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■ 第206号 ■ 家づくり雑記帖 「寒暖差でおきる健康被害」

■ 第206号 ■ 家づくり雑記帖 「寒暖差でおきる健康被害」

□・・───────────────2019年11月27日

木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)

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こんにちは、設計をしている田中です。
ここ一週間、温かかったり、寒かったりで体調を崩しくやすくなっています。着る服も、温かい上着を出してきたり、脱いだりと大変です。という事で、気温に関するお話で、「寒暖差でおきる健康被害」について書いてみたいと思います。

季節の変わり目になると、体調を崩しやすくなります。日によって寒暖差が違う為、気温の変化に体が対応しようと自発的に体温を上げようとしたり、下げようとしたりします。自覚が無いうちにエネルギーを消費して、疲労を蓄積していくことを「寒暖差疲労」といい、体調を崩す原因になっています。その予防方法の一つには、朝、外出前にしっかり食事をとって、体が目を覚ましてから、気候に合った服で外出するという、衣食住でいうところの、衣と食が大切ということだそうです。

これから更に寒くなると、こんどは衣食住の「住」がとても大切になります。
冬になると、室内の暖房をしている部屋とそれ以外の部屋での寒暖差が激しくなります。そのような温度環境の中、温かい部屋からトイレや脱衣所に行って服を脱ぐと、急激に血管が縮み血圧が上昇します。その結果、意識低下を引き起こす事や、ひどい時には心筋梗塞になる事があります。これをヒートショックといいます。特に急激な温度変化に対応しにくくなっている高齢者に起きる事が多く、年間での死亡者は、交通事故死より多いと言われています。冬に起きやすいヒートショックが年間通して起きる交通事故死より多いのですから衝撃的な事実です。
ヒートショックの対策はというと、やはり温度差を作らない事です。浴室、脱衣室、トイレは寒い方位に計画されることが一般的なので、理想はリフォームで断熱改修して温度ムラを減らしたいです。新築する場合も同じです。ただ、この冬を乗り越える為には、そういう訳にはいきません。お風呂に入る場合は洗面所を置き型の瞬間暖房器で温める。浴室をシャワーなどで温めるなどの対策が大切だと思います。トイレは、排便後に血圧が急に下がるという危険もあるので、そういう事も心しておきたいです。やはり瞬間暖房器や、ヒーター入りの便座に交換するのも有効手段だと思います。

日本人は入浴が大好きです。昨年の千葉大学の研究発表に、「お風呂の習慣(浴槽入浴)で要介護認定が3割減」というものがあり、夏も冬も入浴習慣があると要介護リスクが減るそうです。
寒いからと言ってお風呂場に向かうのを躊躇しない暮らしができると、長く健康に暮らせるのかも知れません。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
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