨のしとしと雨や夏の強い日差しを遮るのに役立つ軒や庇は、台風の時には弱点になる場合があります。ちょうど台風の時に傘をさして歩くのと同じで、屋根や庇がお猪口にならないように、しっかりと金物で梁と屋根を緊結しておかなくてはなりません。

また、地震の時は、屋根は軽い仕上げ材で出来ている方が有利ですが、台風の時はまったく逆で瓦のような重い屋根が有利です。以前に久保がブログで紹介しておりおりましたが、建物の構造計算では、地震よりも風によって建物が揺れる方が大きく揺れる場合も多く、そのため、風圧力に対して耐力壁や筋違いの量が決まったりします。これは、木造の2階建ての建物から、超高層ビルに至るまで同じ事です。

こうした設計や施工の技術進歩によって台風の影響が少ない関東あたりでは、自分も含めて備える気持ちが薄まってきている気がします。しかし、僕たちは3.11で自然の猛威を思い知らされたばかりです。この経験を今後に活かすためにも、年々勢力を増す台風に対しても準備を怠らず、厳しい気象条件に対して丈夫な構造の住宅設計をしていく一方で、自然の驚異に対して油断しない心構えを持って暮らしていきたいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二

松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのことば 「 コマガエシ 」

私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○コマガエシ

いつもミーティングや伝票の入力の時に 響きから何のコトだろう・・と気になることばを ここで紹介させていただいていますが。今回は「これは知っている(聞いたことある)?」と久保に問われて教えてもらったことばです。

“コマガエシ”と言うのは 会話などによく出てきているそうなのですが 聞かれても「ハテ? そうでしたか・・。」と白状してしまうほど初耳でした。聞いたことがあるとすれば コマ送り・・なんてありますが コマ違いでした。

それはさておき 例えば京都などの古民家が建ち並ぶ街には 入り口や窓に掛った格子の間隔が綺麗に揃っているのをよく見かけると思うのですが その中で小返格子と呼ばれる格子は 材の幅と同じ空きの配列をしています。その配列を 小間がえし と言うんだそうです。

現在では木の格子を付ける家はあまり無いので 街中ではウッドデッキ・バルコニーのフェンスでこれを見かけることができます。小間がえしは 配列の感覚・見た目に自然で落ち着いた美しさがあるので 松匠創美で建てている家にも感じ良く配置されています。

古くから受継がれた工法は 形(格子からデッキ)は変わっても美しさは変わらないんですね。

ちなみに ことばの響きとしても日本語らしい音ですから 自然で逆にひっかかりが無かったのかなぁ と言ってみたりして・・・。

小間がえし の話をしている時に 次々と興味深いことばが出てきましたので 順次紹介していきたいと思っています。

○小間がえし

=格子・垂木などの配列を決定する方法の一つ。材の幅と間隔を同じにするものをいう。 「建築学用語辞典」 岩波書店より

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい

有限会社 松匠創美

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Copyright (C) 2011 松匠創美 All rights reserved.

メルマガ 2011/08/17

■ lifetree

■ 第53号

■ 第53号 ■
■□・・――――――――――――――――2011年08月17日
木の家を知る・建てる・暮らす
―――――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・―――――――――――――――――――――――――――
□ 目次
【1】 こんな感じに過ごしています「 Lifetree さん」
【2】 「借りぐらしのアリエッティ」を見て
【3】 家づくりのことば 「キリヅマ屋根 」
―――――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・―――――――――――――――――――――――――――
【1】 □こんな感じに過ごしてます・・・
こんにちは 田村です。
松匠創美のウェブサイトにリンクもさせていただいている“天然素材で
作る日常着”をコンセプトに雑貨・本・CDも展開しているお店「Life
tree」さんに 前回の葉山さんぽでお邪魔した時についてのことを紹介
したいと思います。
事務所近くの森戸川沿いに建つ古い家を 松匠創美が改修工事をさせて
いただいてお店がオープンしたのが2009年の夏だそうで その日か
ら川に架かる橋の上から見えるお店に「行ってみよう」と思いながらも
なかなか行くことができなかったものですから 店内はどの様になって
いるのかとても楽しみでした。
外観は“木造の小さな小屋”といった素朴な建物なので そんなに広く
ないのかなと思っていましたら 木枠にガラスの入った扉を開けると
大きな窓から降り注ぐ光が柔らかく店内を照らし 白い空間がふわっと
広がっていて 外見から想像するよりゆったりとした店内でしたので
少しビックリしました。
入って左側に こちらのオーナー兼デザイナー真砂三千代さんが手掛け
られた天然染め(草木・鉱物)オーガニックコットン素材の日常着が
涼しげに並んでいます。オリジナル商品の他にも作家さんの作品も取扱
しているそうで ちょうど「と う め い な 夏」・・・という企画展をし
ている最中でした。(現在は終了しています。)
荒川尚也さん(ガラス作家・晴耕社ガラス工房)の工房から出た屑ガラ
スで作ったリサイクルグラスが大きなテーブルに沢山並んでいて どれ
もみな形や表情が微妙に違っていて 自分の手にあったグラスを探すの
が楽しくて色々試していると 店員さんに「可愛い風鈴もあるんですよ」
と声をかけて頂きました。
ゆびが指す天井の方を見てみると 透明なグラスとは対照的な色とりど
りの小さな風鈴がいくつか風に揺れていました。
そちらは ヒサマツエツコさんの「ココロスズ」という風鈴のような姿
をしていますが 風で音がするのではなく 長く垂れた糸を揺らして音
を鳴らす作品だということでした。
商品の説明を受けながら「散歩をしながらこちらまできました。」と話
すと 葉山の街のコトや芸術祭に参加している時は お店の裏にある工
房を開放するコトなど 色々なお話をしてくださってとても楽しく過ご
すことができました。
9月からは「はぎれ市&Sale」が始まるそうです。
これを機会に ちょくちょくお邪魔させていただこうと思います。
http://www.hayama-ie.jp/contents/archives/415 リンク
http://lifeafa.jp/ 「ライフアファ」さん
http://www.seikosha-glass.com/ 荒川尚也さん
―――――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・―――――――――――――――――――――――――――
【2】「借りぐらしのアリエッティ」を見て
こんにちは設計の田中です。
夏の始めに、久保を半ば強制的につき合わせて、ジブリ映画の「コクリコ坂から」を見てきました。
それを皮切りに、レンタルをして来た「借りぐらしのアリエッティ」や、同年代のお客様との会話で盛り上がった子供の頃に見たTVアニメ
「ふしぎな島のフローネ」を誕生日プレゼントに頂いたりと、すっかりアニメづいています。
今日は、僕のコーナーも夏休みという事にして「借りぐらしのアリエッティ」について書きたいと思います。
「借りぐらしのアリエッティ」の主人公は小人の少女です。人間の家の床下で、人間に見つからないように両親と一緒に「借りぐらし」の生活を送っています。
必要な道具は自分たちでつくり出し、炊事や洗濯、掃除など人間と殆ど同じ暮らしをしています。ですが、たまに人間の家の中に忍び込み「狩」をするようです。
その「狩」をするシーンは、まるでルパン三世さながらで、人間の生活用品をちょっと拝借するのです。
「狩」で狙うものは、盗みという視点で見れば「ちょっとくらいなら人間にバレたりしない」物や量を狙うようでした。
しかし狩という視点で見るれば、「捕りすぎると、いつか捕れなくなる」ことを避ける掟。
また、量が減ったのに気付いたとしてもメルヘンチックに考えれば、妖精のイタズラで済まされる程度なのかも知れません。
映画の中では、主人公が「盗みではなく借りている」ことを感情的に訴えるシーンがありましたが
人間の畑を荒らす動物の訴えの様にも聞こえ、動物好きの僕の心を打ちました。
天敵のいない人間は誰に対して「借りている」という謙虚な気持ちを持たなきゃならないのか?
なんて事も思ったりします。
住宅建築の視点に置き換えてみると
先ずは地鎮祭。土地の神様に対して「しばらくお世話になります」と言う挨拶の意味が含まれています。
計画段階では、ついついとクライアントは夢が、設計者は理想が膨らみがちになります。
建物はそんな住まい手や設計者の気持ちがストレートに形に現われてしまいます。
窓が多すぎたり、照明が明るすぎたり、家のボリュームが大きすぎたり。
そんな事にならぬように、謙虚な気持ちを持っていると「ちょうどいい家」に自然と出来上がっていくものだと思います。
また、工事の時は近隣の方に対して「一切ご迷惑お掛けしません」という事は現実には難しいことです。
「ご迷惑お掛けする場合もある」「ご協力頂かねばならない時はある」という謙虚な気持ちで工事を進められればと思います。
テーマは大きいですが「謙虚な家づくり」をこれからも心がけていこうと思いました。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」http://www.hayama-ie.jp/concept/
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【3】 □家づくりのことば・・
私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」
と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などを
ここで少し紹介したいとおもいます。
○キリヅマ屋根
このコーナーを担当してから 普段何気なく歩いていた町中の家々を
少し意識して歩くようになってきました。
このお家は霧除がついているな。とか 1階と2階では外壁の仕様が
違っていておもしろいなぁ。とか・・まだまだその程度ですが 見て
歩くとそれぞれの家の特徴などが解り どんどん面白くなってきてい
ます。
そして今回見つけたことばを知って さらに視野が広がってきました。
キリヅマ屋根 というのは屋根の形のひとつです。どう言った形かと
言いますと 本を広げて伏せたような形・・よく言う「三角お屋根」
の事です。
私の中では“屋根は三角だ”という知識で止まっていましたので
三角ではなく切妻と呼ぶ事にも驚きましたが その他に「片流れ」や
「寄棟」「方形(ホウギョウ)」などが基本としてあり そこから
ドーム型や駒形などなどさらに広がっていると 久保に「屋根のデザ
イン百科」(彰国社)という本を見せてもらいながら説明を受けた時
は こんなにも沢山あるのか!と息を留めて見入ってしまったほどで
した。
屋根は単に雨風を家の中に入れない為のモノ 程度にしか考えていま
せんでしたが 屋根素材も草や瓦・金属だったりとさまざまで その
地域の気候・気象や景観・デザイン性などを踏まえて それぞれ変化
していったということ 日本の気候は世界的に見ても激しい条件なの
で それに耐えられるようにと 雨風をしのぐことの大変さ 重要性
が高い事を改めて気づくことができました。
久保が「建築条件によっても 室内空間を上手く活かせるように屋根
形状を考えるんだよ。」と最後に付け加えて教えてくれ そうして廻
りを見上げてみると本当に様々な屋根があって もっと知りたいなぁ
と興味がでてきました。
「屋根のデザイン百科」・・ちょっと欲しくなっています。
○切妻屋根=大棟の両側にのみ流れをもつ屋根形式のこと。
「建築用語辞典」岩波書店より
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■□・・―――――――――――――――――――――――――――
☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
http://www.hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中
〒240-0112 神奈川県三浦群葉山町堀内766-3
Copyright (C) 2011 松匠創美 All rights reserved■ 第53号 ■

■□・・――――――――――――――2011年08月17日

木の家を知る・建てる・暮らす

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■□・・―――――――――――――――――――――――

□ 目次

【1】 こんな感じに過ごしています 「 Lifetree さん」

【2】 「 借りぐらしのアリエッティ 」 を見て

【3】 家づくりのことば  「 キリヅマ屋根  」

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■□・・―――――――――――――――――――――――

【1】  こんな感じに過ごしてます・・・

こんにちは 田村です。

松匠創美のウェブサイトにリンクもさせていただいている“天然素材で作る日常着”をコンセプトに雑貨・本・CDも展開しているお店「Lifetree」さんに 前回の葉山さんぽでお邪魔した時についてのことを紹介したいと思います。

事務所近くの森戸川沿いに建つ古い家を 松匠創美が改修工事をさせていただいてお店がオープンしたのが2009年の夏だそうで その日から川に架かる橋の上から見えるお店に「行ってみよう」と思いながらもなかなか行くことができなかったものですから 店内はどの様になっているのかとても楽しみでした。

Afa

外観は“木造の小さな小屋”といった素朴な建物なので そんなに広くないのかなと思っていましたら 木枠にガラスの入った扉を開けると 大きな窓から降り注ぐ光が柔らかく店内を照らし 白い空間がふわっと広がっていて 外見から想像するよりゆったりとした店内でしたので 少しビックリしました。

入って左側に こちらのオーナー兼デザイナー真砂三千代さんが手掛けられた天然染め(草木・鉱物)オーガニックコットン素材の日常着が 涼しげに並んでいます。オリジナル商品の他にも作家さんの作品も取扱しているそうで ちょうど「と う め い な 夏」・・・という企画展をしている最中でした。(現在は終了しています。)

荒川尚也さん(ガラス作家・晴耕社ガラス工房)の工房から出た屑ガラスで作ったリサイクルグラスが大きなテーブルに沢山並んでいて どれもみな形や表情が微妙に違っていて 自分の手にあったグラスを探すのが楽しくて色々試していると 店員さんに「可愛い風鈴もあるんですよ」 と声をかけて頂きました。

ゆびが指す天井の方を見てみると 透明なグラスとは対照的な色とりどりの小さな風鈴がいくつか風に揺れていました。

そちらは ヒサマツエツコさんの「ココロスズ」という風鈴のような姿をしていますが 風で音がするのではなく 長く垂れた糸を揺らして音を鳴らす作品だということでした。

商品の説明を受けながら「散歩をしながらこちらまできました。」と話すと 葉山の街のコトや芸術祭に参加している時は お店の裏にある工房を開放するコトなど 色々なお話をしてくださってとても楽しく過ごすことができました。

9月からは「はぎれ市&Sale」が始まるそうです。

これを機会に ちょくちょくお邪魔させていただこうと思います。

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■□・・―――――――――――――――――――――――

 

【2】   「借りぐらしのアリエッティ」を見て

こんにちは設計の田中です。

夏の始めに、久保を半ば強制的につき合わせて、ジブリ映画の「コクリコ坂から」を見てきました。それを皮切りに、レンタルをして来た「借りぐらしのアリエッティ」や、同年代のお客様との会話で盛り上がった子供の頃に見たTVアニメ「ふしぎな島のフローネ」を誕生日プレゼントに頂いたりと、すっかりアニメづいています。

今日は、僕のコーナーも夏休みという事にして「借りぐらしのアリエッティ」について書きたいと思います。

「借りぐらしのアリエッティ」の主人公は小人の少女です。人間の家の床下で、人間に見つからないように両親と一緒に「借りぐらし」の生活を送っています。必要な道具は自分たちでつくり出し、炊事や洗濯、掃除など人間と殆ど同じ暮らしをしています。ですが、たまに人間の家の中に忍び込み「狩」をするようです。

その「狩」をするシーンは、まるでルパン三世さながらで、人間の生活用品をちょっと拝借するのです。

「狩」で狙うものは、盗みという視点で見れば「ちょっとくらいなら人間にバレたりしない」物や量を狙うようでした。しかし狩という視点で見るれば、「捕りすぎると、いつか捕れなくなる」ことを避ける掟。また、量が減ったのに気付いたとしてもメルヘンチックに考えれば、妖精のイタズラで済まされる程度なのかも知れません。

映画の中では、主人公が「盗みではなく借りている」ことを感情的に訴えるシーンがありましたが、人間の畑を荒らす動物の訴えの様にも聞こえ、動物好きの僕の心を打ちました。

天敵のいない人間は誰に対して「借りている」という謙虚な気持ちを持たなきゃならないのか? なんて事も思ったりします。

住宅建築の視点に置き換えてみると先ずは地鎮祭。土地の神様に対して「しばらくお世話になります」と言う挨拶の意味が含まれています。

計画段階では、ついついとクライアントは夢が、設計者は理想が膨らみがちになります。建物はそんな住まい手や設計者の気持ちがストレートに形に現われてしまいます。窓が多すぎたり、照明が明るすぎたり、家のボリュームが大きすぎたり。そんな事にならぬように、謙虚な気持ちを持っていると「ちょうどいい家」に自然と出来上がっていくものだと思います。

また、工事の時は近隣の方に対して「一切ご迷惑お掛けしません」という事は現実には難しいことです。

「ご迷惑お掛けする場合もある」「ご協力頂かねばならない時はある」という謙虚な気持ちで工事を進められればと思います。

テーマは大きいですが「謙虚な家づくり」をこれからも心がけていこうと思いました。

設計:久保歩美・田中伸二

松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】  家づくりのことば・・

私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。

なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○キリヅマ屋根

このコーナーを担当してから 普段何気なく歩いていた町中の家々を少し意識して歩くようになってきました。

このお家は霧除がついているな。とか 1階と2階では外壁の仕様が違っていておもしろいなぁ。とか・・まだまだその程度ですが 見て歩くとそれぞれの家の特徴などが解り どんどん面白くなってきています。

そして今回見つけたことばを知って さらに視野が広がってきました。

キリヅマ屋根 というのは屋根の形のひとつです。どう言った形かと言いますと 本を広げて伏せたような形・・よく言う「三角お屋根」の事です。

私の中では“屋根は三角だ”という知識で止まっていましたので三角ではなく切妻と呼ぶ事にも驚きましたが その他に「片流れ」や「寄棟」「方形(ホウギョウ)」などが基本としてあり そこからドーム型や駒形などなどさらに広がっていると 久保に「屋根のデザイン百科」(彰国社)という本を見せてもらいながら説明を受けた時は こんなにも沢山あるのか!と息を留めて見入ってしまったほどでした。

屋根は単に雨風を家の中に入れない為のモノ 程度にしか考えていませんでしたが 屋根素材も草や瓦・金属だったりとさまざまで その地域の気候・気象や景観・デザイン性などを踏まえて それぞれ変化していったということ 日本の気候は世界的に見ても激しい条件なので それに耐えられるようにと 雨風をしのぐことの大変さ 重要性が高い事を改めて気づくことができました。

久保が「建築条件によっても 室内空間を上手く活かせるように屋根形状を考えるんだよ。」と最後に付け加えて教えてくれ そうして廻りを見上げてみると本当に様々な屋根があって もっと知りたいなぁと興味がでてきました。

屋根のデザイン百科」・・ちょっと欲しくなっています。

○切妻屋根=大棟の両側にのみ流れをもつ屋根形式のこと。「建築用語辞典」岩波書店より

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい

有限会社 松匠創美

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お知らせ 2011/08/11

夏季お休みのお知らせ

お盆前にようやく夏らしくなってきました葉山の砂浜は、波遊びをする人・BBQを楽しむ家族などなど、涼しかった夏を取戻せ!とばかりに賑わいを見せています。

松匠創美も夏を少し味わいたく、以下の日程でお休みをいただきます。

2011年8月13日(土)~8月16日(火)

17日(水)より通常営業いたします。

 

 

お知らせ 2011/08/07

「みんながつながる吹抜のある家」を更新しました。

松匠創美の建てた家、新築覧に「みんながつながる吹抜のある家 」を追加更新いたしました。

メルマガ 2011/08/03

■ 葉山さんぽ

■ 第52号 ■

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   木の家を知る・建てる・暮らす

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 □ 目次

【1】 こんな感じに過ごしています  「 葉山さんぽ 」

【2】 「みんながつながる吹抜のある家」

【3】 家づくりのことば  「ケアゲ・フミヅラ 」

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【1】 □ こんな感じに過ごしてます・・・

こんにちは 田村です。

夏真っ盛り!と言いたいところですが・・ギラギラ太陽はどこにいるの?
とつぶやきたくなるほど 肌寒い日が続いています。
とは言え 猛暑が苦手な私にとっては動きやすいといいますか 過ごしやすいお天気ですので 近所の友人を誘って“葉山さんぽ”をしてみました。

友人のまみさん(http://short-finger.com/)は 結婚を期に東京から葉山に越してきて3年ほど経つそうですが 車での移動が多くて実は近所を歩くことがあまりなかったと言うことなので 住宅街の路地を抜けながら山から海までぐるっと廻ることにしました。

山側の134号線(国道)向原というバス停の近くから山を越えて海側の207号線(県道)へとつづく坂道を歩いていると 新しいお店がオープンしていることに気が付きましたので いきなり寄り道してみることに。お店兼住宅と思われる「wiglim(ウィリム)」さんは 出来立てホヤホヤの様子。玄関前の足元がまだ完成してないとのことで 入店するのに少々四苦八苦しましたが(笑)店内に並ぶ商品は ヨーロッパのビンテージドレスや葉山在住のデザイナーさんのリゾートウェアーなどを扱っていて華やかです。
国内外の商品をセレクトされているとのことで 今後も入荷が楽しみなお店でした。

お店を出てさらに坂道を登りきり 下り坂になるころには段々と道幅が狭くなってきました。
葉山は134号線と207号線の2本くらいしか大きな道が無くて 後は車1台が通れるほどの細い道が住宅街の中を走っています。
車が通れると思って入ってみても 先に進むと抜けられない道もしばしば。
ですが そのおかげで車の往来が少なく 騒音や排気ガスに悩まされず静かな生活が送れることができます。
多少不便さはありますが 風の音や虫の鳴く声が静かに聞えるこの環境はとても気持ちがいいものだと思っています。

さて そんな車が通り抜けられないような道は 幾重にも分かれていて一体どこに続いているんだろう?と思うほどクネクネしていたりもします。方向さえわかっていれば大丈夫だろうと 歩いたこともない道に入ってみると途中には玄関先に井戸ポンプが残っているお宅や 庭でカヤックの整備をせっせとしているお父さんなど 葉山らしい風景を見て感じることができました。

迷うことなく路地を抜けて207号線に出ると 海岸にある森戸神社でお参りをしたり 事務所近くの洋服と雑貨のお店「life tree」さんや イタリア食材を扱う「tanto tenpo」さんなどにも寄り道しながら家路に着きました。沢山歩いてちょっと疲れましたが 知らなかった風景や新しい人達に出会うことができ「見聞が広がりました」とまみさんには喜んでもらえたようなので 私も満足しました。

一色海岸111 011

葉山には抜けられないような細い路地がまだまだ広がっていますし 素敵なお店も増えててきています。次は何処を歩いてみようか・・そんな楽しみ方ができるのもこの町のいいところです。

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【2】  「 みんながつながる吹抜のある家 」

こんにちは、設計の田中です。

今日は前号に引き続き「松匠創美の建てた家」です。
タイトルは「みんながつながる吹抜のある家」。
http://www.hayama-ie.jp/example/archives/494

今回のクライアントは、松匠創美とは長いお付き合いの方でした。
奥さまと久保は、学生時代からの友人、また松匠創美の手伝いにも来てくれていた時期もあり、お人柄はよく理解していました。

そんなクライアントの家族構成は、ご夫婦と中学3年生の息子さんが一人。
これまでは、マンション住まいをしていました。

敷地は横浜の街道から一本中へ入った住宅街。北東側道路で、十分な広さがあり、南側からの採光が望める環境でした。
この敷地、元々はご主人のご実家である木造平屋建ての家が建っていました。その建替え計画ということです。

今回クライアントからのご要望は、風通しが良く、広がりのある家。
それに、ご主人は、趣味のオートバイをいじる事が出来るスペースと散らかしておくことが出来るPCコーナー。
奥様は趣味のフラダンスの衣装などがご主人の目に触れないように収納することができるスペース。
これまでお住まいのマンションでは個室のなかった、息子さんは念願の自分の部屋。
ご家族それぞれが、明確なご要望をお持ちでした。

そして、完成した計画は、1階LDKの南側にある吹抜を介して、全ての空間がつながり、ロフトに設けた高窓で、全ての部屋が風通しが良く、広々とした印象の家になりました。

オートバイスペースは、リビングの窓からは直接見えないように、でもキッチンの横に計画し勝手口でつながるようにしました。
また、PCコーナーは玄関から一番近いリビングの一部に計画することで、孤立することなく、声が届き、動線的にも仕事から帰ってカバンをここに置き、それまでの生活習慣を継承できるようになっています。

寝室は吹抜と一体的で開放出来るようになっています。でも、1階へ訪れたお客さまからは、部屋の存在を感じることは出来ても、横になって休んでいる姿が見えることがないようにしました。
また、奥さまのフラ用収納はこの寝室とつながるロフトに計画し、ものを持っての上がり降りを考え、梯子ではなく階段にしました。

息子さん念願の個室は、この家で唯一の片開き戸で仕切られていますが、吹抜上部に面した専用のロフトを設けたことで、完全な個室にはならないようにしました。

今回の計画では、年頃の息子さんの個室が、大きなテーマになりました。
プライバシーが守られつつ、閉じこもれない個室を考えた結果、専用のロフトを思いつきました。
子供部屋としては、少々贅沢なものとなりましたが、区切られていていながら家中を見渡せる開放的な専用ロフトはちょうど物見櫓みたいな空間でボーイスカウトで鍛えた息子さんの心をくすぐったようです。
引渡しの日に、自分のロフトから顔を出し、「ここからロープを垂らしても構造的に大丈夫でしょうか?」と想像を膨らましていました。

また、お伺いする時が楽しみです。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 □ 家づくりのことば・・

私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」
と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などを
ここで少し紹介したいとおもいます。

○ケアゲ・フミヅラ

「蹴上げ」をみつけた時は 丁度女子サッカー代表がW杯で優勝した時と同じ頃でしたので 蹴り上げると言う活きの良さに目が行ってしまいました。

しかし 一体何を蹴り上げるのか? やっぱり悩みました。

そこで辞書をめくってみましたら【階段の1段の高さ】の事をケアゲと言って(何かを蹴り上げる勢いはいりませんが)足を踏み上げる高さだと解りました。

このコーナーで 何度か「階段」にまつわることばを紹介していますが けっして私が階段好きと言う訳ではありません どちらかと言うと 高い所が苦手なので できましたら階段にお世話にならないような生活を送りたいな・・とまで思ったりして(笑)
ですが響きの面白さからつい目に留まってしまうことが多いようです。

久保に「蹴上げ」を書きたいと伝えると「フミヅラも一緒に紹介すると面白いんじゃないかな。」とアドバイスしてくれました。

「フミヅラ」はことばだけで聞いた時は 一瞬考えましたが「踏面」と書くことを教えてもらうと なるほど「足を乗せる水平の板」の事だとイメージができました。

どちらとも日本語的な響きも面白く 意味を知ると身体の動きなどから推測きてわかりやすいことばだなぁと 今回思いました。

これからも 色々な面で「階段」にはお世話になりそうです。

○蹴上げ=階段の一段の高さのこと。
○踏面=階段の踏板の上面のこと。「建築用語辞典」岩波書店より

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
  
http://www.hayama-ie.jp
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