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松匠創美ブログ

‘耐力壁ジャパンカップ’ カテゴリーのアーカイブ

2017/11/15

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-9

9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメントについて、

これまで8回に渡りご紹介をしてきましたが、

9回目の今回が最終回となります。

このスタイルでの木造耐力壁ジャパンカップの最終回は、

トーナメント優勝が(株)ポラス暮らし科学研究所チームの壁

『SHINMEI』に決まり、残すは総合優勝と各賞の行方です。

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最終回のトロフィーがとっても素敵になっていました。

この一番背の高いトロフィーの総合優勝を手にしたのは、

アキュラグループ+東京大学木質材料学研究室+篠原商店

によるチーム匠の壁『紬~Final~』でした。

両横綱が各優勝を分け合った形になりました。

耐震部門賞:『SHINMEI』(株)ポラス暮らし科学研究所

デザイン部門賞:『紬~Final~』チーム匠

(アキュラグループ+東京大学木質材料額研究室+篠原商店)

加工・施工部門賞:『八龍』滋賀職業能力開発短期大学

環境部門賞:『グレコ』ポラス建築技術訓練校

審査員特別賞:『メケメケ』指定応力団網中組

東京木場製材(協)+(株)シネジック+東京大学木質材料学研究室

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各チーム、これまでに培った経験を活かした仕上がりで、

大会全体としましても総括するような内容になりました。

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毎回、この大会を縁の下で支えてくれた

日本建築専門学校 壁部の皆さんには、心から感謝です。

毎回、本当に楽しませてもらいました。

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木造耐力壁ジャパンカップの始まりは、稲山正弘先生が

日本建築専門学校での授業として考えられたもので、

今も会場の壁には、生徒さんの壁が展示されています。

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第7回大会からずっと見守ってきた大会が

終わってしまうことに一抹の寂しさはありますが、

ここで学んだことをこれからも実務で活かせるよう

取組んでいきたいと思っております。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

2017/11/08

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-8

9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメントでは、

優勝チームの耐力壁には、最後に単体加力ができる

権利が与えられます。今日はその様子をご紹介いたします。

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トーナメント優勝をしたのは、

㈱ポラス暮らし科学研究所チームの壁『SHINMEI』です。

ここまでに既に4回、戦っていますので、

どこまで記録を伸ばせるのか、楽しみです。

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結果は、最大変位376ミリ、最大荷重50.35KN

(約5t※1KN=0.102t )でした。

記録更新とはなりませんでしたが、素晴らしい記録です。

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376ミリと大きく変位可能な柔軟でしなやかな壁は、

部材が脆性的な破壊をすることなくバランスが良く壊れ、

たいへん高い耐震評点を上げることになりました。

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これまでの経験をぎゅっと凝縮し

耐力壁ジャパンカップを総括するような壁は、

斜材と貫のバランスがほど良く、

二重梁や二重土台との組み方も上手く、

絶妙な壁に仕上がっていました。

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足元はロングビスと金輪で固めていましたので、

解体へは、それなりの覚悟と気合で臨んでおられましたが、

やはり相当な時間を要していました。

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大会の最後を飾るにふさわし素晴らしい壁でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございまた。

2017/11/02

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-7

今日は9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメントの

いよいよ決勝戦の戦いをご紹介いたします。

決勝の対戦は、順当に予選1位対2位の戦いとなりました。

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写真左、予選2位通過の壁 『SHINMEI』 は、

この大会、最多トーナメント優勝を果たしている

㈱ポラス暮らし科学研究所チームです。

一方の写真右、予選1位通過の壁 『メケメケ』 は、

この大会が始まるきっかけをつくり、育てて来られた

東京大学大学院 教授の稲山正弘先生率いる

東京木場製材協同組合、株式会社シネジック、

東京大学木質材料学研究室による連合チームになります。

どちらもこの大会の勘所を知り尽くした2チームによる

最後の戦いはどちらが制するのか、楽しみです。

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結果は、写真では分かりにくいのですが、

どちらも破壊には至らず、変位のより少なかった

『SHINMEI』がトーナメント優勝を飾りました。

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応援に熱が入る学生さんたちだったのですが・・・。

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斜材は積み上げるように組み上げられています。

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裏から見ますとその組み方の複雑さが分かります。

本当に綿密に計算されつくした壁なのですが、

『SHINMEI』に対し、材料密度が高い分、

どうしても固さが出てしまったような気がします。

脆性的な破壊は起こらないようになっていますが、

小さな破壊の積み重ねにより脆弱化し、

結果、変位が大きくなってしまったのではないでしょうか。

先行した『メケメケ』でしたが、僅差で敗れました。

激戦の様子は見所満載で、楽しめました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日からは3連休、お天気に恵まれますように

良い連休をお過ごし下さい。

2017/10/25

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-6

今日は9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメントの話です。

準決勝の第2戦目は、予選4位で通過した壁『紬~Final~』

対予選2位通過の壁『SHINMEI』の対戦になります。

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写真左、予選4位通過の壁『 紬~Final~ 』 は、

アキュラグループ+東京大学木質材料学研究室+篠原商店の

チーム匠が、第15回大会でトーナメント優勝した

『紬~evolution~』のように、金物、接着剤を一切使わず、

国産針葉樹製材を用い、環境に配慮した壁とのこと。

写真右、予選2位通過の壁 『SHINMEI』 は、

㈱ポラス暮らし科学研究所チームで、

一般流通材に金物を使用した壁になります。

埼玉発祥のハウスメーカー2社による対戦は、

どんな結果になるのか、楽しみです。

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結果は、『 紬~Final~ 』の貫が破断したことにより、

『SHINMEI』が勝利し、決勝進出を決めました。

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この2体の壁対決、凄かったのは、『 紬~Final~ 』が

破断するまで、全く同じ動きを2体の壁がしていた事。

グラフの2本の線が途中まではまるで1本のようです。

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破断してしまった貫は、込み栓部分で破断していました。

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開口部を挟み、上下共に同じ部分で破断しています。

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更に下から見上げますとこんな風に割れており、

全体的にバランスよく破断していることが素晴らしいです。

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また、チーム匠は、匠を名乗っているのは伊達でなく、

加工がとっても丁寧で美しいのです。

解体後に今回もホゾを触らせていただきましたが、

ツルツルに仕上がっていました。

細部にまで行き届いた壁はたいへん興味深く、

楽しませていただきました。

次回はいよいよ決勝戦の話になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2017/10/19

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-5

今日は9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメントの話です。

準決勝の第1戦目は、予選1位で通過した壁『メケメケ』

対予選3位通過の壁『伊達なビス絵巻』の対戦になります。

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写真左、予選3位通過の壁『 伊達なビス絵巻 』 は、

ピスメーカーのシネジックwithKMC チームです。

1回戦で選5位の壁『格子くん』を破っての準決勝進出です。

面材とビスを使用した今大会の中では剛の壁です。

写真右、予選1位通過の壁 『メケメケ』 は、

東京木場製材協同組合、株式会社シネジック、

東京大学木質材料学研究室による連合チームです。

予選1位通過の実力を発揮し順当に勝ち上がるのか、

どちらもビスメーカー シネジックが参加した

ロングビス対決、どんな結果になるでしょう。

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結果は、『 伊達なビス絵巻 』の合板と柱の接合部が

破断したことで、『 メケメケ 』の決勝進出が決まりました。

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上部は向かって右側で割裂が起きています。

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一方の下部では、向かって左側に割裂が見られます。

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また、合板の開口部の折れ点にも割れが生じています。

元々の設計では開口がない状態で実験をしていたそうで、

計量で重量オーバーしており、それを解消するため

急遽開けたこともあり、予期せぬ結果だったようです。

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土台の上に補強のため敷かれたイペ材です。

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あーだこーだと楽しんでいるところです。

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ロングビスはとにかく解体に時間が掛かります。

特殊な加工をした電動ドライバーを使用して行います。

次回は準決勝第2戦目の対戦をご紹介したいと思います。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

2017/10/13

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-4

今日は9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメント第4戦目の話です。

第4戦は、予選2位通過対8位通過の対戦になります。

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写真左、予選2位通過の壁『 SHINMEI 』 は、

耐力壁ジャパンカップトーナメント最多優勝チームの

㈱ポラス暮らし科学研究所です。

毎年大会を盛り上げてくれるチームですが、

今年は、例年の無骨な強度一辺倒の壁ではなく、

伊勢神宮に代表される神明造りをイメージしたという

「斜材」と「貫材」を組み合わせた柔剛合わせもつ壁です。

写真右、予選8位通過の壁 『わでぃん』 は、

かつてポラス建築技術訓練校で大会に参加し、

現在は大工として現場で働いている方たちが、

最後の大会ということで、ポラスハウジングチーム

としてエントリーです。

同門対決は、どんな結果になるでしょう。

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やはり、ここは研究所チームが力を見せつけ

『SHINMEI 』 あまり動かず、勝利を収めました。

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『わでぃん』 の足元です。さすがに現役大工さんチームです。

如何に加工を単純化するかを目指すことの多い

大学チームに比べ、加工に手間がかかっています。

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強い力がかかるホゾには、金物で補強をしていたり、

細かい工夫がされています。

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何と言っても解体作業を安心して見ていられますし、

ホウキの使い方も手慣れていて、流石な感じがしました。

訓練校チームの頃は、道具の使い方もぎこちなかったのに

すっかり成長されている姿が頼もしかったです。

研究所チームには、負けてしまいましたが、

拍手を送りたいと思います。お疲れ様でした。

さて、今週は月曜日が休日だったと言う事もあり、

あっと言う間にまた週末な感じがしています。

急に寒くなっておりますので、

暖かくして良い週末をお過ごし下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2017/10/05

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-3

今日は、昨日に引き続きまして、9月18日に

日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメント第3戦目の話です。

第3戦目も予選4位通過対予選6位通過の対戦と言う事で、

好勝負を期待したいところです。

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写真左、予選6位の壁『グレコ』は、

少し前に校舎を見学に伺いました、

ポラス建築技術訓練校のチームです。

短時間に施工可能で金物を使用していない壁は、

仕口にそれぞれ工夫を凝らしているとのこと。

写真右、予選4位の壁『紬~Final~』は、

久しぶりにエントリーのアキュラグループ+

東京大学木質材料学研究室+篠原商店のチーム匠です。

金物や接着剤を一切使わず、国産針葉樹材を用いた壁は、

縦貫材をギッシリ並べ、力の分散を狙ったとのことです。

最終回と言う事で、帰って来た大横綱チーム匠に対して、

ポラス建築技術訓練校チームがどこまで対抗できるか

金物を使用していない同士の壁対決楽しみです。

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結果は、『グレコ』の柱が破断したことで、

『紬~Final~』の勝利です。

やはり斜材の接合部が厳しかったようです。

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第2戦では、縦横の格子壁が

面材をビスで固めた堅い壁に敗れましたが、

第3戦では、縦横で紡いだ壁が

斜材の入った堅目の壁に勝利しました。

こんなことも楽しいところのひとつです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2017/10/04

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-2

今日は、9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメント第2戦目の話です。

第2戦目は、予選5位通過対予選3位通過の

対戦になりますので、好勝負が期待されます。

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予選5位の壁『格子くん』(上の写真左)は、

東京理科大学永野研究室野田醤油コーラ′sチームです。

柱の内側にもう1本ずつ柱を抱かせ、6本の横貫と

格子に編んだような構造ですが、上部と下部の一部に

スギの面材が入っています。金物は使用されていません。

一方の予選3位の壁『伊達なビス絵巻』(上の写真右)は、

シネジックwithKMC チームです。

シネジックは、ビスメーカーさんですので、

今回もしっかりとビスを使用した壁で臨みます。

しかし、今回は金物重量制限ルールがありまして、

木材による込み栓も併用して対応したとのこと。

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結果は、ジャッキが引ける長さ一杯の450㎜に達した時点で

変位の小さい方の勝ちというルールにより、

450㎜に達した時点では、どちらも壊れていないのですが、

より変位の大きかった『格子くん』の敗退が決まりました。

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『伊達なビス絵巻』はビスで固めた堅い壁でしたので、

貫構造の柔軟な壁の『格子くん』は、変位が大きく、

足元の土台にだいぶ負担がかかっていたようです。

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良く見ますと貫を固定すクサビの形状に工夫が見られます。

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簡易に解体できるようにも工夫したと言うだけあって、

学生さんでも、あっと言う間に解体を終える事が出来ました。

『伊達なビス絵巻』壁、準決勝進出おめでとうございます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

2017/09/26

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ

今日は、9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメントの話です。

今年新たに追加されたルールがありまして、

それは、壁に45センチ角の開口を空けるというものです。

このルールにより新鮮な壁による対決が見られました。

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それでは、最初の対戦からご紹介いたします。

予選1位通過の壁『メケメケ』(上の写真)は、

東京木場製材協同組合、株式会社シネジック、

東京大学木質材料学研究室による連合チームです。

オールヒノキ材で、土台のみ集成材を使用とのことですが、

さすが、東京木場製材協同組合さんの用意された

節のない素晴らしい材です。これをネジメーカーである

シネジックさんのロングビスによりしっかりと固定しています。

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対するのは、予選を7位で通過した

滋賀職業能力開発短期大学校の壁、『八龍』です。

金物などの非木材を一切使わずにカシの込み栓のみで

アカマツによる構造部材の接合部を固定しています。

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この2体、デザイン的には近しい感じも致しますが、

予選通過順位からも推察される通り、

見るからに材積に差があり、強度の違いは明らかでした。

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斜材により初期剛性はそこそこあったのですが、

その分、脆性的破壊が起こりやすいリスクもありました。

結果、柱が破断し、勝敗は決まりました。

実際の建物も筋違いが使われていますので、

建物が脆性的破壊により倒壊することがないよう

如何に粘らせるかが、大切な構造要件となります。

初戦からいい勉強をさせて頂きました。

耐力壁ジャパンカップの話は、続きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2017/09/21

夏の富士山

9月16日、17日、18日の3連休に

今年も木造耐力壁ジャパンカップが開催されました。

今年は記念すべき第20回大会であり、

この形式での開催は、今回限りと言う事で見逃せないと思い

決勝トーナメントの行われた18日に出掛けて来ました。

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この日は、台風18号が日本列島を縦断するとの予報でしたので、

最後の今年も富士山を望むことは無理なのかぁ~と

半ばあきらめて居りましたが、朝の9時過ぎに

会場となる日本建築専門学校へ到着した時には、

写真のようにクリアな富士山をみることが出来ました。

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しかし、その後は雲に隠れて中々その姿を見ることが出来ません。

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時折会場の外へ出て、富士山が顔を出されることを

期待して見ていたのですが、刻々と雲の様子に

変化は見られるものの中々姿を現してはくれません。

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大会の終盤、やっと富士山を山頂まで見ることが出来ました。

葉山辺りからですと冬場の富士山は

クリアに見える機会が多くあるのですが、

夏場は湿度が高くあまり見る機会がないため

見慣れていないので、とても新鮮に映りました。

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赤く染まったように見えるその姿も美しいです。

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陽が沈みシルエットになっても美しいです。

最後に富士山を間近に拝むことが出来良かったです。

最終回の耐力壁ジャパンカップの様子につきましては、

少しずつ、お伝え出来ればと思っております。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。