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松匠創美ブログ

‘耐力壁ジャパンカップ’ カテゴリーのアーカイブ

2017/10/19

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-5

今日は9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメントの話です。

準決勝の第1戦目は、予選1位で通過した壁『メケメケ』

対予選3位通過の壁『伊達なビス絵巻』の対戦になります。

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写真左、予選3位通過の壁『 伊達なビス絵巻 』 は、

ピスメーカーのシネジックwithKMC チームです。

1回戦で選5位の壁『格子くん』を破っての準決勝進出です。

面材とビスを使用した今大会の中では剛の壁です。

写真右、予選1位通過の壁 『メケメケ』 は、

東京木場製材協同組合、株式会社シネジック、

東京大学木質材料学研究室による連合チームです。

予選1位通過の実力を発揮し順当に勝ち上がるのか、

どちらもビスメーカー シネジックが参加した

ロングビス対決、どんな結果になるでしょう。

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結果は、『 伊達なビス絵巻 』の合板と柱の接合部が

破断したことで、『 メケメケ 』の決勝進出が決まりました。

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上部は向かって右側で割裂が起きています。

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一方の下部では、向かって左側に割裂が見られます。

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また、合板の開口部の折れ点にも割れが生じています。

元々の設計では開口がない状態で実験をしていたそうで、

計量で重量オーバーしており、それを解消するため

急遽開けたこともあり、予期せぬ結果だったようです。

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土台の上に補強のため敷かれたイペ材です。

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あーだこーだと楽しんでいるところです。

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ロングビスはとにかく解体に時間が掛かります。

特殊な加工をした電動ドライバーを使用して行います。

次回は準決勝第2戦目の対戦をご紹介したいと思います。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

2017/10/13

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-4

今日は9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメント第4戦目の話です。

第4戦は、予選2位通過対8位通過の対戦になります。

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写真左、予選2位通過の壁『 SHINMEI 』 は、

耐力壁ジャパンカップトーナメント最多優勝チームの

㈱ポラス暮らし科学研究所です。

毎年大会を盛り上げてくれるチームですが、

今年は、例年の無骨な強度一辺倒の壁ではなく、

伊勢神宮に代表される神明造りをイメージしたという

「斜材」と「貫材」を組み合わせた柔剛合わせもつ壁です。

写真右、予選8位通過の壁 『わでぃん』 は、

かつてポラス建築技術訓練校で大会に参加し、

現在は大工として現場で働いている方たちが、

最後の大会ということで、ポラスハウジングチーム

としてエントリーです。

同門対決は、どんな結果になるでしょう。

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やはり、ここは研究所チームが力を見せつけ

『SHINMEI 』 あまり動かず、勝利を収めました。

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『わでぃん』 の足元です。さすがに現役大工さんチームです。

如何に加工を単純化するかを目指すことの多い

大学チームに比べ、加工に手間がかかっています。

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強い力がかかるホゾには、金物で補強をしていたり、

細かい工夫がされています。

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何と言っても解体作業を安心して見ていられますし、

ホウキの使い方も手慣れていて、流石な感じがしました。

訓練校チームの頃は、道具の使い方もぎこちなかったのに

すっかり成長されている姿が頼もしかったです。

研究所チームには、負けてしまいましたが、

拍手を送りたいと思います。お疲れ様でした。

さて、今週は月曜日が休日だったと言う事もあり、

あっと言う間にまた週末な感じがしています。

急に寒くなっておりますので、

暖かくして良い週末をお過ごし下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2017/10/05

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-3

今日は、昨日に引き続きまして、9月18日に

日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメント第3戦目の話です。

第3戦目も予選4位通過対予選6位通過の対戦と言う事で、

好勝負を期待したいところです。

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写真左、予選6位の壁『グレコ』は、

少し前に校舎を見学に伺いました、

ポラス建築技術訓練校のチームです。

短時間に施工可能で金物を使用していない壁は、

仕口にそれぞれ工夫を凝らしているとのこと。

写真右、予選4位の壁『紬~Final~』は、

久しぶりにエントリーのアキュラグループ+

東京大学木質材料学研究室+篠原商店のチーム匠です。

金物や接着剤を一切使わず、国産針葉樹材を用いた壁は、

縦貫材をギッシリ並べ、力の分散を狙ったとのことです。

最終回と言う事で、帰って来た大横綱チーム匠に対して、

ポラス建築技術訓練校チームがどこまで対抗できるか

金物を使用していない同士の壁対決楽しみです。

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結果は、『グレコ』の柱が破断したことで、

『紬~Final~』の勝利です。

やはり斜材の接合部が厳しかったようです。

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第2戦では、縦横の格子壁が

面材をビスで固めた堅い壁に敗れましたが、

第3戦では、縦横で紡いだ壁が

斜材の入った堅目の壁に勝利しました。

こんなことも楽しいところのひとつです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2017/10/04

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ-2

今日は、9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメント第2戦目の話です。

第2戦目は、予選5位通過対予選3位通過の

対戦になりますので、好勝負が期待されます。

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予選5位の壁『格子くん』(上の写真左)は、

東京理科大学永野研究室野田醤油コーラ′sチームです。

柱の内側にもう1本ずつ柱を抱かせ、6本の横貫と

格子に編んだような構造ですが、上部と下部の一部に

スギの面材が入っています。金物は使用されていません。

一方の予選3位の壁『伊達なビス絵巻』(上の写真右)は、

シネジックwithKMC チームです。

シネジックは、ビスメーカーさんですので、

今回もしっかりとビスを使用した壁で臨みます。

しかし、今回は金物重量制限ルールがありまして、

木材による込み栓も併用して対応したとのこと。

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結果は、ジャッキが引ける長さ一杯の450㎜に達した時点で

変位の小さい方の勝ちというルールにより、

450㎜に達した時点では、どちらも壊れていないのですが、

より変位の大きかった『格子くん』の敗退が決まりました。

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『伊達なビス絵巻』はビスで固めた堅い壁でしたので、

貫構造の柔軟な壁の『格子くん』は、変位が大きく、

足元の土台にだいぶ負担がかかっていたようです。

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良く見ますと貫を固定すクサビの形状に工夫が見られます。

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簡易に解体できるようにも工夫したと言うだけあって、

学生さんでも、あっと言う間に解体を終える事が出来ました。

『伊達なビス絵巻』壁、準決勝進出おめでとうございます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

2017/09/26

第20回 木造耐力壁ジャパンカップ

今日は、9月18日に日本建築専門学校で開催されました

木造耐力壁ジャパンカップ決勝トーナメントの話です。

今年新たに追加されたルールがありまして、

それは、壁に45センチ角の開口を空けるというものです。

このルールにより新鮮な壁による対決が見られました。

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それでは、最初の対戦からご紹介いたします。

予選1位通過の壁『メケメケ』(上の写真)は、

東京木場製材協同組合、株式会社シネジック、

東京大学木質材料学研究室による連合チームです。

オールヒノキ材で、土台のみ集成材を使用とのことですが、

さすが、東京木場製材協同組合さんの用意された

節のない素晴らしい材です。これをネジメーカーである

シネジックさんのロングビスによりしっかりと固定しています。

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対するのは、予選を7位で通過した

滋賀職業能力開発短期大学校の壁、『八龍』です。

金物などの非木材を一切使わずにカシの込み栓のみで

アカマツによる構造部材の接合部を固定しています。

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この2体、デザイン的には近しい感じも致しますが、

予選通過順位からも推察される通り、

見るからに材積に差があり、強度の違いは明らかでした。

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斜材により初期剛性はそこそこあったのですが、

その分、脆性的破壊が起こりやすいリスクもありました。

結果、柱が破断し、勝敗は決まりました。

実際の建物も筋違いが使われていますので、

建物が脆性的破壊により倒壊することがないよう

如何に粘らせるかが、大切な構造要件となります。

初戦からいい勉強をさせて頂きました。

耐力壁ジャパンカップの話は、続きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2017/09/21

夏の富士山

9月16日、17日、18日の3連休に

今年も木造耐力壁ジャパンカップが開催されました。

今年は記念すべき第20回大会であり、

この形式での開催は、今回限りと言う事で見逃せないと思い

決勝トーナメントの行われた18日に出掛けて来ました。

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この日は、台風18号が日本列島を縦断するとの予報でしたので、

最後の今年も富士山を望むことは無理なのかぁ~と

半ばあきらめて居りましたが、朝の9時過ぎに

会場となる日本建築専門学校へ到着した時には、

写真のようにクリアな富士山をみることが出来ました。

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しかし、その後は雲に隠れて中々その姿を見ることが出来ません。

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時折会場の外へ出て、富士山が顔を出されることを

期待して見ていたのですが、刻々と雲の様子に

変化は見られるものの中々姿を現してはくれません。

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大会の終盤、やっと富士山を山頂まで見ることが出来ました。

葉山辺りからですと冬場の富士山は

クリアに見える機会が多くあるのですが、

夏場は湿度が高くあまり見る機会がないため

見慣れていないので、とても新鮮に映りました。

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赤く染まったように見えるその姿も美しいです。

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陽が沈みシルエットになっても美しいです。

最後に富士山を間近に拝むことが出来良かったです。

最終回の耐力壁ジャパンカップの様子につきましては、

少しずつ、お伝え出来ればと思っております。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

2016/10/06

第19回 木造耐力壁ジャパンカップ-4

少し間が空いてしまいましたが、

今日は、今年の耐力壁ジャパンカップ予選1日目を

見学してきた際のお話、まとめです。

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写真は『歩夢(あむ)ちゃん』が完成したところです。

組み立て時間が短く、材料費も抑えられていますが、

やや、耐力不足感は拭えません。

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一方、『軌条(きじょう)』の出来上がりです。

組み立てに1時間2分30秒と、

制限時間を2分30秒超えてしまいましたが、

見るからに強靭な耐力がありそうです。

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割裂防止を狙ったファイバーテープも

もちろん考えられた位置に巻かれています。

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壁の高さを自由に変更できるように、

中間梁を金輪で固定しているのですが、

寸法をタイトに仕上げているため、嵌めるのに苦労していました。

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一番大変そうだったのが長ビスの固定ですが、

その中にも、細かい工夫がありました。

それは、柱を土台に固定している4本の長ビスが、

柱のホゾに対して直行に打ち込まれるように

柱のホゾを、45度回転させ、割裂しにくくしてあります。

今年で19回と回を重ねてきた大会ですが、

高さ3m、巾91cmの壁の中で

こんなに沢山の創意工夫が生まれ続けていることが、

とても興味深いところです。

来年も行われることを楽しみに待ちたいと思います。

木造耐力壁ジャパンカップのFacebookもありますので、

お時間があれば、ご覧になってみて下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2016/09/29

第19回 木造耐力壁ジャパンカップ -3

今日も今年の耐力壁ジャパンカップのお話です。

初日に組み立てを行ったもうひとチームは、

会場になっている日本建築専門学校です。

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(株)ポラス暮らし科学研究所による耐力壁『軌条』の

組み立てが続いている中、そのお隣で作業開始です。

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今年の耐力壁の名前は『歩夢(あむ)ちゃん』です。

4本の柱を貫くように通し抜きを設け、

その最上部と最下部には、無垢の松板を落とし込み、

左右には檜の板を編むように取付けてあります。

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固定は樫の込み栓のみで、非木材は使用していません。

日本建築専門学校では、実技を学んでいることもあり、

いつも学生さんとは思えない的確な動きをみせて、

感心させられるのですが、今回もいい動きで、

順調に完成させてしまいました。

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一方、高い耐力を持つ壁にすることを狙っている

『軌条』は、固定するための部材が多く使用されていて

組み立てに時間がかかります。

そこで、先に完成した『歩夢(あむ)ちゃん』から

荷力試験を行うことになりました

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壁単体に荷力をして、1/60ラジアンか

47.2mm倒れるところまでの耐力を測定します。

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グラフが急角度で上っていく壁程、初期剛性が高く、

『歩夢ちゃん』は反対のゆるい壁ということが分かりました。

予選突破は、中々厳しそうです。

耐力壁ジャパンカップの話は、もう少し続きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2016/09/27

第19回 木造耐力壁ジャパンカップ‐2

昨日に引き続き、木造耐力壁ジャパンカップについてです。

今年の参加耐力壁は、10体でしたので、

8体による決勝トーナメント進出をかけて、

1日目は2体の耐力壁による予選が行われました。

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レフリーの合図で組み立て開始です。

1体目は、木造耐力壁ジャパンカップの協賛企業

(株)ポラス暮らし科学研究所さんの軌条(キジョウ)です。

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材料は、事前に組み立て易いように配置して置きます。

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土台の黒い部分は、割裂防止を狙って

グラスファイバーテープを巻きつけています。

このテープは、耐震補強の際に使われたりもします。

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耐力壁の基本部分は横に寝かして組み立てていました。

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その基本部分が組みあがったところで土台の上に建て、

両サイドの柱も建ててから、上部に桁を落とし込みます。

基本的なかたちが組みあがりましたら、固定です。

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固定するのは、30センチ前後の長いビスですし、

かなりの数をねじ込まなければなりませんので、

インパクトドライバーでさえ、焼け付いてしまいそうでした。

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作業を終えた人から掃除をし、脚立など

使用した道具類を所定の場所へ片付け、組み立て終了です。

次回は、もう一体の耐力壁をご紹介いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2016/09/26

第19回 木造耐力壁ジャパンカップ

今年も先週の3連休に富士の裾野にあります

日本建築専門学校におきまして、

第19回 木造耐力壁ジャパンカップが開催されました。

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これまで第12回大会より毎年欠かさずに足を運び

その様子はブログでもご報告して参りましたが、

昨年はすみません、決勝トーナメント1回戦までしか

ご紹介せずに今年の大会を迎えることになってしまいました。

そこで、今年は少し趣向を変えまして、

決勝トーナメントではなく、予選を観戦して参りましたので、

その様子をご報告をさせていただきたいと思います。

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まずは搬入された材料の梱包を解き、

実際に搬入された材料と提出されたデータシートとの

整合性を確認します。

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次に環境負荷も審査対象になっておりますので、

持ち込まれた材料の種別ごとに重量計測します。

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計測を終えましたら組み立てを行うために

会場に指定された5.5m四方の所定の位置に

全ての材料、工具を移動します。

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事前に桁は上部に吊るしておきます。

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施工時間は1時間を限度とし、それを超えて要した時間は、

3倍にして加算されます。

あまりに複雑すぎる壁は耐力壁として実現が難しくなるため、

実現可能な壁を目指して設けられたルールです。

また、作業中はレフリーが配置され、

危険行為と判断された場合には、警告の笛が鳴らされ、

2回以上吹かれるとペナルティがあります。

これは実際の施工時に事故なく作業を行う必要があることから、

設けられたルールです。

ここまで前置きが長くなってしまいましたので、

実際の組み立ての様子は、次回ご紹介いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。