【モデルハウス】見学受付中
営業エリア
神奈川県全域(三浦郡葉山町、逗子市、鎌倉市、横浜市、川崎市、横須賀市、三浦市、藤沢市、茅ヶ崎市、平塚市)東京都世田谷区、目黒区、大田区
その他は、お気軽にお問い合わせください。
Yahoo!ブックマークに登録
Add to Google
RSS

お知らせ記事一覧 メルマガ記事一覧

おすすめ本記事一覧 家づくり勉強会記事一覧

2011 年 5 月 のアーカイブ

メルマガ 2011/05/25

■ 不思議な丘

■ 第47号 ■

■□・・――――――――――――――――2011年05月25日

   木の家を知る・建てる・暮らす

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

 □ 目次

【1】 こんな感じに過ごしています 「 不思議な丘 」

【2】「 耐震診断・耐震改修 」

【3】 家づくりのことば  「 テスリコ 」

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

□こんな感じに過ごしてます・・・

こんにちは 田村です。

前回紹介しました「葉山芸術祭」などで 「すこし高台ショップ*1」というお店を出しているまみさん夫婦から「自宅を引っ越ししました。」とハガキをいただきました。
(*1 まみさん夫婦が お友達のかなえさん夫婦のお家で一緒に開いている 植物やハンドメイドバック・小物などが並ぶお店です。)

以前住まわれていたお家は 窓の外が深い森になっていて どこかの別荘地にでも来たかのような感動を覚えただけに そこから転居するなんてもったいないなぁ と正直思いましたが「今度は裏山が竹藪なんですよ。」という事で場所を聞いてみると 通勤の際自転車で通る道沿いの 私の家からも近い丘の麓でした。

先日お邪魔した際 案内された部屋の窓から外を眺めると なるほど竹がシュシュッと沢山伸びた斜面が見えました。

実はここ 私がまだ小学生の頃祖父から「この丘の木を切り倒そうとすると 必ず怪我や病気になるんだよ。」と教えられていた不思議な丘なんです。
悪く言えば“祟り山”ですが・・祖父の話によると 源頼朝の時代にこの辺りで戦があり その落ち武者がまださまよっていて この森を守っているとか 他にもちょっと怖かったり不思議な話をしていました。

まぁ 都市伝説みたいなお話で ちゃんとした証拠もないので私をからかっていただけだと思いますが なんとなく今でも特別な場所なのではないかと遠目に眺めていましたから まみさんに「山頂に小さな広場があるよ。」と教えてくれた時は ちょっと驚きました。
人が入って大丈夫なの・・・?と。

後日それを確かめに 仕事帰り寄ってみると 山道の入り口付近は思いのほか住宅が並んでいましたが 一歩中に入るとと竹林が広がっています。少々時期が過ぎましたが竹の子も生えていたりして 1本頂いて帰ろうかと思ったくらいです。

そこから進んで行くと けっこうな急斜面になっていて 丘と言うより山のようで階段がなければ登れないくらいです。2~3分ほどですが広場に付いたときはハァハァ・・と息を吐いていました。

辺りは竹から背の高いモチノキの林に変わっていて 夕方でしたので他に人影もなく 祖父の話もあって(笑) 益々不思議な場所にいるように思えてきました。ちょうど“トトロの住む森”のような感じでしょうか。

麓には「葉山大道(はやまおおみち)」という大きな交差点もあって 車の通りも頻繁なのですが 町中にいることを感じられないほど木々が生い茂りとても静かでした。。

家の近くに自然が大切に残されているのは ちょっと怖い話がおまけについていてもいいものだなぁ と思います。人(私)が入っても大丈夫でしたから 麓に住むまみさん夫婦はいい場所みつけたなぁと なにか特別なお家のようにみえて 以前にも増してちょっとうらやましかったりして。

この不思議な丘 本当は葉山緑地と言って「かながわトラストみどり財団」が保存・管理している保全緑地なんです。
葉山町には この他にも長柄緑地や葉山堀内緑地などいくつかの緑地があります。 いつもそばにある事を忘れがちというかあたり前に思っていましたが こうして大切に残されていると言う事を改めて知りました。

20110522 葉山緑地 002

こうした緑を壊すことなく これからも暮らしていきたいと思いました。

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

□ 「耐震診断・耐震改修」

こんにちは、設計の田中です。

先日、久保が11年前に設計をさせていただいたお客さんから連絡を受け、ご自宅に伺わせて頂きました。

お客さんは東北地方太平洋沖地震の後に色々と不安になってしまったとの事でしたので、自宅の耐震性も含めて検査調査をさせて頂くことになりました。
地震後は「耐震診断」が急上昇検索ワードの上位にあったこともありますので、今日は耐震診断について、ご紹介させていただきたいと思います。 

1995年1月、兵庫県南部地震が発生しました。ビルが道路に横たわり、途中階がすっかり折れて無くなり、細い道路で密集した木造家屋の町並みはがれきの山と化していました。多発的に発生した火事や倒れた高速道路をヘリコプターから撮影した映像は、とても現実のものとは思えませんでした。

この大災害を踏まえ、同じ年の12月に耐震改修促進法が施行されました。
兵庫県南部地震では、1981年の建築基準法改正(新耐震基準)以前に建てられた建物に被害が集中したことが調査の結果で判明しました。
この1981年以前に建てられた建物の耐震強度を現行の法律に見合うように、診断し、改修することが法律の大きな目標になっています。

木造住宅の耐震診断では、
1・建物の床面積、平面と立面の形状から必要な耐力を求めます。
2・地盤や基礎、建物本体の劣化を考慮した保有耐力を求めます。
1と2で求めた必要耐力と保有耐力から建物の倒壊の可能性についての判定をします。
判定の種類は、「倒壊しない」「一応倒壊しない」「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」の4種類になっています。
改修工事する場合、「倒壊しない」「一応倒壊しない」を目指して行います。

兵庫県南部地震の後では、耐震診断をせずに飛び込み営業で、無計画に高価な金物補強をする事業者が増え問題になりました。
そのことが影響したかは判りませんが、耐震診断が始まって10年間は、思うような成果が上がらなかったようです。

2006年の法律の改正に伴って、知識の向上と普及の為に技術指針がまとめられ、地方行政による促進計画の策定がなされました。今では、皆さんがお住まいの市役所でも、登録診断士、耐震診断の補助金、耐震改修の補助金が用意されていると思います。その他にも、資金面では銀行ローンもあり、改修によって床面積が増えてしまうことに対する法律の緩和措置もあります。

古い家屋を耐震改修をすることことは、人命の安全や財産の保護の予防をすることばかりではなく、町の財産を守ることでもあると思っています。
そして、地震が起きたときには避難路や輸送路の確保に繋がり、仮設住宅の減少、円滑な救助活動、早期の復興に大きく影響してきます。

日本の古い家屋をお持ちの方や興味のある方は、前向きに考えて見ることもお勧めしたいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

 □家づくりのことば・・

私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○テスリコ

手すりは 階段を登り降りする時 体を支えるために手を添える横に伸びた棒状の物ですが その手すりの間から人が落下しないために縦に付いている材を「手摺子」と言うのだそうです。

まず 縦に同じ間隔で並んだ格子状になっているものがほとんどだとおもいますので 私はことばがあるとするなら「手摺格子」と言うものではないかな と思っていました。

“格子”ではなく“子”だけなのは 何故なんでしょう?

と不思議に思っていましたら 皆で私にわかりやすいようにと階段が載ったカタログをひっぱり出して見せてくれました。

そこには親柱(オヤバシラ)という 手すりを支える端や曲がりの部分にある太い柱と 子柱(コバシラ)という 補助的な細い柱の写真が載っていました。

その子柱が 手摺子と呼ばれるものでした。
親子の子だったんですね。

私は縦に並んだ柱は同じことばなんだと勘違いしていた訳です。
ざっくりしてました・・。

デザイン上などで 手摺子が付いていない階段を見かけることも多いですが 高いところが苦手な私には必要なことば(部材)だと今回よくわかりました。

○手摺子(テスリコ)=子柱
手すりを支持し、手すり下部からの落下を防止するための格子状の部材。 「建築用語辞典 岩波書店」より

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美 
 
http://www.hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中

〒240-0112 神奈川県三浦群葉山町堀内766-3 
Copyright (C) 2011 松匠創美 All rights reserved.

メルマガ 2011/05/11

■ 葉山芸術祭 (2011年)

■ 第46号 ■

■□・・――――――――――――――――2011年05月11日


   木の家を知る・建てる・暮らす


――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

 □ 目次

【1】 こんな感じに過ごしています 「 葉山芸術祭 」

【2】「 公共建築物(低層)は木造化を原則義務化 その2 」

【3】 家づくりのことば  「 ヒキテ 」

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

□こんな感じに過ごしてます・・・

こんにちは 田村です。

今年も開催されています 葉山芸術祭は今回で19回目。

「芸術祭」という名前が仰々しいように私には思えますが 芸術家でなくてもモノづくりが好きな人なら誰でもが参加できる 町全体を使ったお祭りです。

「ひとつの場所に集まって」というスタイルではなく 参加者が個々に自宅を開放したり カフェレストランなど借りて 作品の展示、販売や簡単なお料理などを用意してお客さんを迎えます。

お客さんはパンフレット片手に葉山の町を散策しながら お目当ての会場を目指します。(最近では 鎌倉や逗子・横須賀地区の参加もあって移動するのはちょっと大変ですが・・・。)

葉山に長く住んでいる私でも初めて通る小道や 路地裏など新しい発見もあったり 普段はおじゃますることのない素敵なお住まいを拝見できたり お話を伺ったりすることも楽しみの一つです。

いくつか廻った中で ご紹介したいのが8日(日曜)から始まった「手ぬぐい・りんりん」こと菅原恵理子さんの『葉山生まれの手ぬぐい展』。

ご自宅ではないのですが カフェレストラン「engawa」さんでの展示、販売です。
こちらの会場は 御用邸(一色海岸)近くにあって 天皇家侍医が長年住んでいたという築80年余の古民家を利用したお店になります。

engawaという名の通り 長くて広い縁側のある店内に 菅原さんが今まで集めてこられた沢山のコレクションと ご自身がデザインされた手ぬぐいが並べられていました。

20110508 てぬぐい 001

森戸海岸で毎年夏に行われる盆踊り大会用の手ぬぐいなど 葉山の風景をモチ―フにしたデザインをされている菅原さんにお会いできるのを楽しみにしていたので 初夏に映える素敵なお着物を着たご本人に声をかけて頂いた時は少々興奮してしまいました。

コレクションの中には珍しい染めの物があって 私が理解できるまで丁寧にお話をして下さったり 江戸時代からあるユニークな柄について説明して下さったりと 楽しい時間を過ごすことができました。 

20110508 てぬぐい 003

期間は5月13日(金)までですが ご興味のある方は是非足を運ばれてみて下さい。 

余談ですが 葉山に住んでみたいなぁ とお考えの方には実際暮らしている方たちと会ってお話ができる機会にもなりますので 個々の会場を廻ってみて「どんな生活をしているのかな?」と参考にされてみてはいかがでしょうか。

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

□ 「公共建築物(低層)は木造化を原則義務化 その2」

こんにちは、設計の田中です。

前回、新しい法律「公共建築物木材利用促進法」が施行されるに至った時代背景をご紹介させて頂きました。
今日は、前回の続きで「公共建築物木材利用促進法」の内容についてご紹介したいと思います。

公共建築物木材利用促進法は、現状7.5パーセントと木造率が低い公共建築物の木造化を進める法律です。
条文では、地球温暖化の防止、循環型社会の形成、森林を有する国土の保全、水源のかん養、経済の活性化等が目的と記されています。

この法律により、国や地方が整備する低層公共建築物は全て原則的に木造となります。
今後、引き続き細かい基準を整備していくようです。

国や地方が建てる施設以外にも、民間が建てる公共性の高い建築物には木造化が求められていきます。
具体的な用途としては、学校や高齢者施設、病院、診療所、社会教育施設、運動施設、旅客施設や高速道路の休憩所までもが含まれています。

また、建築物の木造化が困難な場合にも内装材や備品、消耗品などを木質化することを促進してもいます。
その他、林地残材と呼ばれる枝葉や、間伐材を有効活用する為に、運搬費や木質バイオマス利用の支援も行います。

しかし、日本の林業再生や木材自給率UPを目指してつくられた法律とは言っても、国が国産材ばかりを率先して使ってしまうと、WTO協定の「内外無差別の原則」に反してしまうようです。

そこで、法律では、製造業者の大臣認定制度を新設し、認定業者に対しては改善資金の無利子融資や返済期間の延長も用意しているようです。
認定制度は、木材産業の技術開発、品質安定にも効果をもたらし、国内の林業の競争力の向上にも繋がると思います。

国のこうした取り組みは、今後の価値観や理解に大きく影響してくるように思います。

これから建築業界では、戦後の非木造化政策で建てられた公共施設が建替えの時期に入ってきますし、団塊の世代が徐々に定年を迎え、高齢者施設の建設がどんどんと盛んになってきます。

山に眠る資源としての杉や桧もまた、まさにベビーブームのように植林されたものでもあります。

こうしたことから、木材利用が一時の波で終わってしまわぬように見据えていく事が大事だとも思いましたが他の文化には無い、資源を育ててそれを循環させる木の文化に、また一歩近づいた事を喜びたいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

 □家づくりのことば・・

私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ヒキテ

毎日生活している中で よく目にしたり触れていたりするモノなのに あたり前過ぎて気にかけていなかったのが ドア(建具)や家具などの扉の開け閉めをする際に手が触れる部分のこと。 

大体 握る物は取手(トッテ)と言ったり グリっと動かす物はハンドルと言ったりして細かい事は気にせずに過ごしていましたが 例えば 形状が同じでもサイズが違えば ドアなら取手で家具の扉ではハンドルと呼んだり・・と案外複雑なモノもあるということを 久保が教えてくれた時は絵付きのメモ用紙をしばらくの時間 じーっと眺めてしまうほどでした。

どうして気にするようになったかと言うと キッカケは「ヒキテ」という言葉を知ったからです。

松匠創美の家づくりでは室内の空間を上手く利用するため 引戸(ヒキド)を利用します。(ドアは開閉する際のスペースが意外と必要です。)
その引戸に付いているのが「引手(ヒキテ)」になります。

(いつもながら)ミーティングの時間 引戸の話になり引手が登場して・・・・ なんのことだろう?と悩んだのです。

今を思えば自宅にも引戸はありますから 何度も触れているモノなのに取手くらいにしか思っていませんでした。

しかし 久保の描いてくれた絵には取手やハンドルは(冒頭でも言いましたが)手で握ったり掴んだりできる突起した形状ですが 引手は指先を引っかけて使うよう凹んだ形状をしているので 取手という名前では可笑しいはずです。

また引手には 手掛[手掛引戸](テカケ)と言って 凹み部分に指先がさらに ひっかかりやすくなるよう部分的に競り出した形状をした物もあるのです。 
こちらは主に家具など 手前に開く扉に使う事が多いようです。

こうして書くだけでも 本当に複雑ですね。

扉には「ツマミ」などもありますし 皆さんもご自宅を新築または改修される際は そういった細かい部分にも注目して検討されると 面白いのではないでしょうか。

○引手(ひきて)=建具、引出し、箱のふたなどを手前に引くか、横に動かして開閉するときに手を掛けるもの。(「建築学用語辞典」岩波書店より)

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――

 ☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

 出会い・つながる・木の住まい有限会社 松匠創美  
 http://www.hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中

〒240-0112 神奈川県三浦群葉山町堀内766-3 
Copyright (C) 2011 松匠創美 All rights reserved.

――――――――――――――――――――――――・・□■

■□・・――――――――――――――――――――――――