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メルマガ 2020/08/31

第215号 ■ 家づくり雑記帖 「近年の台風と住宅」

■ 第215号 ■ 家づくり雑記帖 「近年の台風と住宅」

□・・───────────────2020年08月31日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
暑い暑い8月も最終日です。新型コロナウィルスの心配もありますが、大型台風のことで心が休まらない季節になってきました。今日は先月の「風向きを知る」に続いて風のお話しで、「近年の台風と住宅」について書いて行きたいと思います。

地球温暖化の影響で台風の勢力が増してきているように思います。平成30年に近畿地方などに甚大な被害をもたらした台風21号。昨年、関東に上陸した台風15号や19号は、屋根材や外壁材が吹き飛ばされたり、捲れたりと、これまでの台風に対する考え方を改めて行かないとならないと思いました。

気象庁のサイトに、風に関する用語の説明で「日本版改良藤田スケール」というものがあります。元々の藤田スケールは、シカゴ大学の藤田博士とアメリカ国立暴風雨予報センターの局長が提唱したもので、竜巻気象観測機が設置されてない地域に竜巻などの局地的な風害が発生した時、その被害状況から風害の風速を推測するための尺度です。「日本版改良藤田スケール」は、その藤田スケールを日本用に改良したものです。
その表によると、「木造の住宅において、比較的広い範囲の屋根ふき材が浮き上がったり、はく離する。屋根の軒先又は野地板が破損したり、飛散する。」は、風速が39~52m/sです。
実際には竜巻などの風害で使われるものですが、これを台風だと考えると、大阪の平成30年台風21号の瞬間最大風速は47.4m/s、昨年の台風19号は横浜で43.8m/sを観測しました。
また、昨年の千葉に上陸した台風15号では、屋根が吹き飛ばされるだけではなく、街が崩壊するかのような被害を受けました。その時の最大風速は57.5m/sで、日本版改良藤田スケールでは「木造の住宅において、上部構造の変形に伴い壁が損傷(ゆがみ、ひび割れ等)する。また、小屋組の構成部材が損壊したり、飛散する」になっていいます。
(気象庁のサイトhttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kaze.html

逆に考えれば、このクラスの台風が上陸する場合のイメージされる住宅の被害とも考えられるので、台風対策や避難などに役立てることもできるかも知れません。

建築基準法では外壁や屋根ふき材の耐風圧に対する強度の定めがありますが、最低限の基準を定めている建築基準法より実際には、JASSの標準仕様書や各材料メーカーの標準施工書によって現場は進んでいるため、耐風圧については最良の方法を取っていると考えられています。
また、窓についても建築基準法でJIS規格の性能に適合している事が決められていて、3階建ての高さに必要とされる耐風圧性JIS等級はS-3といいます。日本サッシ協会の早見表ではS-3の想定する風速は51m/sに相当するので、昨年の台風19号クラスでしたら、ガラスは持ちこたえてくれそうです。ただ、飛来物の事もあるので近隣環境によって対策も変わってくると思います。

自分自身の実家も含めて、まだまだ昨年の台風から復旧しきれていない家があると思います。
毎年やってくる台風に対応していけるよう、松匠創美でも地震や劣化対策と同じように「風対策」についても考えて行きたいと思っています。


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メルマガ 2020/07/29

■ 第214号 ■ 家づくり雑記帖 「風向きを知る」

■ 第214号 ■ 家づくり雑記帖 「風向きを知る」

□・・───────────────2020年07月29日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
コロナ禍の中、梅雨前線の停滞による梅雨の長期化で水害が多発し、日照時間不足により野菜にカビや病害虫が発生し価格が高騰と、今年は例年以上に梅雨が明けるのが待ち遠しいです。
梅雨が明け、盛夏の頃にはエアコンを付けたいこれからの季節ですが、この夏は3密を避けるために窓を開けることも大切になりそうです。ということで、今日は「風向きを知る」について書いていこうと思います。

家の中に、新鮮な空気を取り込む事を「通風」と言います。似ている言葉で「換気」がありますが、換気は空気を入れ替える事を目的として、温度差を利用した換気、機械による換気、圧力を利用した換気などがあります。一方通風は、新鮮な風を窓から直接取り込む事で空気を入れ替えたり、涼を得たりするのが目的です。

通風を効果的にするには、お住まいの地域毎の風向きを意識して窓を開けることが大切です。
インターネットで「気象庁 データ ダウンロード」を検索しますと、地域毎の気温、湿度と一緒に風向きなどを日ごと、月ごと、時間ごと等々、細かい気象データをダウンロードする事ができます。

例えば、神奈川県の三浦市と辻堂の8月1日から31日の間で、1日の内一番多い風向を集計すると、南南西から吹く風が一番多いと読み取る事が出来ます。更にもっと細かく1時間毎のデータを取得し集計すると、昼も夜も南方面から風が吹いた日は18日間、夜中に風向きが変わって北方面(北北東が多い)から吹いたのが13日間だという事が解ります。
この南南西と北北東に向いた窓を風の入口と出口として大きく開け放ち、風の通り道となる室内のドアも開けますと、効果的に新鮮な空気を取り入れることが出来るようになります。
また、それ以外の窓は、近隣建物の状況、風の強さ、窓の大きさ、気温などによって、空気が入ってきたり出て行ったりと状況が変わりやすい窓なので、観察してみると暮らしの快適度が向上するかもしれません。

本来でしたら、オリンピックシーズン、行楽シーズン、お盆休み、帰省など、楽しい楽しい夏になるはずでしたが、それでも錯誤しながら、風の通り道をコントロールする事で3密を避けつつ、夏を楽しめたらと思います。

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メルマガ 2020/06/30

■ 第213号 ■ 家づくり雑記帖 「裸足の生活と床材」

■ 第213号 ■ 家づくり雑記帖 「裸足の生活と床材」

□・・───────────────2020年06月30日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
梅雨になりましたが、雨の降り方も、晴れ間の暑さも少し昔と変わって来ているように思います。雨が降った後の晴れの日は、湿度が高くてエアコンの除湿をしたくなりますが、その前に窓を開けて、窓廻りの乾燥しにくい隙間を乾かしてあげて下さい。
今日のメルマガは、そんな梅雨の時期にも気持ちのいい「裸足の生活と床材」のお話しです。

世界で新型コロナウィルスが広がっていく中、家の中で靴を脱ぐ文化の国では感染者が少ない。関連性があるのでは?といった記事がありました。
ウィルスとの関連性の確かなことは解りませんが、靴を脱いで家の中に入る文化の背景には、屋外での作業(仕事)でついた汚れ、特に足回りの汚れを家の中にも持ち込まないというものがありますので、文化に根付いた清潔感が、何か関係しているのかもしれません。

昔から子供の成長過程では、靴や靴下を脱いで裸足で遊ぶ機会を増やそうと勧められてきました。
裸足で遊ぶことは、土踏まずの形成に効果があり、足の裏の感覚が刺激され脳の成長にも良いと言われています。
最近では子供の成長過程でのメリットだけでは無く、健康寿命にも良い影響があるので、大人にも重要なこととなっています。
家に帰ってきて、靴を脱ぎ、靴下を脱ぐ時のリフレッシュの効果は良く言われてきた事でしたが、土踏まずや甲高の足が高齢になっても保たれることは、運動能力の維持、疲れにくい、転びにくい体でいる事と関係がり、足の裏のツボが刺激されることも良いと考えられています。

今回メルマガを書くに当たって調べていたら、足の裏は何故くすぐったいと感じるのかは科学的には解明されていないとか、NHKの人気番組では、くすぐったいとは身を守る為の本能だとか、毎日毎日、衝撃に耐えてくれている事を考えると、そもそも足の裏って、敏感と言えるのか、それとも鈍感なのかとか、興味深い事がいっぱい出てきました。
体感的に解るのは、家の中でも裸足でいると足の裏から伝わってくる情報が沢山ある事です。
足の裏に張り付く床の質感、乾いた質感、温度や硬さ、時には目立たない小さなゴミを踏む事も。

松匠創美では、温度、硬さ、木目や目地の感触などから、裸足の生活に馴染む床の素材は、無垢のフローリングだと思っています。その中でも無塗装のものに天然の油を塗っただけのものは、梅雨や夏の時期も肌触りが良くって気持ちがいいのでお勧めです。

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メルマガ 2020/05/31

■ 第212号 ■ 家づくり雑記帖 「不快指数」

■ 第212号 ■ 家づくり雑記帖 「不快指数」

□・・───────────────2020年05月31日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
先日、神奈川も緊急事態宣言が解除されました。昨日は気候も良かったので、葉山は人出が多かった印象です。僕は湿度が高いのが苦手なので、ちょっとジメジメと蒸し暑さを感じているところです。ということで、今日は蒸し暑さを表す「不快指数」というものについて書いてみたいと思います。

人は、37度程度に体温を調整することで、体内の機能が正常に働くようになっています。
気温が高い場合や運動時には体温が上昇する為、汗を出して、その汗を蒸発させる事で体温を下げようとします。
最近ですと、手を消毒する機会が多いと思いますが、常温の消毒液が蒸発していくときに、少し冷っとするのも同じ蒸発による効果です。

蒸発とは、水分が気化する事ですが、空気中の水分が多いと汗が気化しにくくなって、体温が下がりにくかったり、肌が汗でベタベタしたりして、不快に感じます。
空気中の水分の量は、気温によって変わる為、気温と湿度の関係からくる夏の蒸し暑さを「不快指数」として表して、気象庁でも利用しています。

例えば、今日の横浜の12時ですと
気温26.7度、湿度54パーセント
不快指数73(ごく一部の人が不快に感じるかも)
との事で、数値が高い方が不快に感じる人の割合が増えます。
気象庁によると、不快指数が70未満・70~74・75~79・80~84・85以上の5レベルで、80以上だと、ほとんどの人が不快に感じる暑さ。との事です。

また、気温と湿度以外にも蒸し暑さや、涼しさを感じる要因がある為、不快指数は体感で感じるものとは少し違ったものとなっています。
例えば、日本古来の住まいは、夏の暑さ対策を考えた造りと言われていて、風通しが良い間取りと、日差しを避ける大きな屋根が特徴でした。風を感じる事や、直射日光を避けて日陰にいる事で体感として涼しさを感じる事が出来きる家造りになっていたということです。

現代の日本の住まいでは、昔と比べて、外壁と窓で囲われた空間になり、街も密集しているため考え方が変わってきています。
松匠創美では、そんな住環境の中でも、風通しの良さや屋根の断熱性能を高めた住まいを提案していて、特に無垢の木の構造材を室内に現すことで、無垢の木が湿気を吸収し、室内がジメジメとしないように考えています。

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メルマガ 2020/04/30

■ 第211号 ■ 家づくり雑記帖 「緊急事態宣言が発令された中」

■ 第211号 ■ 家づくり雑記帖 「緊急事態宣言が発令された中」

□・・───────────────2020年04月30日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
今回のメルマガは松匠創美の近況報告をさせて頂きたいと思います。

緊急事態宣言が発令された中、大手の建設現場はストップさせているとも聞きますが、竣工を遅らせられない事情もあり、松匠創美の新築現場は粛々と進めております。
一人の大工さんには、本人の考えもありお休みして頂き、電車で通っていた大工さんには、松匠創美の車を使って通ってもらうことにしました。

事務所スタッフは、元々公共の交通機関を利用しないで出社しているので、家族と本人の健康状態を毎日チェックしてもらいながら出社しています。
事務所内では、第一種ダクトレス換気システムを可動させ、手洗い、体温チェック、マスク着用、消毒を心掛け、打ち合わせや、昼食も距離を置きながら、クライアントとの打ち合わせも会わない用にして、電話、メール、インターネットを通じて行っています。

いつまで、この状況が続くかわかりませんが、今後の状況に合わせ、仕事と生活の維持をしていきたいと思ってします。
どうか、皆さまもお気をつけて下さい。


GW期間中は、カレンダーの通りのお休みを取らせて頂こうと思います。

最近始めたインスタグラムは、GW期間中も不定期更新を考えています。
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メルマガ 2020/03/31

■ 第210号 ■ 家づくり雑記帖 「道路を造った家」

■ 第210号 ■ 家づくり雑記帖 「道路を造った家」

□・・───────────────2020年03月31日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
新型コロナウイルスのニュースで心配な日々が続いておりますが、松匠創美は、衛生面に気を付けながらコツコツと営業を続けております。
発行が3月ギリギリになってしまいましたが、今回のメルマガは、松匠創美の建てた家です。長い長い歳月を掛けて完成した「道路を造った家」のご紹介です。

クライアントとの出会いは、親戚から購入予定の土地に建っている古家を増築、リノベーションしたいというご相談の連絡からでした。
お会いして詳しくお話を聞きますと、その土地には道路が直接接しておらず、4軒の家で権利を共有している巾4Mの通路を介して道路に接続していました。
過去にはその通路を道路として使える手続きをしようとしたけれども、実現できなかったとの事でした。

現地に行き、土地や古家を調査し、接道していないことから建替えではなくご希望のリノベーションを提案、概算見積をして、ご検討頂く一方で、新築計画の可能性も探り始めました。
巾4Mの通路は、いくつかの課題をクリアすれば道路にする事が可能な事がわかり、また、道路が完成し再建築可能な土地に生まれ変わる事で土地の評価が上がる為、借り入れもしやすくなることから新築計画で進める事になりました。

新築計画は、まず道路を造ることから始まりました。これまで一度、道路にする事を失敗した経験を持つ権利者たちとの調整は、とても繊細で、沢山の時間が必要な事でした。初めから無理と決めつけている方や、高齢者の方にも納得してもらい、道路に接する皆さん全てに協力してもらわないとなりません。近隣との調整役は今後ご近所となるクライアント自らが立ち回って下さいました。一方で、新築する建物の打ち合わせも同時に進めていきました。
道路が完成する頃には最初のご相談から3年半が経ち、新築をお引渡しする頃には4年が経過していました。

こうして完成した家の敷地は、南北に細長い敷地です。
敷地の南東側からのアプローチで、築造した道路から見える外観は、クライアントご希望のガルバリウム鋼板の緑色です。
準防火地域ですが、工夫し玄関ドアは木製にしました。
玄関から風除室となるホールを抜けると、階段室がある廊下です。暗くなりがちな中廊下ですが、明るい2階から階段を通じて1階に光が届くように考えました。
1階には、2つの個室が南と北にあります。二つの個室は家族の成長に合わせて役割が変わっていきます。北側の個室も居心地良くなるように、近隣の建物の間を狙って窓を設けました。畑が見え景色が良いです。
2階は、LDKと和室です。南側に広いウッドデッキ、1階に通じている階段、ロフトと繋がっている高い天井、襖を引き込んだらLDKと二間続きになる和室は、視覚的にも温熱環境としてもワンルームで、高断熱で省エネルギー性を高める事で実現できます。

今回の「道路を造った家」は、実は、内装の漆喰と洗面所とキッチンのタイル貼もご家族でチャレンジしました。
きっと思い出深い家が完成したのではないかと思っています。

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メルマガ 2020/02/28

■ 第209号 ■ 家づくり雑記帖 「民泊(住宅宿泊事業)」

□・・───────────────2020年02月28日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
新型コロナウィルスの拡散が止まらない状況の中、オリンピックの開催まで本当に心配になってきました。今回のメルマガは、外国人観光客のニーズやオリンピックの影響もあって日本でも需要が増えている「民泊(住宅宿泊事業)について書いてみたいと思います。

「民泊」とは、一戸建ての住宅やマンションの全部、又は一部を利用して宿泊サービスをすることです。「民泊」という言葉は、法律上の言葉ではないのですが、政府も各省庁も「民泊」という言葉を使っています。

日本各地で、空き家問題や、宿泊施設の不足状況があることから、民泊サービスの活用が、その対策の一つと考えられています。法律も3年前に整理され、松匠創美の周りでも、民泊の話が聞かれるようになってきました。また、空き部屋を短期で貸したい人と、世界各国の宿泊希望者がインターネットを通じてつながる事で、ここ数年、世界各国で民泊サービスの人気が急速に高まっています。

一般の人が始められる民泊は、年間の提供日数に制限があります。提供日数は年間180日以内で、その範囲で営業する場合は、住宅宿泊事業法の届け出を行うことで始められます。
年間180日を超えてサービスを提供すると、「簡易宿泊所」または、国家戦略としての「特区民泊」に該当しまい、手続きも複雑になります。住宅宿泊事業法では、2か月ごとに定期報告を行うことで、提供日数が年間180日以内で営業しているかをチェックされることになっています。

実は、今から30年以上昔の、リゾートブームの頃に人気があった貸別荘も、今でいう民泊のひとつです。法整備がされていなかった当時は、国内利用者が多かった事、管理業者が運営していた事などによってトラブルも少なかったようですが、比較的簡単に始められる事から人気が高まり、衛生問題、地域住民とのトラブルや、無届の施設など、新たな問題も出てきました。
数年前に整備された住宅宿泊事業法では、衛生問題対策として換気、除湿、定期的な清掃等について。近隣住民とのトラブル対策として宿泊者への説明義務、苦情対応の義務が、定められています。また、実際に営業する場合は、寝具の交換や、ごみ捨てを民泊提供者がしなければなりません。そういったサービスを管理業務委託することも可能なため、その住宅に不在であっても(遠方に住んでいても)営業することが可能です。

観光地近くの民泊は特に需要が高まっているようで、昭和に建てられた和室のある空き家は、特に外国人や若者に人気があるそうです。
スクラップアンドビルドの回避にもなるし、日本の文化も伝えられて、松匠創美としてもお勧めしたいと思っています。

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メルマガ 2020/01/30

■ 第208号 ■ 家づくり雑記帖 「「木材がもたらす人への効果」

■ 第208号 ■ 家づくり雑記帖 「「木材がもたらす人への効果」

□・・───────────────2020年01月30日

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こんにちは、設計をしている田中です。
中国の新型ウイルスがどうなるのかとても気になりますが、関東では1月末が、今年のインフルエンザのピークになるそうです。実は、木造校舎はインフルエンザの感染抑制の効果があるとも言われています。ということで今日は、「木材がもたらす人への効果」について書いて見たいと思います。

日本住宅・木材技術センターによると、木造校舎と鉄筋コンクリートのRC造校舎と比較すると、インフルエンザによる学級閉鎖数が、木造校舎はRC造校舎の1/3。また、1人の児童が病欠する回数も木造校舎の方がRC造校舎の半分という調査結果があるそうです。この要因は、木材の持つ「調湿作用」によるものです。木は湿度が低い時には水分を放出し、湿度が高い時は水分を吸収します。インフルエンザが流行する1月2月は、湿度が45パーセント程度ですが、湿度が50パーセントを超えると感染力が下がります。木材で内装を仕上げた木造校舎の場合、調質作用により50パーセント程度になる為、学級閉鎖が減るという事のようです。

その他にも学校建築では、木材による心理的効果も高く評価されています。
児童の学校でのストレス調査では、木造校舎の方がRC造校舎より、集中、やる気が高くなりました。また、児童に学校での好きな場所は何処ですかという問いに対しても、木造校舎の場合は、廊下、階段などRC造校舎では出なかった場所が挙げられ、逆に保健室という回答が減っているそうです。木材で内装を仕上げられた学校の場合、児童が、床に座ったり寝そべったり、壁に寄り掛かる行為が増える事が報告されていて、おそらく子供たちのリラックスに繋がっているのではないかと思います。

リラックスと言えば、木の香りそのものもリラックス効果をもたらす事がわかっています。スギの香りは、脳の活性化と自律神経の鎮静化に効果があり、リラックス状態を作ります。スギやヒノキは、人にとってリラックスする香りですが、反対にダニにとってはストレスの要因のようで発生率が下がります。

その他にも、室内の木質化を上げると、わくわく感、行動力の向上や、紫外線を吸収する、吸音効果で音をまろやかにするなど、目と耳にやさしい効果もある事が解っています。また、転んでも骨折しにくい効果もあります。高齢者施設では、病気、怪我、痒み、不眠などの心身不調出現率が木質化によって下がる事が確認されていて、これらの木材がもたらす人への効果によるものと考えられています。

木が人に良い影響をもたらし、地球温暖化対策にもなり、経済を支えるものでもあるという事を木に触れながら子供達に伝えていこうという運動が年々高まっています。
自分でも書きながら、木って凄いなって、あらためて思いました。

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メルマガ 2019/12/26

■ 第207号 ■ 家づくり雑記帖 「焼杉材」と「年末年始の休業」

■ 第207号 ■ 家づくり雑記帖 「焼杉材」と「年末年始の休業」

□・・───────────────2019年12月26日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
先日まで12月とは思えないほど雨が降っていたかと思うと、急に寒くなってきました。昨年の12月と言えば、松匠創美で建てた家の「緑豊かな古都の家」の外壁材、焼杉を自分たちで焼きました。そしてまた新たに焼杉の家を着工する事になりました。という事で、今日は「焼杉材」について書いてみたいと思います。

焼杉材とは、杉の板の表面を炭化状に焼いたもので、主に外壁の仕上材として使われます。炭の黒い色の風情が落ち着いた雰囲気を演出して、近年人気が高まっています。
焼杉材の製造方法は、三角焼きと呼ばれるもの、バーナーで焼くもの、機械で焼くものなどがあります。三角焼きは、三枚の板を三角柱(煙突状)に縄で組んで立て、煙突状の足元から新聞紙等で内部に着火し、内側を綺麗に焼きあげる方法です。バーナーや機械で焼いたものは、一般的に表面の炭化層が薄いものが多いのに対して、三角焼きの場合は炭化層が厚くなります。

今回、焼杉材について書こうと思い資料を探してみますと、意外な事に多くありませんでした。本文が公開されている論文も東京大学の岡村健太郎助教授が研究助成した「焼杉に関する研究性能評価と普及に向けたフィジビリティスタディ」くらいです。しかも、その論文にも書いているように、焼杉材については、起源、地域分布、性能、生産性など基本的なことですら判然としないのが現状のようですし、特に性能については実験や科学的根拠が足りておらず、今後の研究に課題を残すところになっているようです。

一般には、杉板の表面を炭化状に焼くことで、耐久性、対候性、耐水性の向上、腐朽対策になり、表面が炭状になることで耐火性も増すと言われています。一方で、デメリットと言われているのが、触れると手や衣服が黒くなる事です。対策として、塗装と併用する場合もありますが、それでも炭が付着する事を完全に防ぐには至らない様です。また、メンテナンスフリーと勘違いされていることもあるようですが、メンテナンスは必要です。
この様な焼杉材ですが、これまでに建てられた築数十年の家の今を見ると、そのメリットを確実視する声が高いです。

松匠創美では、特にその天然の炭の深い黒色は、他には無い再現不可能なものとして、気に入っています。また、後々交換が必要になった場合も、同じサイズの板を製材し自分で焼く事も可能で住み継ぐ家に向いている材料だと思います。
これまで松匠創美で建ててきた家の下見板貼と同じように、将来的にも世の中から消えてしまわない材料ですので、お好みに合わせて選ばれると良いと思っています。

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年末年始休業のお知らせ
今年も松匠創美のメルマガを読んでいただきありがとうございました。
メルマガの発行にあたっては、なるべく公共機関や研究機関の情報を元に横流しとならないよう書くように努めております。つたない文章ではございますが、引き続き宜しくお願い致します。
年末年始の休業は、2019年12月28日(土)から、2020年01月05日(日)となります。
2019年1月6日(月)より通常業務いたします。
来年も皆様にとって良い年になるようお祈り申し上げます。
どうぞよいお年をお迎えください。

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メルマガ 2019/10/30

■ 第205号 ■ 家づくり雑記帖 「 太陽光発電の卒FIT その2 」

■ 第205号 ■ 家づくり雑記帖 「 太陽光発電の卒FIT その2 」

□・・───────────────2019年10月30日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
前回のメルマガでは、2019年11月以降に、太陽光発電パネルで発電した電気を電力会社が一定価格で10年間買い取る義務が終了するご家庭(卒FIT)が出始める事と、今後の電気の買い取りはどうなって行くのか、について書かせて頂きました。今日は「太陽光発電の卒FIT その2」と題しまして、今後の注意点について書いていきたいと思います。

10kw未満の住宅用太陽光発電パネルを設置した場合、電力会社の固定価格買取期間は10年間と決まっていて、2019年11月以降に買取義務期間の10年間が終了するご家庭が出始めます。この事を「卒FIT」といいます。

卒FITは、2019年問題とも言われるだけあって売電が今後どうなるのか心配な気持ちになっている方もいるようです。例えば、固定価格買取制度そのものが終了するという誤解もあるようですが、それは間違いです。終了する見込みなのは、産業用のみで、新たに設置された家庭用は、買取価格が引き下げられるものの10年間電力を買い取りしてもらう事が可能です。また、既に太陽光発電パネルが設置され、10年間の固定価格買取が実施されているご家庭が、10年満たないで買取打ち切りになるというものでもありません。

他にも憶えておきたい注意点があります。
・買取期間満了後に太陽光発電パネルを廃棄し新しく設置しても電力会社による10年間固定価格買取はありません。
・「卒FIT」しても、新たに電力会社と契約する事で、買取価格が下がるものの継続して売電できます。また、電力会社による仮想蓄電するという新サービスも始まりました。
・買取期間満了に合わせて急いで売電契約を結ばなくても大丈夫です。売電の価格やサービスの内容をじっくり検討してから新たに売電契約する会社を選択する事が可能です。
・蓄電池を設置した場合、家庭の電気を全て賄えるわけではありません。状況により電力会社から電気を買う必要が生じます。家庭の電気使用量によって状況は大きく異なります。
・現時点では、家庭用蓄電池を設置しても初期投資費用を早期回収できるケースは稀だそうです。現在のところのメリットは、自家消費率を上げる。停電時でも電気が使用できる。の2点です。

こうして注意点をまとめると、既に太陽光パネルを設置している人は、決断を慌てなくても良さそうです。太陽光パネル自体の寿命は、20年から30年と言われていますので、卒FITしても、まだ折り返し地点になります。また、今後、蓄電池の技術進歩、価格低下が進むと思いますので、太陽光発電システムを維持して、より良い使い方を考えていく事が大切だと思います。

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